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2020年5月31日

【山口県の滝データ】山口市(旧徳地町)の滝・足谷の滝

山口市徳地町大字三谷
落差 10M



徳地町のICから大原湖方面に約3キロ進み 山口鹿野線の県道26号を鹿野方面へ。
「奈良原」のバス停手前で集落のほう(小さい看板あり)に右折すると 足谷川と船谷川に向かう林道があるんで左手に延びている「足谷林道」を進む。ちなみに平成17年3月時点で この林道は舗装されてはいるが、倒木が多く路面はズルズル。倒木が道路の上に容赦なく倒れているので 車高の高い車は避けたほうが良い。

「足谷の滝」は杉林の中にあるが 当然 案内板もなにも無し。割とまとまった形の滝ではあるが 杉林が邪魔で景観は良くない。むりやり進めば滝つぼまで行けそうな気もするが 足元がハッキリしないし夏場は何か出そうなんで止めたほうがいいと思う。

そういえば「奈良原バス停」は 看板の文字が消えていたんで見落とさないように。(コンクリでBOXのように作られたバス停)

【追加情報 H18.04.11】

久しぶりに訪れたら、奈良原バス停手前から一つ手前の分かれ道に「足谷の滝」と書かれた小さい看板が設置されているのを発見。

看板そのものは古いが 文字は最近になって書かれたような感じだったな・・・ただし この看板が設けられたからといっても そこだけで後は特に標識も説明もないから やっぱり知らないと林道入り口で迷うと思うぞ。

2020年5月30日

【山口県の滝データ】山口市(旧徳地町)の滝・観音の滝

山口市徳地野谷
落差 下の滝:約30M 上の滝:約20M

下の滝
下の滝
「大原湖ふれあいパーク」から防府・仁保方面に国道489号を約400M進むと 道路沿いに「観音の滝」に向かう遊歩道の看板があり、そこから丘を越えて約700Mほど進むと現れる滝。 2段構造で さらに150M進むともう一本の滝が現れる。

特に詳しい説明や資料がないんで正確な落差は不明だが 下の滝は直下部分が10M、ナメ滝部分が20Mほどで 上の滝は3段で約20Mくらいか。マイナーな滝の割に上下ともかなりの迫力があって アプローチは確かにしんどいが満足度は高い。

上の滝
登山道は入り口付近の路肩に普通車1台くらいは駐車可能。そこから結構な上り坂の山道を進み、「遊歩道」の看板の指示通り進むと沢が現れる。この沢をヒーヒー言いながら進むと観音の滝だ。 


上の滝
この遊歩道は距離の割にきついし 最後に2~300Mほどの沢登りが待っているんで それなりの靴で臨んだほうが良い。 
ちなみにこの遊歩道は私有地で、おそらくマツタケの関係だろうと思われるが 9月15日から11月10日までは入山禁止になっている。

2020年5月29日

【山口県の滝データ】山口市(旧徳地町)の滝・天神の滝

山口市徳地町大字鯖河内
落差 17M



徳地町を代表する滝。流れは細いが 見るからに清楚な形に水が広がり 「水の落ち口の傍にある一本の木の根っこ」と「苔むした岩」のアクセントを加えていて なかなかインパクトはある滝だ。(渇水期にはどうなるのか知らないが・・・)
滝の周りはモミジなどの木々で囲まれているので 紅葉の時にもう一度来て見たい、と思ってしまった一品だ。



ココに行くルートは説明や案内板が無いんで ちょっとわかりづらい。 
徳地町の堀交差点から国道376号を島地方面に進み 県道9号を「法光寺・阿弥陀堂」方面に進む。 法光寺に着いたら左の郵便局方面に進み、交番のすぐ傍から山に向かう急勾配の坂を上っていく。(車一台が通れる幅の道)  ちょっとした集落を通り過ぎると山の中に入った辺りで2~3台の駐車スペース有り。(小さい手書きの「P」と書かれた板がある) 
そこから歩いて3分で天神の滝。

後日 調べた結果では 滝の上の道路にも駐車場があって そこは比較的広いスペースがあるんでUターンも可能だったな。ただし滝の下に降りる道は少し遠くなるかも。



滝の落ち口に回るとこのような祠がヒッソリと祀ってあったが どういう謂れがあるのかは不明。 とりあえず拝んでおこう。

2020年5月28日

【山口県の滝データ】山口市(旧小郡町)の滝・八方原の滝

山口市小郡上郷八方原
落差 2M



じんじんさんに教えていただいた小郡の八方原地区に流れ落ちる小滝。落差は2Mくらいしかなく 滝というのもおこがましいんだが、信仰の匂いが感じられる素朴な雰囲気がなにげに気に入っているぞ。

この滝に関しては2008年3月1日付の地域コミュニティ情報誌、「サンデー山口」の記事が詳しいんで そのまま無断で転記させていただこう。

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小郡上郷の高山造庭園裏の山中に名もなき小さな滝があり、そこには不動明王・馬頭観音・十一面観音の3体の石像が立ち並んでいる。これらの石像は95年の台風の際に、折れた木があたって滝つぼへ落ちてしまったが、12年の時を経て、山の所有者・原田温子さん(68)を中心に地元有志や工事業者らが協力して復旧。この度、整備が完了し、あす2日午前10時から同滝でお祝いの祭りが開かれる。

 小郡上郷八方原の猿ヶ馬場地区にあるこの小さな滝は、昔は地元の子どもたちの遊び場になっていた。また、滝周辺には不動明王・馬頭観音・十一面観音の3体の石像と拝み小屋があって、信仰の場「八方原のお不動様」としても知られていたが、年々訪れる人が減っていき、今では同地区のわずかな人が知るのみとなった。


 この不動明王の石像は、現在の山の所有者・原田温子さんの曽祖母にあたる原田タミさんが、大日教会小郡支部・四百田連妙氏らと共に瀧光徳寺(佐賀県)へ参詣した際に、夢で“お不動様”から「不動明王を建立すれば、症状が悪化している足も良くなる」とのお告げを聞き、1933年に夫の栄作さんらと建立したとされている。
 その後も信仰する人たちの手で守られてきたが、95年、大型台風の直撃で周辺の木々が折れ、石像に覆いかぶさるように倒木。3体とも滝つぼへと落ちてしまい、横の小屋も吹き飛ばされてしまった。


 復旧を願う人々が元の位置に戻そうと努力するも、1?もある石像を持ち上げるのは容易でなく、起こすのが精いっぱい。それでもできることはしようと、滝までの山道の草刈りや整備は続けたが、像は長年そのままの状態で置かれていた。


 そんな状況が10年ほど続き、半ば現状復帰を諦めかけていたところ、原田さんの知人で、たきぎ用の木を探していた人がこの話を聞き、滝周辺の倒木を切り出してくれることに。2年がかりで木が撤去され、滝の周りが安全できれいになった07年12月、事態はさらに急展開を見せた。ちょうど同じ山で鉄塔の建設工事をしていた職人たちが、落ちたままになっていた石像を滝の上まで運んでくれたのだ。これに併せて、原田さんらも滝へと続く山道に案内板と下り坂に階段を設け、石像にはそれぞれの「真言」を書いた札も立て、作業は無事完了。滝と石像は12年の時を経て元の姿に戻った。


 これを記念し、信仰する人たちは約50年ぶりとなる「八方原お不動様お祭り」の開催を決定。あす2日午前10時から同滝で、瀧光徳寺住職を招いて執り行われる。原田さんは「お不動様のご縁があってか、たくさんの人が協力してくれ、とても感謝している。お祭りには地元の人だけでなく多くの人に参加してもらい、八方原のお不動様を知ってもらいたい」と話している。

2020年5月27日

【山口県の滝データ】山口市(旧小郡町)の滝・観音の滝 / 権現の滝

【観音の滝】

山口市大字上郷
落差 10M 

観音の滝
小郡町の北部、山口市と美東町の境目に近い榾木山(ほたぎやま)の登山道にある滝。 榾木山は小郡町の最高峰に当たる山だが展望は良くないらしい。

とある「山口の里山案内の本」に この滝についての記述が載っていたんだが、「観音滝」という名前どおり 傍にあるでっかい岩に観音様が祀られていて 地元の人にひっそりと信仰されている存在なんだそうな。

岩屋観音
なだらかなナメ滝で 4段くらいの構造で長さは約10M。 落差というか 角度はそれほどでもないと思うが 周りの風景とあわせて考えると存在感はまあまあ。

ちなみにこの日は台風の影響か、川の流れのど真ん中にでっかい杉の木の倒木があって 滝の看板が設置されていた場所からでは その倒木が邪魔で全体が見えなかったな。
この写真はその倒木の上にまたがって撮影したものだ。ちょうど橋のように沢全体に掛かっていたんで 逆に沢の流れの中央上空からの撮影に利用できたな。

場所は小郡から萩方面に抜ける「県道・小郡三隅線」を美東町方面に進み、美東町に入る手前の藪台バス停から狭い車道を右折。 小川沿いに車を進めると「観音の滝・権現の滝」という看板の掲げられた小さい鉄製の橋があるんだが そこが「榾木山」の登山道だ。
そこから杉林の中を通る山道を約150M進むと「観音の滝」。

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2020年5月26日

【山口県の滝データ】山口市の滝・宮野 不動滝

山口市宮野上杖坂
落差 10M



掲示板にて「にしき」さんに教えていただいた 椹野川源流の杖坂川に流れ落ちる滝。
山口と阿東町の境にあたる宮野大峠近くにあり、龍門岳を水源としているが 「不動滝」の名前どおり地元の人の信仰の対象として ひっそりと、しかし大事に守られていた滝だと思われる。

ルートは木戸山峠の「風の谷」という店の横から延びているコンクリ製の林道を100M進み、そこから鋭角に左折、未舗装の山道を30~40M進んで さらに右折して沢沿いの草道を200Mほど進んだところに流れ落ちている。



滝はほぼ垂直に流れ落ちていて 水量は少ないが端正な形のスタンダードなもの。 特に周囲を囲んでいる巨岩の雰囲気が素晴らしく、いかにも「修行用の岩屋」という雰囲気にあふれている。



この不動滝を語る上で絶対に外せないのが、滝の流れ落ちる岩面に彫られた 不動明王と思われる磨崖仏だろう。 付近に解説らしきものは何も無いし、この滝についての文書も見たことが無いんで作者も云われも不明だが、実に趣きのある姿をしている。

滝の流れる岩面に直接彫られた仏像というのは他では見たことが無いし、そういう意味でも非常に貴重な存在だと思うぞ。

【山口県の滝データ】山口市の滝・飛龍の滝

山口市宮野上
落差 15M



山口市の天花から旭村に向かう県道62号沿いにある「21世紀の森」の敷地内にある滝。21世紀の森トリムコースの「タイヤ坂登り」の下の小道を50Mほど下ったところに流れている。

細い流れはこの滝を落ちて沢を下り 土管に収容されて荒谷川に合流していくんだが 落差はそれなりにあるものの やはり滝というよりは沢と言ったほうが正解だろうな。おそらくは21世紀の森のトリムコースが作られたときに名前をつけて取り込まれたものだと思う。

この滝だけを目的に行くならば 幽霊が出ると評判の21世紀の森駐車場のトイレのある右手側からコンクリ道路を進み、タイヤ坂(迂回路あり)を降りるとすぐ。 ただし滝そのものはショボイんで お子様連れなら事務所裏のトリムコースを全てクリアして進めば けっこうな運動量が見込めると思うぞ。

※記事は掲載当時の原文のまま。
21世紀の森は現在 廃業・解体されています

2020年5月25日

小鳥の森キャンプ場

今日の一番のニュースは「緊急事態宣言が全面解除」ということだが、緊急事態宣言自体は山口県あたりの田舎はすでに解除されていても 自粛要請が無くなったわけじゃない、というのは重々承知しているわけだ。

ま、それはそれとして、この週末は抜群にレジャー日和だったんで コソコソとキャンプなどに出かけてきたぞッ!

三密を避けるため、そしてコロナ感染というよりは「見栄えがむさくるしい」という「おっさん密」を避けるため ソロでの出陣となったんだが、今回出向いたのは山口市徳地に去年オープンしたという新規のキャンプ場、「小鳥の森キャンプ場」じゃ。



徳地の町から数キロ離れたところから 対向車が来たら往生しそうな細い道を山のほうに向かって進み、砂利道を走っていくと 登りきったところにそのキャンプ場はあった・・・



こちらのキャンプ場はハックルベリーさんのFacebook投稿やネット徘徊でその存在を知ったんだが まだまだあまり知られてない存在、といいつつ それなりにテントも設営されていたぞ。
今の時期なら遊び再開もフライング気味だし まだまだキャンプ場も空いているだろう、と睨んでの訪問だったが やっぱ自粛生活にしびれを切らしていた人って それなりにいるんだな・・・



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2020年5月24日

【山口県の滝データ】山口市の滝・車巻の滝

山口市仁保上郷
2段20M



阿東町と山口市の境にある「物見ヶ岳」の沢に掛かる滝。 断崖絶壁を2段になって流れ落ちる水量豊富な滝でなかなか見ごたえもある立派なものだったな。規模的には「犬鳴大滝」と同じようなレベルだと思うのだが なにせ場所が険しくて簡単には近づけないのが難点。

山口市仁保から徳地町に向かう「山口・柿木線」を進み、途中の大原湖と船路に分岐する手前の「岩倉集落」で岩倉川に沿って細い道を北上。細い路を進むと舗装の終わる辺りで林道「大岩倉線」と「小岩倉線」に分岐するのだが これを左の「小岩倉線」に取る。1キロ少々歩いた先が物見ヶ岳の登山道入り口だ。

この物見ヶ岳は通常、国道9号の阿東町側からのルートが一般的な登山道で、このルートはあまり登山客にも使われないみたいで 踏み跡も少々判りにくい。基本的に沢に沿って歩いていくんだが ケモノミチらしきルートが見つかればとりあえず滝までは何とか進めるはずだ。

30分くらい歩くと 沢からどんどん上に離れていき、杉の植林地帯に入る。ここで「景勝・車巻の滝」と書かれた新しげな看板を発見。



ここから「車巻の滝」はかなり距離があって 滝に近づくルートも「あるような ないような」、という感じだ。無理をしたら下の滝の滝つぼまで降りれそうなんだが たぶん下からでは上の段の滝が見えないだろうし 写真を撮るためならば杉林の中を進行可能なところまで進んで 木陰から撮影するのが無難。

この沢に降りるまでのことはしなかったんで 詳しいことは判らないが この「車巻の滝」の下流にはちょっと規模の大きそうなナメ滝やら数メートル程度の小瀑、反対側からの岩壁から流れ落ちている水流の細い滝なんかが確認できたな。

7Mほどの無名滝
ちなみに この「車巻の滝」の上流にも延々と沢が流れているのだが、わしの確認した限りでは20分くらい進んだ先に7M程度の斜瀑と その少し上流に10Mクラスの一本滝があったな。

小さいほうはともかく、10Mクラスの滝は何か名前の一つでも付いていてもおかしくは無いと思うのだが 今のところは不明だ。今度 図書館でまた山の本でも調べてみないとなあ・・・

10Mクラスの無名滝

2020年5月23日

【山口県の滝データ】山口市の滝・白糸の滝

山口市滝町
落差 2段5M



五十鈴川ダムの直下にある滝。 これは上の「梅峯の滝」を見学に来たとき ついでに立ち寄った「五十鈴川ダム」で看板を見て たまたま発見したんだが、言われなければ気が付かないし 名前が無ければ特に追求しようとも思わなかった可能性も高いな・・・。

落差は2段で約5M。滝の落ち口のすぐ傍が道路になっていて ガードレールなんかもバッチリ見えてしまうので 景観はそれほど良くない。 この写真は「シンパク」の入り口辺りから川に降りて 滝の真下までアプローチして撮影したんだが この位置からでないと2段の落差を一度に見ることはできない。ただし マニア以外の人がそこまでする必要は無いと思うぞ。

【山口県の滝データ】山口市の滝・梅峯の滝

山口市大字上宇野令
落差 10M



山口県庁裏の鴻ノ峰北側に落ちる滝。 この滝は防府市のjiちゃんさんのHPを見て初めて存在を知ったんだが、山口市内にまだこのような知らない滝があるとは思わなかったし、想像以上にちゃんとした滝だったな。 とりあえず 山の反対側にある「たらちねの滝」の約10倍はカッコいいと思うぞ。

なんでも朝日新聞の地元版に 市民グループがこの滝に至る遊歩道を整備した、という記事があったらしいが、小郡の「観音の滝」の案内板とかもそうだが 最近は地元民しか知らないようなマイナーな滝が「町おこしとしての観光の新名所つくり」とか「ふるさと学習」なんかでクローズアップされる話をよく聞くなあ。 そんな風にして 今まで聞いたことも無いようなマイナーな名所が日の目に当たるのはとてもいいことだと思うし まだまだ山奥に隠れた知られざる滝なんてのもいっぱいあるんじゃないのかな?

山口県庁の横、「山口大神宮」の前の道を進み、県営住宅の前で左折し、五十鈴川ダムに向かうほうへ。 しばらく進むと「法泉寺・シンパク」の案内板があるんで これを左に取り 200Mほど進むと「梅峯の滝」と書かれた遊歩道の入り口がある。ここから130M山道を進むと滝に到着。

この遊歩道は いちおう踏み跡がしっかりしているんで迷うことは無いと思うが、意外と荒れているんで動きやすい靴と服装がベター。

ちなみに「シンパク」というのはイブキの別名らしいが この「シンパク」の看板から右方向に進むと突き当たりに五十鈴川ダムの駐車場があって そのすぐ傍に「白糸の滝」がある。

【追加情報 06.04.05】 

調べてみたら山口県庁所在地の住所、「滝町」の名前の由来はこの滝のことを指しているらしいぞ。そんな由緒正しい滝とは知らなかったな・・・・。

2020年5月22日

【山口県の滝データ】山口市の滝・渕ヶ浴

山口市大字宮野上
落差 3M


山口市宮野の荒谷ダムの「金山の滝」の反対側、荒谷川から宮野湖に注ぐ位置にあるのがこの滝。 落差は3M程度で滝としては少し小さいが 水量も多く釜もきれいなんで見栄えはまあまあ。強いて言えば上にガードレールが見えるのが残念。

この荒谷川に沿った形で林道が伸びていて、話ではその4キロほど上流に段々の釜を持った滝がある、という話なんだが 「クマ注意」の看板と「未舗装の道は我が愛車では走行不可能」と読んで 林道上流は確認しなかったな。

「渕が浴」は資料では5Mという話だったんだが、これはどうみても3M程度しか落差は無いと思う。しかし 近くの案内図を見る限りでは「渕が浴」はこの場所を指すものだと思って間違いないと思うんだがな。たぶん。

2020年5月21日

【山口県の滝データ】山口市の滝・金吹滝

山口市大字宮野上
落差 18M



山口市宮野の荒谷ダムに流れ落ちる荒谷川に掛かる滝。TOSHIOさんからの情報によると県河川課発行の「山口の川」や「宮野八百年史」に「金吹滝」の名前で紹介されているのがこの滝だとか。

荒谷ダムにかかる橋をわたり 「金山の滝」に向かう逆ルートに進み、「渕が浴」のそばの未舗装の林道を川の流れを横に見ながら約1キロ。林道が渓流から離れるように右カーブになるところがあるんだが そこから少し沢のほうに降りると この「金吹滝」の正面に出るケモノミチを発見することが出来る。

このルートは「ゴルジュ」というか 岩に囲まれた非常に趣のある空間でなかなか面白いと思うんだが、 狭くて滑りやすい腐葉土の上につけられた単なる「踏み後」で 足を踏み外したらタダではすまないと思われるので注意が必要。小さいお子様やハイヒールのご婦人なんかは到底寄せ付けない場所なんで くれぐれも滑落しないように注意するように。

滝は落差18M。正統派の直瀑で周囲を断崖に囲まれていて取っ付きが悪いのが幸いして林道開発から外されているんだろうな。左右の岩の壁の距離が狭いんで木々の葉っぱに隠されているし 角度的に全体をパッと見るためには勇気を出して近づく必要があるが この日は正面に流木が横たわっていたのが残念だな。あと この滝の周辺の岩はコケが生えまくって 見た目だけで滑りそうな予感がしたんで 滝つぼまでは近づくことができなかったぞ。

訪れる人も余りいないが 雰囲気は豊田町の「天井ヶ滝」に似ているかな? 「幽玄」と言う言葉がよく似合うカッコの良い滝だと思うぞ。

2020年5月20日

【山口県の滝データ】山口市の滝・重石の滝(仮称)

山口市大字仁保下郷
落差 約40M



山口市のトレッキング愛好者には割と知られた「蕎麦が岳」は 防府市に近い「一貫野」からのルートがメジャーなんだが、反対の仁保方面から東川に沿って「小麦が岳」を経由するルート「重石コース」にあるのが この滝だ。



「重石」とは 達磨落としのように五段に重なって聳え立っている 大岩のことを言うのだが、この「重石」は「仁保三景」の一つに数えられる風光明媚なスポットだったりする。(もちろん 三景のうち「残り2つ」は何なのかは知らないがな・・・)
(注:「浅地の滝」と「犬鳴の滝」らしい・・・)


 

表題の滝は この重石のすぐ傍に流れている 巨大なナメ滝のことを指す。

ナメ滝なんで落差はハッキリしないが、S字に流れていてメインの部分で40M程度か。その下にも数メートルのナメが連続して流れていて 上流にも数段あるらしい。長さで言えばメインの部分だけで5~60Mはありそうな感じだ。

「沢」といってしまえばそれまでかも知れないが 幅があって角度も十分あるんで 見た目だけでも県下有数の滝と評価できると思う。何故コレほどまでの滝が 無名であまり知られていないのか、不思議でならないな。

もし山口県の滝について書かれた「防長四十八滝」に記載されていれば 間違いなくもう少し知名度は上がっていたと思われるのだが、実は「防長四十八滝」の著者、清水先生がこの滝を確認したのが脱稿後だったんで 惜しくも選に漏れてしまったらしい。

その後書かれた先生の著書、「防長四十八渓」では「七分三分沢」として記載されているんだが そこでも「脱稿後だったが この滝はやはり四十八滝に加えたほうが良かったんではないか」・・・というような感想を書かれていたりするぞ。



確かに「迫力」という意味では県下有数の規模だろうし 正面の「重石」とあわせて ダブルでインパクトがあるスポットだと思うぞ。

山口ICから県道26号を仁保の道の駅方面に進み、「八王子バス停」を過ぎたあたりに 天体観測施設の装備された個人の家があるんで そこを東を曲がる。(「秋川牧園」の看板あり)

四つ角にぶち当たると 一番怪しそうな正面の林道を進み、「徳地53」のナンバーの付いた中国自動車道の高架下をくぐると そこから林道の入り口だ。

この付近は車を止めるスペースがないんで 迷惑のならないように注意すること。ちなみに林道はかなり荒れている上に狭いんで ジムニーやパジェロミニのような小さい4輪駆動車なら 無理をすれば行けなくも無いかも。

林道の突き当りから蕎麦が岳の登山道になっており 看板の指示通り進めば10分くらいでこの滝に到着することができる。登山道はわかりやすいし それほどキツくもないんだが、滝の下に出ようと思えば備え付けのロープを利用して4M程度の垂直ロッククライミングに挑戦しなくてはならないし 重石の周辺とかは万が一 足を滑らせたら確実に死んでしまうので 小さいお子様やハイヒールの女性なんかは連れて行かないほうがいいと思うぞ。

2020年5月19日

【山口県の滝データ】山口市の滝・音羽の滝

山口市大字宮野下
落差 2M


山口市の国道9号から山口ICに向かう国道262号に進み 約1.2キロ、宮野下下恋路にある無人の寺、「清水寺」の入り口にある 恐らくは修行用の打たせ滝。

全然目立たないが 寺の中ではなく、山門より20Mくらい手前にあるんでアクセスは簡単。だが 写真で見ても判るとおり、かなりの脱力度の滝だ。

・・・て、言うか 滝か、これ?

【山口県の滝データ】山口市の滝・金山の滝

山口市大字宮野上
落差 10M

山口市宮野の荒谷ダムに流れ落ちる金山川に掛かる滝。 

落差も水量も結構あって滝つぼも大きい なかなか格好のいい滝なんだが 正面や下から見ることが出来ないのが残念だな。(無理をすれば行けるのかもしれないが・・・) 下流にも滝つぼを持った小瀑があるらしいのだが 上からはそこまで確認できなかった。

国道9号を木戸山方面に進み、「仁保入り口」を過ぎたあたりで「荒谷ダム(宮野湖)」方面の県道196号へ左折。 私のお気に入りの100円温泉、「山口ふれあい館」を見送って 採石場を過ぎ、山道をぐるぐる進むと荒谷ダムだ。

ダムによって出来た宮野湖に掛かった橋を渡り 2手に分かれている右を進むと金山川。しばらく未舗装の林道を進むと右手に沢が見えてくるのだが この沢の落ち口が「金山の滝」だ。沢の上流に砂防ダムがあって その周辺に駐車可能。

ちなみに 橋を渡って左に進むと荒谷川があって ここにも下記の「金吹滝」をはじめ数個の滝がある。
(ちなみにH18.03.23時点で この金山滝に向かうルートは工事のため通行止めだったな・・・)

2020年5月18日

【山口県の滝データ】山口市の滝・錦鶏の滝(雄滝・雌滝)

山口市大字天花
落差 雄滝60M・雌滝20M



「21世紀の森」から山口方面に抜けると 萩往還のある「天花」という集落に出る。 ここに数台の駐車スペースがあるんで車を停め、看板にしたがって山道をしばらく進むと この「錦鶏の滝」に辿り着く。

ココには滝見用のちょっとしたスペースのある「雄滝」と ちょっと離れた反対側に「雌滝」があって 落差はそれぞれ60Mと20M。 

メインはやっぱり不動明王のある雄滝のほうだと思うが 長い岩肌を流れ落ちる流れが涼しげでなかなかサマになっている。山口市の滝の中でも代表的なひとつじゃないのかな。
雌滝のほうは落差が短いかわりに直瀑で水量も多め。 ただし少し足元が危なげなんでアプローチにはちょっと気をつけたほうがいいかも。

ちなみに「雄滝」の傍にある不動明王の後ろから延びている細いケモノ道を登っていくと東鳳翩山の「ナマナマコース」という登山道になっているが、雄滝の上部は砂防ダムになっていて その更に上には規模は小さくなるが「錦鶏の滝」に良く似た滝が数箇所ほど見受けられる。
結構立派な滝だったが あれには名前は付いていないのかな?

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2020年5月17日

THETAを引き払ってアレを買った男の日記

う~ん、居酒屋で社員が集まって顔面シールドを付けて宴会をするのが「新しい生活様式」なのか・・・?少なくともわしには「コロナと共存している」域には達してないような気がするし 「正しく恐れる」という言葉はよく聞くが 果たしてそれで正しいのか?

ま、わしはそこまでして飲み会に参加したくもないんだが・・・(「オンライン飲み会」すらもどうかと思っているし・・・)

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と、いうわけで 長年愛用してきた「THETA-S」なんだが この度 引き払うことにしたぞ。とりあえず購入した時の箱や取説、充電コードなんかはキチンと残しておいて良かったな(´▽`)

360度天球画像というのは面白くて決して飽きたわけでもないし 山や旅行には必ず持って行って使っていたから元は取ったと思うんだが、、、

このTHETAシリーズは扱いやすく2つのカメラで撮影した180度の画像も奇麗に継ぎ目を補正してくれるから静止画は満足していたんだが なんせVシリーズ発売前の型だから動画が観れるレベルじゃなかったからなあ・・・

で、先にinsta360evoを購入して以来 全く出番が無くなってしまったんで いつかは引き払わなければ、と思っていたんだが、やっぱりネットオークションやハードオフみたいな業者に持っていくより「下取り」として引き取ってもらったほうが 価格が高い安いは別にして気が楽だよなあ・・・

実は先日 YOUTUBEを見ていたら Osmo Pocketより広角が撮影できて価格もグッと安いFeiyuTechの「Feiyu pocket」なる製品が発売される、という動画を見て ちょっと興味を持っていたのじゃ。

ウェアラブルカメラと言えばGoproを持っているんだが、これは小さいし防水だし画質的には満足しているんだが わしの所有するSessionは画面がないし どうしてもスマホで確認しながらの使用になってしまう。OsmoなりFeiyuなりのポケットに入るサイズのムービー撮影機があれば大事な場面でササッと撮影することができるんじゃないのか?

で、Amazonやなんかでこの2種と あと聞いたこともないメーカーのパクリ商品とかもあわせていろいろ検討してみたんだが、どうも本家Osmo Pocketが価格が高くても画角が狭くても なんだかんだで無難だろうという結論に。

しかしよく考えたら Gopro5 Sessionのほかにinsta360evo、あとGoproのバッタモノのウェラブルカメラも持っているし その上Osmo Pocketを購入して同じようなジャンルのものをいくつも持ってても どうせ山なんかに持っていくのは一つだけだし すこぶる無駄なような・・・

最初はウェアラブルカメラ購入を考えていたはずが いつの間にかジンバルが主体になっていて ならば手持ちのGoproを装着できるジンバルを・・・とか考えていたが HEROシリーズ対応のジンバルっていくつかあるんだが Sessionシリーズ対応のものってそんなにないことが判明。

あっても結構 値段が張るし もう少し出せばOsmo Pocketを買えるような気がするし・・・そもそもGopro7とか8ならそれを生かそうというのも意味があるが わしのSessionはHERO5だしなあ。
いっそGoproもTHETAと一緒に手放して、ということも考えたんだが 案外Goproのオプションパーツもちょこちょこいろいろ買っているから (純正はほとんどなくて ほぼ中華サードパーティー品だとしても)それを無にするというのも気が引けるし・・・

Goproは置いといて デジカメで使えるジンバルだったら中華メーカーを含め色々出ているから それを検討してみるのも考えたんだが そもそもデジイチやコンデジでは動画を撮ったことがないし・・・

とかなんとか色々考えていたんだが 結局 悩んだ挙句に購入したのがコチラッ!!

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2020年5月16日

【山口県の滝データ】山口市の滝・明王の滝

山口市大字宮野下
落差 4M



「明王の滝不動尊」というのが正確な名前らしい。

この滝の存在は地元の里山の本を図書館で眺めていたときに偶然知ったんだが、見ての通り、修行用の打たせ滝で 滝としての評価は微妙なところだ。しかしながら なかなか趣があって面白いと思うし、わしは割と気に入ってしまったな。

滝の傍には不動明王をはじめ 亀に乗った観音様や怪しげな仏像などがたくさん鎮座されている。 例えば「鼓の滝」のある龍蔵寺みたいに 参拝者に喜んでもらおうと御影石で作られた新しい仏像をたくさん投入するところもあるんだが ここはそういう感じじゃなくて年季が感じられる。いかにも地元の世話人や信者がどこからか持ってきて奉納した、というような素朴な雰囲気だ。

滝の前には観音堂、少しはなれたところに恐らく禊用の着替え小屋みたいなものもあって この滝が見世物ではなくて本格的な修行の場だということもわかる。 さすが古都、山口というか 町から外れた山の方ではまだまだこういう密教めいた信仰の対象があるんだなあ・・・



こういう雰囲気の滝は 例えば豊浦町の「石印寺・鳴滝山竜泉寺・鳴滝」や下関市の「四王司山・毘沙門の滝」、「音無神社・御滝」、そのほか県内にもいくつかあるんだが、ここの打たせ滝は良い意味で俗されて無いと言うか 資本主義に汚されていないというか 変に観光地化されてなくて実に風格があると思う。 比べちゃ悪いが 近くにある「音羽の滝」よりは数倍は滝らしい。

なんでこれほどの信仰の対象が地図にも載らずネットでも引っかからず、まるで知名度が無いのか 不思議でならないな。 
あまり有名になって商業主義に走るのもイヤだが もう少しくらいは有名になって参拝客が来てもいいんじゃないかな? とりあえずお地蔵さんとか観音様とか そういう石仏が好きな人にはオススメじゃ。(そんな人 いるのかな・・・?)



ココは地図にも載っていないが 割とわかりやすい場所にある。

国道9号を県庁から宮野方面に進み、瑠璃光寺を過ぎて「七尾山トンネル」を抜けた直後の「江良」の信号で左折、(宮野方面からだと雪舟庭の先で右折) そのまままっすぐ進むと「明王の滝不動尊」と書かれた看板がある。

ここから未舗装の林道を900M進むと突き当たりに怪しげな民家風の建物がポツンとあって この裏が不動尊だ。

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(追加情報 06.03.27)

代休をもらった先日、不注意で追突事故などを起こしてしまったんで 近くにあったこの滝を厄払いの意味を込めてお参りしたんだが、前々から気になっていたこの滝の上段を確認してきたぞ。
滝の右手、お堂の裏に山道があって それを登ると「明王の滝」の真上に行くことが出来るんだが そこまで行けばこの滝の上の段を見ることが出来るぞ。



落差はだいたい8Mくらいと思われるナメ滝が流れているが この滝は下の滝に対してほぼ90度で折れ曲がっているから 下からでは見ることが出来ないわけだ。

滝と言うよりは「沢」と言ったほうがいいのかもしれないが 下の修行用の滝と一度に見ることが出来れば 北九州の「畑観音の滝」のミニミニ版みたいな趣もあって 2段15メートル程度のそこそこ見栄えの良い滝になると思うんだがな。 そこのところがちょっと残念だ。

まあ、この上段の滑滝に比べれば 下の滝のほうが大きな樋が無粋だが全然滝らしいんで あえて無理して山道を登ってまでして見る必要もないかと思うぞ。

【山口県の滝データ】山口市の滝・たらちねの滝

山口市大字上宇野令
落差 3M

たらちねの滝
山口維新公園の近く、兄弟山(おとどいやま)森林公園へ向かう道路わきに流れる小滝。 長さは5Mくらいありそうだが 落差はサバを読んでも3M程度というナメ滝で 山口市の滝の中では脱力度はかなりの上位になると思う。

地元の登山案内の本には鴻ヶ峰にしても兄弟山にしても 必ずこの滝は「目印」と言うか「ポイント」として記載されているのが どうも腑に落ちなくて、念のために少し沢を登ってみたら いちおう上部は10Mくらいの落差があるみたいだったな。

上流の落差
ただ やっぱりナメ滝で水の流れも相当に細いんで コレを滝といって良いのかどうかは また微妙なところだと思うぞ。

2020年5月15日

【山口県の滝データ】山口市の滝・鳴滝

山口市小鯖
落差 10M

※文章は掲載当時のものをそのままコピーしています。現在 麓の温泉施設は廃業、さらにこの記事をアップした数年後に大規模な水害が発生し 画像の状態とは地形が変化している箇所があります。



山口ICから防府に向かう国道262号、小鯖にある滝。 最近は道路沿いに「鳴滝温泉」なる温泉施設ができたんで それを目印に曲がって進めばレストランの裏手にこの滝が見える。

ここは滝を取り入れた公園になっていて駐車場もトイレも完備。駐車場から徒歩3分で滝の真下まで歩いていけるし 傍には展望台もある。

滝そのものも10Mの高低差にしては水量もあって立派に見えるんだが、岩肌がでっかい一枚岩になっていて 回りにも巨石・奇岩がゴロゴロしている点もポイントが高い。 

「観光地・山口」の中ではあまりメジャーではない場所ではあるが 公園の入り口に地元出身の詩人・中原中也の詩碑なんかもあって 休日ともなれば滝の傍の岩に腰掛けて本を読んでいたり 子供が滝つぼでバシャバシャと水遊びをしていたり、捨て猫がカラスにいじめられていたり、と 市民にはなかなか人気のある憩いスポットになっている。

ちなみに「鳴滝」という名前は 山口が京都をまねて「西の京」として町づくりをされたときに、やはり京都にある「鳴滝」をイメージしてつけられたんだそうな。

この鳴滝の上は棯畑と言う集落を通って蕎麦が岳、仁保地区に向かう県道になっているんだが、そこにはこの滝の上流がちょっとした渓谷を作っている。 「鳴滝公園」にある「鳴滝」は この流れの中では「三の滝」にあたり、この上流には「一の滝」、「二の滝」がある。


一の滝
二の滝
サイトや資料によっては どれが一で どれが二で どれが三だかバラバラなんだが、ここでは上流から1.2.3とさせてもらおう。 

一の滝も二の滝もそこそこ形になっていて味わいはある。ただ、県道は交通量は少ないものの道が狭く 車を停める場所も無いし滝を見るためには道路をうろうろしなくてはいけないんで注意が必要。
どうしても景観の中に道路やガードレールが入ってしまうんで 鑑賞向きではないかもな。

【山口県の滝データ】山口市の滝・一貫野の滝

山口市仁保中郷
落差 1M



滝というよりは 単なる渓流の落差と言ったほうが正解。落差1Mの小滝が数段連なっていて 総落差は2~3Mだが、渓流として見ればなかなか趣きのあるスポットではないかと思う。

ここは「御坊淵」と呼ばれる淵なんだが、滝の上に巨大な藤の木があり、水の流れと藤の花のコントラストが見事なことで有名だったりする。このサイトでは「一貫野の滝」と紹介しているが 世間一般には「一貫野の藤」と言ったほうが通りが良いかも知れないな。

藤棚ではなく 自然に近い形の藤でこれだけ撮影向きの風景に咲くことも珍しいのか 4~5月のシーズンになると遠方からもカメラマンがやってくるんだそうな。

わしは今年は仕事の関係で 藤のシーズンには少し間に合わなかったな・・・上の画像は新聞に「見頃」の記事が載ってから10日くらい遅れてやって来たときに撮影したものなんだが、花も殆ど散り落ちてしまったんで観光客もまばらだったな。そんなわけでシーズン中に友人いしが撮影した写真を置いておこうかのぅ。


画像提供:友人いし
ちなみに ここの水辺の岩にはくっきりと人の足跡のようなくぼみが2,3箇所残っており、「琵琶法師が川を渡るときに付けた足跡」と言われているんだそうな。わしはどれがそうなのかイマイチ判んなかったけど・・・・

それにしても こんなところで琵琶法師は何をしていたんだろうかな?

※文章は掲載当時のものです

2020年5月14日

緊急事態解除日記

・・・と、いうわけでGW前に始まった緊急事態宣言だが 本日をもって解除されたようだな。

まあ、宣言もその解除も人間が勝手に決めたルールなんで それでウィルスが無くなったわけでもないし相変わらず県をまたいだり 大っぴらに遊び呆けると白い目で見られそうなのは変わらないから 解除されたから急に何もかもオープンになるというわけじゃないのは判っているんだけど とりあえず少しは堅苦しい状況が緩んだ感じはするかな?

それに天気予報では今週末も崩れそうな感じなんで 相変わらず何をするという予定も立たないし・・・

宣言の解除とは何の関係もないが 今日は3か月に一度の定期検診を受ける日、ということで 有休を取得して朝から病院へ。

いちおう総合病院なんでゲートが一か所にされて 入館前に体温計測定とアルコール消毒などのチェックがあるんだが、診察そのものは「接触する機会をできるだけ減らす」という趣旨で「お変わりありませんか?」という程度の問診を一言、二言交わしただけで終了・・・いつも最低限の検査として行われる血圧測定も聴診器を使った検診もなかったな。

・・・まあ 検診が早く終わるのはいいことだけど・・・いいのか?それで・・・

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そんな感じで 病院で掛った時間はほとんど待ち時間だけだったような気もするが 昼前には解放。天気も上々だったし そのままアパートに戻っても寝るだけだと判っていたんで 先日購入したトイドローンの練習のために下関の勝山御殿跡へ。



勝山御殿跡は勝山城を治めていた長府藩主の居館で 関門海峡の外国船砲撃に対する反撃をうけた下関戦争の際に 藩邸を海側から内陸に移すために約5か月という突貫工事で作られたんだそうな。



今は公園化されているんだが 去年 国指定史跡となってから来るのは初めてだな・・・

ここは石垣が立派なのは知っていたが その上の御殿跡は広っぱになっていて 住宅街からも距離があるしトイドローンの練習場所としてはちょうどいいな、とは思っていたのじゃ。

・・・実際、ここはいろんな人がドローンをもって練習に来る場所の様で この日も何機も自作と思われるトイドローンを持って飛ばしている兄ちゃんに話しかけられたぞ。
わしは累積の飛行時間が30分程度のどシロウトなんで あまり拙な飛行テクを見られたくなかったんだが・・・
とりあえず公園の外にある携帯電話のアンテナ付近でドローンを飛ばすと 電波が干渉して墜落するらしい、というアドバイスはありがたかったな(´▽`)



当然 動画の空撮も行ったが、強力なジンバル付でも飛行そのものがカクカク フラフラしているんで とても皆様にお見せできるレベルじゃないんで それは割愛して、と・・

ま、危険を感じても操作を止めればホバリング状態でその場に停止してくれるから墜落する恐怖はないかな・・・目視できないところで飛ばせば樹などの障害物にぶつかったり 猛禽類に攻撃されたりする危険があるから 相変わらずスマホ画面のみで操縦するまでの技術を手に入れるのは難しそうだけど。

ふぅ・・・