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2025年12月27日

下関吉田温泉 天然ラドン温泉 晋作の湯(再始動)

 

幕末維新の志士、高杉晋作の慰霊の地「東行庵」の隣に位置する立ち寄り入浴施設「晋作の湯」。

ここは2008年にオープン直後 わしも訪問しているんだが、小奇麗な施設だとは思いつつお湯にあまり特徴も感じず 浴槽と洗い場のみで正直 それほどインパクトも感じなかったんで1回訪問したきりになっていた施設じゃ。

気が付けば去年の5月に廃業していたらしいが その裏で事業を新たに(株)リージョナルマネジメントが引き継ぎ新体制で昨日、12月26日に復活したらしい。その名も「晋作の湯”ととのい”プロジェクト」

 

「ととのい」「サウナ」の2文字を見てしまった以上 これは確かめずにおれまいッ!

・・・と、いうことで 仕事納めの昨日はさすがに動けなかったが 今日 実家の萩に戻る前に早速どんな感じか偵察に行ってきたぞ。今日のネタはそのレポじゃ!!

18年前にオープンした時の入浴料は500円で、それでも当時は結構強気な価格だと感じたものだが 再オープン後の新価格は1000円・・・むぅ、今日日 お湯を沸かす燃料代をはじめ 人件費やら設備費用も高騰しているだろうから致し方ないのかもな。サウナがあるのなら1000円でも決して高いとは言えまい・・・

さて、オープン2日目の土曜日なんで かなり混雑しているのかと警戒していたが 客はわしともう一人の2名だけ。復活プロジェクトが進んでいるのは前々から知ってはいたが 再オープンが昨日だったということは 実はわしも先週くらいに偶然知ったんで まだ世間的には認知が低いのかもしれないな。

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下関吉田温泉 天然ラドン温泉 晋作の湯

山口県下関市吉田清水1202-3
泉質 :単純弱放射能冷鉱泉 PH8.4 19.9℃
効能 :高尿酸血症 関節リウマチ 運動麻痺 冷え性など
営業時間 :8:00~21:00(暫定20:00)
料金 :1000円

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内部の撮影は当然 無理だったが、設備としては内風呂はメインの浴槽と水風呂、そして洗い場。それと露天風呂が一つというシンプルな内容。ジェット風呂や電気風呂などのアトラクション系の設備は一切無し。

お湯はラドン泉なんで 浴感はやわらかいが特に特徴は感じられない。
浴室は密閉された空間で 水風呂と温浴を交互に繰り返す入浴法をするには ラドン泉の効果を最大限に引き出すことのできるベストな環境だと言っておこう。
ただ そうなると露天はあんまり意味がないかな・・・壁に囲まれて借景も何もないし。

以前の記憶から何が変わったのかわかんなかったが・・・あれ?サウナは?

何処を探してもサウナらしき部屋は見つからなかったが、実はサウナは駐車場の傍の一角に移動式の小屋があって 要予約・グループ5人までで2時間2万円の貸切で提供する予定、、、なんだとか。

2階の休憩室から眺めた図。
まだ準備が出来てない状態らしいが 別料金だったのか・・・



SNSには「ととのいプロジェクト」と名乗って薪ストーブの画像なんか置いてるから てっきりサウナ付きでリニューアルしたのかと思ったが 施設自体はそれほど変わっている様子はないのは そのためだったのか。
確かに再始動プロジェクトのチラシを読むとそのようなことが書いてあったんで 嘘ではないが・・・わしの調査不足といえばそれまでなんだが サウナ別料金で1000円の価格設定はかなり強気と言わざるをえまい。
せめて貴重品入れのロッカー100円はリターン式にすべきだと思うぞ。

2階の休憩室から東行庵を眺めた図。

オープンしたばかりの施設なんで あまりマイナスな感想を書きたくないんだが・・・わしはこの施設は「晋作の湯」というネーミングにも感じるが 要は東行庵に来た観光客をターゲットにしたもので あまりジモティが銭湯的に利用することは想定していない、と思う。
価格もインバウンド的な感じだし 東行庵に来た他県の観光客が「おお、晋作の名を冠した温泉か」と入ることを狙っているんだろう。

それはそれで否定する気はないが それならばせめて1000円の入浴料を取るのなら 手ぶら客も気楽に入れるように貸しタオルくらいは付けても良いんじゃないかと思うわけだ。東行庵駐車場の土産物売り場との競合を避ける意味もあろうが 食事処や売店などのくつろぎスペースも欲しいところだろうな。 あと、もう一回書くけど せめてロッカーはリターン式、あるいは10円、20円くらいにすべき。

このエリアにはかつて「湯谷温泉」という ホテルと湯治客向けの大衆浴場があったんだが 時代の変化について行けずに廃業して もう20年くらい経つのか。わしも温泉巡りを始めた初期のころ 何度か湯谷温泉の大衆浴場を利用したことがあるが 療養に来た人とジモティのオッサン達で賑わう 絵にかいたような古き良き時代の湯治場だった記憶が残っている。

おそらく「晋作の湯」の泉質は「湯谷温泉」のそれと同じようなものだと推測するが だとすればラドン泉の効能を前面に押し出して特色づくりをしたほうが わしなら良いと思うんだがな。スペースがないなら露天風呂は無くして ラドン泉を活かしたスチームサウナを導入するとか、料金もせめて銭湯の公定価格に合わせるか高齢者は割引をするとか いろいろ手はあると思うが、、、

とにかくジモティにも使いやすくしたほうが良いと思うが とりあえずサウナが新設されたとばかり思いこんでいたんで ちょっと肩透かしだったのが正直な感想かな。せっかくいい水風呂があるのに勿体ない・・・
まあ どんなところか確認できただけでも良しとするか。

今回は一年の勤労の〆としてサウナで汗を流してスッキリしたいという思いがあったんで この後は萩の実家に戻る前に美祢の於福温泉でとりあえずサウナだけは堪能しましたとさ。

ふぅ・・・

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