今回の隠岐旅行を行うにあたって 旅行ガイドなんかを探しに本屋に何回か出向いてはみたが島根の旅行ガイドってだいたい出雲・松江と石見銀山あたりしか置いてないんだよなあ。あとは萩・津和野くらいで 隠岐に関しては本屋ではほとんど見なかったぞ。
で、ネットで簡単な予習みたいなことはしてみたんだが 見るところはだいたい数か所のスポットに絞られてくるようじゃ。
そんな中、かなりコアな内容の資料としてわしが印刷して持ち歩いたのがこちら
こちらは「隠岐ユネスコ世界ジオパーク」が製作した「隠岐神社マップ」。
同じ隠岐ユネスコ世界ジオパークが発行している「見どころマップ」をスマホにダウンロードして 主にこの2つを参考資料にして動いていたわけだが、この「神社マップ」はなかなか優れもので 島後と島前の2枚に分かれているが 島内の神社という神社は 観光地になるようなメジャーなものはもちろん、祠や鳥居だけ、という超マイナーなものまで網羅されているのだ。
もちろんそれらをすべて回っていては休みが何日あっても足りないし・・・と、いうかほとんど回れてないんだが 普通の観光情報では知りえないスポットまで詳細に記載されているんで わしのようにツアーではなく自力で好きなように回りたいと思う人にはオススメできる資料だと言っておこう。
ただ一つ、わし的に残念な部分があるとすれば・・・ありとあらゆる神社が祭神まで詳細に記載されているにもかかわらず、金精様関連の記述は皆無だということかな・・・もし金精様MAPでもあれば わしはもう一度この島に足を踏み入れても良いとすら思っているんだが。
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そんなことはともかく、本土からフェリーに乗っていよいよ隠岐諸島を巡る旅がスタートするわけだが、最初にやって来たのが4つの島の中では一番小さく 島根唯一の村が存在する「知夫里島」。
ガイドブックでもGOOGLE MAPをみても ココの見どころは「赤ハゲ山」と「赤壁」、そして灯台くらいしかないようじゃ・・・とりあえず赤ハゲ山と赤壁は押さえておかねばならんだろうな。
到着したフェリー乗り場の喫煙場所に鬼太郎関連のイラストが施されたベンチを発見したが、特にネタになるような感じもしないな・・・
もー
赤ハゲ山は山全体が放牧地になっていて、そこらへんにのんびり牛が闊歩しているぞ。牛も観光客には馴れきっているんで車が来ても人が近づいてもお構いなしじゃ。
この石垣が隠岐地方独自の「ミョウガキ(名垣・・・これが西ノ島に行くと間垣=アイガキと呼ばれるようになるんだとか)」と呼ばれているんだが、耕作地と放牧地をローテーションして使うための区割りなんだそうな。
たぬたぬ♪
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そんなこんなで赤ハゲ山山頂の展望台に到着~♪
やっぱGWだな、山頂でテントを設営している猛者もいるぞ。わしも時間に制限がなければこーゆー場所で野営をしてみたいものだが・・・許可が居るのかどうかはさておいて。
いや、しかし さすがは国立公園というか 素晴らしい絶景だな。
ここでキーワードになるのが「島前カルデラ」という単語だろうな。それが隠岐をジオパークせしめている理由というか 風光明媚なスポットには必ず「火山活動」が絡んでくるわけだ。
上の図のように火山の中央からマグマが噴き出して 空洞になったところが陥没して海に沈み 外輪山の名残が知夫里島、西ノ島、中ノ島となっている。
最後の噴火でできた「中央火口丘」と呼ばれる山が西ノ島の焼火山になるんだが、それはまた後日のレポで紹介するとして・・・
2022/04/30 隠岐知夫里島 ハゲ山展望台 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
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