5月最終の土曜日・・・
久しぶりに晴れ予報の週末で絶好の行楽日和。
例年であればこの時期はミヤマキリシマを拝みにくじゅうにテントを担いで登るんだが、今年は・・・というか去年くらいから体力が激落ちしてなんとなく体調も万全ではなかったんで断念。
しかしながらこの機会を逃しては たぶん秋までトレッキングはできないだろうし する気力もなくなるだろうから無理矢理でもどこかに登って体を動かしておかないと・・・
と、いうわけで 先月 牛斬山を登った時に 元々はコッチが本命だった割に断念した香春岳にトライすることにしたぞ。
登山口手前の「長光円陣の滝桜公園」から見た「香春岳・三の岳」の姿。綺麗な円錐形の山は見た目は良いんだが 大抵登山ルートはキツいんだよなあ・・・
香春岳は「一の岳」「二の岳」「三の岳」3つの山の総称で 山は石灰岩でできているんでセメント採掘のため一の岳は山の半分が消滅している。
現在 登山が出来るのは三の岳のみだが 近くに「採銅所駅」があるように 石灰だけでなく昔は銅の採掘なんかも行われていたようじゃ。
で、今回のスタート地点、五徳越峠の登山口。
右は前回降りてきた牛斬山登山道で左が三の岳登山道。
この三の岳は片道だいたい1時間のルートだが 1時間の運動で目安としては「体重×0.8Kカロリー」・・・たとえば体重60㎏の人は1時間歩くと60×0.8=48Kcalの消費が出来るんだそうな。汗をかいたからと言ってスポーツドリンク1本飲めばチャラってことか・・・
では早速 登りますか・・・
歩き始めてすぐに「ファミリーコース」と「岩登りコース」の分岐となる。
体力がないからファミリーコースに進んだ方が良いのかな?と悩んでいたが あとから来た男女2人組が何も迷わずに岩登りコースを進んでいったんで やはり岩登りコース→ファミリーコースの周回が一般的なんだろうな。岩は登るものだし下山で使うには危険だろうし・・・
とりあえず、慎重に楽しもう!(←Aランクパーティを追放されたのか?)
いきなり岩場が・・・
見た目ほぼ垂直のルートだが 特殊技術や道具が必要というわけじゃなくて岩を階段状に上がる感じだから 足元だけ注意を払えばなんとかなるだろ。少なくとも単調な上り坂を黙々と歩くよりは楽しそうじゃ。
岩場はキツイけど登った分だけ単純に標高が稼げるから オラわくわくすっぞ♪
こういう感じの岩なのか・・・
近くに三大カルストの平尾台もあるから このあたり一帯がこういう地質なんだろうな。
そんな感じで ぼちぼち頂上が近いぞッ!!
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どうやら頂上のようだが 岩ばっかりで腰を落ち着かせる平場がないんだな・・・
と、思ったが 岩海を越えたところに頂上広場があったぞ♪ようやく一息つけるわい。
せっかくドローンを持ち込んだんで 風もないし久しぶりに飛ばしてみることに。
しばらくして少し風が出てくると たちまち態勢が崩れてしまうんで すぐに着陸させたけどな・・・やはり所詮はトイドローンか。
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下山は「ファミリーコース」を下ることにしたが やっぱ山の形状からも想像がつくけど 結構な傾斜があるから登りで使うと心が折れそうだな・・・
「三の岳頂上十三佛なんとかかんとか・・・」とか書かれているが 山頂の岩海を仏さまに例えているのかもしれないな。もしかしたら山岳宗教の類かもしれんし。
途中 林道を挟んで杉の植林地帯に突入。
このあたりに採掘の間歩があったんだと。山口県の長登銅山の記載もあるがここも奈良の大仏で使われた銅の提供拠点だったようじゃ。
肝心の部分が欠けてしまった解説板・・・
とりあえず心臓が止まることもなく無事に下山♪
いやいや、疲れたし 登る前はそんなに気が進まなかったけど 無事に下山するとそれなりに達成感はあるもんだな・・・
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下山後はこの三の岳絡みの「清祀殿」などを見学。
神社みたいなものかと思ったが 祠はあるけど賽銭箱はなかったな・・・
さらに道の駅「香春」に立ち寄り。
こんな道の駅 いつの間にオープンしたんだろ?先月このあたりに来るまで存在を知らなかったぞ。
とりあえず下山メシとして「うどんセット」(780円)と
「石炭ソフト」(350円)などを頂く。とっくにトレッキングの消費カロリーを上回っているな・・・
ちなみに石炭ソフトは以前にも糸田の道の駅で食った記憶があって 石炭じゃなくて 確か竹炭が入っているはずじゃ。石炭はさすがに食えないからな・・・
最期に 汗を流すために久しぶりに「源じいの森温泉」にて温泉&サウナを堪能し 本日のミッションも無事終了。
いやあ、やっぱたまには体を動かさないとダメだなあ・・・
それで長生きするのか早死にするのか 何とも言えない気もするけどな・・・
ふぅ・・・
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