2段20M
阿東町と山口市の境にある「物見ヶ岳」の沢に掛かる滝。 断崖絶壁を2段になって流れ落ちる水量豊富な滝でなかなか見ごたえもある立派なものだったな。規模的には「犬鳴大滝」と同じようなレベルだと思うのだが なにせ場所が険しくて簡単には近づけないのが難点。
山口市仁保から徳地町に向かう「山口・柿木線」を進み、途中の大原湖と船路に分岐する手前の「岩倉集落」で岩倉川に沿って細い道を北上。細い路を進むと舗装の終わる辺りで林道「大岩倉線」と「小岩倉線」に分岐するのだが これを左の「小岩倉線」に取る。1キロ少々歩いた先が物見ヶ岳の登山道入り口だ。
この物見ヶ岳は通常、国道9号の阿東町側からのルートが一般的な登山道で、このルートはあまり登山客にも使われないみたいで 踏み跡も少々判りにくい。基本的に沢に沿って歩いていくんだが ケモノミチらしきルートが見つかればとりあえず滝までは何とか進めるはずだ。
30分くらい歩くと 沢からどんどん上に離れていき、杉の植林地帯に入る。ここで「景勝・車巻の滝」と書かれた新しげな看板を発見。
ここから「車巻の滝」はかなり距離があって 滝に近づくルートも「あるような ないような」、という感じだ。無理をしたら下の滝の滝つぼまで降りれそうなんだが たぶん下からでは上の段の滝が見えないだろうし 写真を撮るためならば杉林の中を進行可能なところまで進んで 木陰から撮影するのが無難。
この沢に降りるまでのことはしなかったんで 詳しいことは判らないが この「車巻の滝」の下流にはちょっと規模の大きそうなナメ滝やら数メートル程度の小瀑、反対側からの岩壁から流れ落ちている水流の細い滝なんかが確認できたな。
7Mほどの無名滝 |
小さいほうはともかく、10Mクラスの滝は何か名前の一つでも付いていてもおかしくは無いと思うのだが 今のところは不明だ。今度 図書館でまた山の本でも調べてみないとなあ・・・
10Mクラスの無名滝 |
0 件のコメント:
コメントを投稿