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2020年5月27日

【山口県の滝データ】山口市(旧小郡町)の滝・観音の滝 / 権現の滝

【観音の滝】

山口市大字上郷
落差 10M 

観音の滝
小郡町の北部、山口市と美東町の境目に近い榾木山(ほたぎやま)の登山道にある滝。 榾木山は小郡町の最高峰に当たる山だが展望は良くないらしい。

とある「山口の里山案内の本」に この滝についての記述が載っていたんだが、「観音滝」という名前どおり 傍にあるでっかい岩に観音様が祀られていて 地元の人にひっそりと信仰されている存在なんだそうな。

岩屋観音
なだらかなナメ滝で 4段くらいの構造で長さは約10M。 落差というか 角度はそれほどでもないと思うが 周りの風景とあわせて考えると存在感はまあまあ。

ちなみにこの日は台風の影響か、川の流れのど真ん中にでっかい杉の木の倒木があって 滝の看板が設置されていた場所からでは その倒木が邪魔で全体が見えなかったな。
この写真はその倒木の上にまたがって撮影したものだ。ちょうど橋のように沢全体に掛かっていたんで 逆に沢の流れの中央上空からの撮影に利用できたな。

場所は小郡から萩方面に抜ける「県道・小郡三隅線」を美東町方面に進み、美東町に入る手前の藪台バス停から狭い車道を右折。 小川沿いに車を進めると「観音の滝・権現の滝」という看板の掲げられた小さい鉄製の橋があるんだが そこが「榾木山」の登山道だ。
そこから杉林の中を通る山道を約150M進むと「観音の滝」。

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【権現の滝】

山口市大字上郷
落差 20M程度



この滝の存在は全く知らなかったんだが、上の「観音の滝」の手前に設置されていた看板に「権現の滝まで3.7キロ」と書かれていたんで ついでに散策してきたぞ。

「権現の滝」についてはネットでも本でも存在を聞いたことが無かったんで 「どうせ脱力系の滝なんだろうな~」とナメてかかっていたが 意外や意外、流れは確かにか細いが 落差は25Mくらいはあろうかと思われる(山口県レベルでは)立派な滝だったんで驚いたな。

傍にある権現様の祠も雰囲気バッチリだし、形は「錦鶏の滝」のミニミニ版とでも言うべきか。個人的な意見を言わせてもらえば 同じ山口市の「鼓の滝」と良い勝負だと思う。(・・・と、この時は思ったんだが 後で雨後の水量豊富なときの「鼓の滝」を鑑賞したら 全然比べ物にならないくらい「権現の滝」がショボイことが判明・・・)

地図で見ると「鼓の滝」のある山と 美東町の「江嶺山」とのちょうど中間に位置するんだな・・・地元のおばちゃんの話を聞いたが この辺りの山は昔の馬車道とか旧道も広がっていて ときどき散策でやってくる人もいるみたいだ。わしはこんなところにこんな集落がある、なんてことは 今日の今日まで知らなかったんだがな・・・



この日はマーチに乗った年配のご夫婦が わしと同じように散策していたが まだまだマイナーな存在で穴場といえば穴場か。
設置された看板の様子から見て 最近になって地元の人によって整備されてきたんだとは思うが 惜しむらくは倒木がやたらと滝の下流付近に散らばっていて 近づけなかったことかな。

場所は「観音の滝」が判れば そこからは看板の指示通りに進めば一本道なんで迷うことは無いと思う。 ただ 道路は狭いし 滝手前の約1キロは未舗装。
でこぼこはないから普通車ならなんとか滝の直前まで進めそうだが やはり雨が降るとぬかるんでいると思われるので四駆車を推奨するぞ。

※記事は掲載当時の原文のまま。現在どうなっているか確認できてません・・・

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