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2020年6月27日

猿戻りの滝 / たらいの滝

さて、久しぶりの週末土日休み、、、自粛生活解除でそろそろ遠出もしたいところだが やはり梅雨ということで さすがに雨予報では何処に出るという考えも起こらず・・・雨予報さえなければキャンプでも、とか思っていたんだけどな。

しかしながら何処にも出ないで家に閉じこもっていてもストレスがたまるだけなんで 小雨程度の予報なら・・・

で、以前 滝コンテンツの記事をアップした際に 昔の滝ネット仲間、「じんじんさん」にコメントをいただいた 岩国市の「たらいの滝」なる滝の散策に出向いてきたぞッ!

本格的な大雨なら滝散策というのも無理だし晴れていればキャンプに出ちゃうし、梅雨が明けて暑くなれば山の中の散策も気が乗らないしもう少し季節が良ければどこか旅行にでも行きたいし・・・と、いうわけでなんとなく今日はいいチャンスじゃないかと思っていたわけだ。

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萩の実家から岩国の二鹿地区まで約120キロ・・・県内移動とはいえやっぱ遠いな。
岩国市を中心とした県東部はどうしても散策の手薄いエリアだし 二鹿あたりの小さな神社とか なかなか面白そうなスポットもいくつかありそうだが 今回は天気も気になるし日帰りなんで目的の「たらいの滝」のチェックだけ済ませたら撤収する予定じゃ。

遊歩道がつけられている「梅津の滝」も鑑賞したかったんだが、まあ コセンドウ山とかの登山ターゲットもいくつか残しているし またこのエリアには来ることもあるだろ。



と、その前に・・・

じんじんさんが「『たらいの滝』の手前のカーブにある流れに『猿戻りの滝』なる新しい滝がある」という情報を書いていたが それらしいものを発見ッ!!



これが「猿戻りの滝」か・・・





解説の看板によれば なんでもこの地は猿が良く出没するんで「猿見谷」と呼ばれているらしいが、「猿も登り切れずへこたれてしまう」という意味で平成29年に「猿戻しの滝」と命名されたんだそうな。ここ10年くらい滝散策はしてなかったわしが知らないわけだな・・・



どうでもいいけど「へこたれない水」って どうみても滝の沢水そのままだと思うんだが コップなんかが置かれているけど飲めるのか?
飲んで腹がへこたれてしまってはどうにもならんと思うんだが・・・



この地蔵さまは元からあったのか 新しく持ってきたのかわからないが、地元の人の真心は伝わってくるわなあ(´ー`)

さて、そんなこんなでいよいよ本命の「たらいの滝」鑑賞といきますか・・・



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通り沿いにあっさり案内板を発見・・・



「たらいの滝」はこのエリアに存在が伝えられる いわゆる「二鹿七滝」の一つ。

わしもいつかは七滝を制覇したいとは思いつつ、正直「梅津の滝」以外の難易度は異常に高いし 見ようと思えば沢登りの技術と山中野宿を覚悟するくらいの行程と聞いているから おいそれとは手が出なかったのじゃ。
「たらいの滝」に関してはこうやって地元の人が遊歩道を開拓するまで場所が特定できなかった(先の「猿戻しの滝」が「たらいの滝」ではないか?と思われていたこともあったそうじゃ)んだが こうやって散策できる日が来ようとは・・・いやいや、ありがたいことじゃのぅ(´ー`)



さて、400Mほどの遊歩道なんだが、舗装されたルートは最初の100Mくらいの砂防ダムのところで消滅。そこから左手の沢沿いの道の入るんだが、



人が歩かないと山道はどんどん自然に還ってしまうものよ・・・
ここからしばらくこんな道だが 時たま茨系の棘付の草が生えているから半ズボンでの訪問は避けたほうがいいぞ。



それから本格的な山道の遊歩道(・・・と呼べるのか?)を進んでいくと いよいよ噂の「たらいの滝」とのご対面じゃ!!





左右の沢がここで合流してYの字になっているが ココの高さは目視で6Mくらい。わしの資料では11Mと記載されているが 上流の斜滝の落差を加えたものだろうな。



ちなみに左側の赤い筋は たぶん沢水に鉄分が含まれている影響だろう。
「たらいの滝」の名前の由来は滝つぼがタライに似ているから、ということらしい。



滝の落ち口まで登るルートが付けられているが 途中から見下ろした滝つぼの様子。

「たらい」か・・・滝つぼなんてだいたいこんな形をしているような気もするけどな・・・(-_-;)



上に登れば2つの沢の様子がこんな感じで拝められるぞ。



左の沢の上流までは少し進むことはできるが 滝というか沢というか難しいところだな・・・右の沢のほうがなんとなく奥深いような気もするが 雨も本格的になりそうだったし 多分これ以上の散策は単独行動だし装備的にも無理(単なる根性なしともいうけど)と判断したんで 今回はここまでじゃ。



いやいや、、、久しぶりの滝散策ではあったが やっぱ新規の滝探しは心にワクワク感が宿るものよのぅ・・・

もう歳も歳だし そんなに無茶はするつもりはないが 機会があれば心残りの木谷峡の黒滝、大滝、そして二鹿七滝の残り5滝もチャレンジしてみたいものよ。

ふぅ・・・

4 件のコメント:

  1. BARA師匠、ご無沙汰しております。

    二鹿>>何を隠そうこの滝の存在自体は覚えがあったのですが、単なる沢だと思ってました。こんな看板まであったとは・・・・不確かな記憶ですが(二鹿だけに)

    木谷峡の黒滝(本物)は見てみたいですねー(*'▽')

    >>その頃私は羅漢の森で遊んでました。やはりこの時期からは雑草も茂ってる上に水際には蛇が多いですねぇ。

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    1. Vein氏>岩国は滝巡りもそうですが県内でももっとも手薄なエリアなんで こういう情報は人から聞かないと知りえないものでした。(昔は結構 自力で頑張って情報収集してたんだけどなあ・・・)むしろ島根とか広島のほうが良く行っているような気が。

      コセンドウ山とか雲霞山とか その辺も狙っているんですが やはり深く散策しようと思えば適当なキャンプ地の開拓が必須ですなあ。(←ホテルとか利用しようとは全く思ってない)

      まあ、なんにせよ熊とか蜂とか蛇とかがいるんで 動くとしても晩秋からですかね・・・

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  2. ども・・・じんじんです。

    コメント入力に失敗したようなので、再度・・・。

    萩から120km・・・ですか・・・
    遠くから、お疲れさまでした。

    ワタシが行ったのは2年ぐらい前なのですが、その頃から比べても、ずいぶんと道が荒れてきているようですな。
    当時はまだ、見物客も少ないながいたようなのですが、今は行く人も途絶えちゃってるかもしれないですね。

    名前の由来となった「たらい」ですが、滝つぼのことではなく、滝の上、左側の沢の川床にある、大きめな甌穴が、それだったと思います。
    ちょうど家庭用のバスタブぐらいの大きさでしたから、昔は、山仕事の後にここに入って汗を流したのかもしれませんね。

    足を滑らせたら、滝の下まで落下するという恐怖もありますが・・。

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    1. じんじんさん>むむ、確かに看板にも「南側落口の上の方に穴があり・・・」と書かれているッ!(←よく読んでない・・・)
      でもそんな穴があったかどうか覚えてません・・・(写真にもないし・・・)

      山口県の滝って錦町の方でも行かないとなかなか滝壺で遊べそうな滝ってないんですよね・・・(いや、遊ばないけど・・・)

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