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2014年12月15日

雪中キャンプ IN 新平ヶ原

さて この週末なんだが、TARO先生の強い希望で周南市の新平ヶ原で雪中キャンプなどを行ってきたぞッ!!

折しも今年第二の寒波が到来・・・山間部ではそれなりの警報や注意報も出ていたが 「ホントに行くのか?」と何度も念を押してもTARO先生の固い意志は変わらなかったんで どうしたものかと思いつつ従うことに。

雪中キャンプはまず現場に行くまでの交通と 着いてからの設営がネック・・・というかメンドクサイんだが、それさえ済ませば後はなんとかなるだろう、と思っているわけだ。 寒さは着込んだり焚き火の量を増やせば何とかなるだろうが、問題は強風なんだよなあ・・・

基本的に参天は風には強いはずなんだが それはあくまでペグがきちんと刺さってれば、の話で 以前 新平ヶ原で雨風の日にキャンプをしたときは 夜中に強風で雨の中 参天が倒壊してエライ目にあった記憶があって それで二の足を踏んでいたのじゃ。

じゃあ普通のテントにすれば・・・という考えもあるんだが、やはり参天シェルターの強みは隙間があるから風がスースーする代わりに ある程度の火気が内部で使える(当然 自己責任だが・・・)ということなんで やはり今回のキャンプでも参天シェルターを持込むことに。

「じゃ、TARO先生とキャンプに言ってくるッ!!」・・・と、高らかに宣言して 年老いた母親を軽く絶句させて やって来ました新平ヶ原公園



「やはり こんな天気の中、キャンプをしよう等と言う酔狂な馬鹿者は誰も居らんわっ!!ふはははは・・・」

と、高笑いをする謎の馬鹿者オッサン二人組がそこに・・・



鹿野あたりは山も結構な雪化粧だったが 新平ヶ原そのものは小雪が舞う程度で 積雪もそれほどでもなく風も懸念していたほどではなかったな。

水はけがあまりよくないのか水溜りエリアも多かったが 正直 思ったよりコンディションは良かったぞ。



TARO先生はいつものケシュアをサクッと設営。

ケシュアも3シーズンテントだと思うが こういう手のかじかむような寒いときは設営が楽というのは強みだよなあ・・・
仕舞う時も 両端を抑えて上から畳み掛けるように押せば簡単に収納できるぞ。

・・・上から畳み掛けるように押せば簡単に収納できるぞ(-_-;)(←重要なことなんで2度言う・・・)

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さて、なにげに今回のキャンプで初投入されたニューアイテムはこちら。



写真で見るとナチュラムのちょこっとタープとの違いも判らないが、こういう雪や雨のときでも焚き火が楽しめるようにと購入した CUCUCHIのコットンタープじゃ!

半額セールくらいで売られていたのを発見して飛びついて購入したのも随分前で 結局 雨や雪の日はキャンプなどしないから一年以上は箪笥の肥やしになってたんだけどな・・・(´ー`) (←典型的な無駄遣い・・・)

TARO先生に「お前は何張りタープを持っているんじゃ?」とか聞かれたが 即答できない数のような気がするな・・・わしは個人的な意見だが キャンプではテントよりタープのほうが野営魂をかき立てるアイテムだと思っているからなあ。もちろんテントも色んな種類が欲しいと思ってるけど。

ちなみにこのタープ、コットンオンリーなんで撥水性なんてものは皆無。 雪も普通のタープのようにサラサラと落ちていかず コットン生地に張り付いてしまうぞ。

水を含んでコットンが膨らむことにより防水性を得るらしいが タープそのものは水を含んで重くなるし 雪だともっと重くなってどうしてもたるみができるし、たるんでしまうとそこからポタポタと水が垂れるんで こういうフラットな張り方より小屋掛けのような水が溜まらない張り方のほうがよかろうな。

あるいは居住空間は普通のタープで コットンタープは火気の上と割り切ったほうがいいのかもしれん・・・



新平ヶ原のキュイジーヌ、TARO先生の料理ができるまで カライーカをつまみながらワインなどをチビチビと・・・



今宵の料理はTARO先生渾身の作、「水炊き鍋」。

「寒いから調理と後始末に水を使いたくない」という正当な理由でチョイスしたメニューらしいが、ジンジャーとカプサイシンと「お鍋にポン」の3つのパワーが醸し出すハーモニーが体を芯から暖める一品じゃ!(←食材は?)



今回 予想以上に活躍したのはカセットストーブのGASPIA

あくまで焚き火の補助程度の熱量なんだが 倒してコンロとしても使えるんで 常時ヤカンなんかを置いておけるから 温かい飲み物に困ることは無かったぞ。 あと、参天の中に持込めばかなり温かいしな。

もちろん 雪が参天の四隅をふさいで隙間風を完全にシャットアウトするくらい積もれば 酸欠になる可能性もあるから くれぐれも あくまで自己責任じゃ。



特に何をするわけでもなく 雪もぼちぼちと降る量を増してきたんで 10時半くらいにはお開きで 各自ソロテントに撤収・・・

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朝4時頃、結局ワインを1本ひとりで空けてしまったり コーヒーやらの水分も取りすぎたし 冷えてきたんで小水を噴射したい欲求が頂点に達したんで シェラフから這い出てシェルターの外に出てみると・・・



おぉ!いつのまにか15センチくらい積雪してて 一面の銀世界ではないかっ!!これは冷え込むわけじゃ。
TARO先生のケシュアはわしの参天と違って熱源を持込めないが 寒くないのかな・・・?



!!!!(゚ロ゚ノ)ノ 

TARO先生のテントが雪の重みで潰れておるではないかっ!!




雪の重みで上から畳み掛けるように押されて ジャンプする前のふなっしー状態になっておる・・・(´□`)

雪を甘く見た報いとはいえ 惜しい人物を亡くしてしまっ・・・いやいや、もしかしたら危険を察知してオーリス号に逃げ込んだかも?とか思って 車を覗き込んだが、スモークがガラスに貼っているんで内部の様子を確認することが出来ず・・・

万が一 中に取り残されて酸欠にでもなっていたら大変なんで 念のためLINEでメッセージを送ると 完全に寝ていたらしく「どうした~~?」と他人事のような返答が(-_-;) 

現状を説明すると ようやく事態を把握できたのか ケタケタという笑い声がテントから聞こえてきたぞ・・・

この事態に気付かずに熟睡していたらしく 残念ながら冬眠状態で生き延びているようじゃな・・・
「やけに天井が目の前にあるからおかしいとは思っていたが・・・」と 感想を述べられていたが このまま朝まで放っておいて 完全にアイスマン化させても面白かったかもしれん・・・


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朝7時前に起床すると こんな感じになってたな・・・



今回の経験を踏まえて 雪中キャンプでケシュアを使う人は 両サイドに張り縄なんかをとって 屋根の部分にしっかりテンションを掛けるか あるいはテントの上に雪除けのタープでも設営するかを提唱しておこうかの・・・

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とりあえず 今回の雪中キャンプの内容はこんな感じじゃ。

50センチ強の積雪を記録した芸北では なかなかシロウトが手を出すのは厳しいかもしれないが それほど標高も高くないエリアなら 雪中キャンプもなかなか面白い、ということを再認識したな♪

やはり一番注意したいのは風と一酸化炭素中毒だと思うが 今回は色々と改善点や気が付いたところも判ったし 機会があればまた雪中キャンプに挑戦してみたいぞっ!くはっ!!

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そんなに使用頻度の高くなかったダウンジャケットを うっかりガスランタンに接触させて穴を空けてしまったことが 今回の一番の失敗だったな・・・

羽毛の流出を抑えるために応急処置で貼ったカットバンが痛々しいぞ。

くふぅ・・・(゚ーÅ)

2 件のコメント:

  1. BARAさん、TARO先生、生還おめでとうございます!!

    いや、しかし。鹿野方面は降った様ですね。一面銀世界!素晴らしい!
    ガスピア>何気に迷ってたのですが、冬の野営愛用品は湯たんぽな私です。
    膝掛毛布と湯たんぽをシュラフにブチ込んで快適です♪
    TARO先生>豪雪の中でも熟睡出来そうな豪胆な方ですね。流石は総帥です。
    つい先日は二川の雲海写真をTVで拝見致しましたよ。
    >冬はやはり「鍋」が良いですね。体が温まる食材を心得てるあたり、やはり先輩方には学ぶ事が多く有る様な無い様な(どっちだ!)

    ・・・・私的には肉分が少し足りない気が(笑)

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  2. Veinさん>今回のキャンプ、私は正直 警報や注意報にビビッて乗り気ではなかったんですが 普段「めんどくさいことはヤダ」「疲れることはしない主義じゃ」とおっしゃるTARO先生が異様に乗り気で決行となりました。たぶん彼はトッキュー6号と同じく 死に場所を求めているんではないかと思われます。

    やはり強風の問題さえクリアできれば雪中キャンプは面白いと思います。新平ヶ原程度なら冬山ほど厳しくないし 初心者雪中キャンパーにはオススメだと思います。

    冬こそ燻製や手のこんだ料理が似合うと思うんですが そこはめんどくささが先行して やはり鍋あたりはお手軽ですね・・・私一人なら秋あたりから湯煎だけのおでんを温めて それで良しとするでしょうけど・・・

    歳をとると脂の濃い肉はなかなか体が受け付けません(゚ーÅ)

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