と、いうわけで 2月最後の土日休みなんだが 生憎の雨予報のため今回はドライブも山登りの準備もせずに実家の萩に戻っていたんだが・・・
そうは言ってもヒマには勝てないんで 今日は一人で市内をウロウロ回ってネタ探しに明け暮れていたぞっ!
・・・ブログももちろんだが、FaceBookの萩コミュにも参加しているんで そちらと兼用できるネタを求めての散策じゃ。
最近SNSのほうが短文で済むから書きやすいし スマホで逐一チェックもできて使いやすいし 訪問者のレスポンスも良いから どうしても比重が偏るんだよなあ(´ー`)
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で、今日ご紹介するネタは 萩市椿東の「如意ヶ滝」付近のレポじゃ!
と、言っても 萩市民以外には全然ピンと来ないと思うが 松陰神社から旧・福栄村方面に向かう県道11号沿いの 萩清掃工場より少し手前のエリアで 車で走っていても特に何がある、というところではない。
○付近が今回の散策エリア(クリックでGoogle MAP) |
まあ、しょっちゅう崖崩れで片側通行になっているエリアといえば この道を使っている人は判るんじゃなかろうか?
このエリアに何があるかと言えば「如意ヶ嶽トンネル」というトンネルがあることでも判ると思うが 如意ヶ嶽と 傍の川には「如意ヶ滝」があるわけだ。滝に関しては以前のブログで既に取り上げているが もう記事も消滅したし 今回 改めて散策しておこう、というのが ココに来ることになった理由じゃ。
現在も崖崩れで片側交互通行になっているが、福栄側の信号機の横のスペースが駐車場になっているんで ここに車を止めて、と。
反対側の谷に見えるのが如意ヶ滝。
落差20Mほどの なかなか風情のある滝なんだが、ガードレールからかなりの危険を侵して下まで降りないと全貌は拝めない。
ストリートビューで見ると 位置や如意ヶ滝の全貌も掲載されているんで そちらのほうが判りやすいだろうな・・・
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さて、滝の対面の駐車スペース・・・今回わしが車を停めた場所のすぐ左手に階段があって その上に小さな祠を見ることが出来る。
「如意ヶ嶽」というネーミングの通り、山岳宗教の匂いがプンプンと感じられるわけだが、この付近が何時までも崖崩れの定番スポットになっているのは やはり宗教がらみでなかなか思い切った工事が出来ないからじゃないか・・・?とか思ってしまうが・・・
それはともかく、この祠の中にもなかなか趣のある石仏が多数祀られていて 何気にわしは気に入っていたりするぞ。
メインは 滝があれば定番の不動明王。
何年か前に初めてココを発見したときに その出来の良さに感動した大山祇神(おおやまづみのかみ)。
全国の山を管理する総責任者という位置づけらしいぞ。
あんまり旧漢字は詳しくないからアレなんだが、秋葉様とか如意ヶ嶽大権現とか そういう類の天狗様かな?
廃仏毀釈の影響だろうと思うが 神様関係の像は立派なものが多いが 仏像関係の像の多くは首チョンパされている。この像は仏様っぽいが正体は良く判らないな。
これも相当古そうだが・・・
たぶん役行者と思われる老人が奥のほうに佇んでおる・・・(´ー`)
この祠の存在こそが如意ヶ嶽の名前の由縁だと思うんだが、祠の上に何やら大岩らしきものが鎮座しているのが気になるんだよなあ・・・
その手前の木に国土調査のピンクのリボンがくくりつけられているんだが もしかしたらこの先を進むルートがあるのかもしれないが、ちょっと気合を入れて登らないとダメそうなんで 今回は断念。
この祠も菓子の供え物があったりして 世話をしている人が居るみたいだから 他所者が勝手に入り込んで良いものかどうかも判らないしな。
交通網が発達して旧道なんかがどんどん廃れていくと そこにあったお地蔵様とか一里塚とか 歴史を記憶するものも消滅していく運命だろうが こういうものは何とか後世に伝えていくべきじゃないかと 常々思うわけだ・・・
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さて、如意ヶ滝からさらに進んで 萩清掃工場の手前に旧道に入る道があるんだが、
この旧道の途中にも後世に伝えておきたい超マイナースポットがあるんで これも前ブログで取り上げたことがあるんだが 改めてご紹介しておこうっ!
川沿いに未舗装の林道があるんだが、二手に分かれていて 一方は山のほうへ、もう一方は川に沿って延びている。その川のほうに100Mほど進むと・・・
途中で倒木があって道が潰れているが これを何とか乗り越えて進むと、
このような手掘りの洞窟ががが!
長さは100M以上あるような感じだが 奥に光の点があるのにお気づきかな?
デジカメの超望遠×96倍で撮影してみると
トンネルになっていて 奥に出口が。
以前 友人たちと一緒に散策したときは通過したんだが、この先は山を越えて越ヶ浜駅エリアに出ることが出来るのじゃ。
県道11号が整備される以前は これが生活道路だったのだろうか?
たぶん こんな感じで 直線部分の山越えルートになるんだと思われるぞ。
今回も通ってみても良かったんだが ライトや服装などの準備を全くしてなかったし 道具の準備と言うより精神的な準備のほうが必須で さすがに一人では怖くて入ろうという気にはならなかったな。
敗因は 昨日 寝る前にファミリー劇場の「ほんとにあった怖いビデオ」を見てしまったことだろうな・・・(´ー`)
最初の分岐に戻って 今度は右手の山越えルートを進んでみよう。
意外とちゃんとしたルートになっているんだな・・・
と、思ったら なんと民家が!Σ(; ゚Д゚)
こんなところに家があるとは思ってなかったが・・・
GoogleMapの航空画面で見ると どうも越ヶ浜側から道路が延びているように見えるんで たぶんそちらがメイン道路になっているんだろうな。
この先にも山の稜線に向かって道が続いているようだが どうしてもこの民家の中を通過しないとダメだったんで 今回はココで断念。
むぅ~、今回は紹介できなかったが 下の手堀りトンネルは再度トライする機会を考えておきたいのぅ。まあ、当然 一人では無理だと思うが・・・
このテの旧生活道・あるいは峠越えルートってのは 探せばいくらでもありそうな気がするが、萩往還や石州街道、赤間関街道みたいに有名じゃない旧道を歩いてみるのも 味があるし「地域再発見」という意味も大きいと思うわけだ・・・
ふふぅ~~~
BARA様、おげんこでおありでせぅか。(岩国の方言で「この頃は天気もよろしくなく、お部屋で過ごしてばかりだと発狂しそうですね」の意)
返信削除滝>私も上からは覗いた事があるんですが、やはりロープで降りるんですか?
なにげに立派な滝なので気にはなってたんですが・・・・・
洞窟トンネル>意外と長いんですね。光の先には何があるのでしょうか?
きっと某宗派の方々が辿り着くと云う楽園だったりするのでしょう~
しかし凄まじい手堀臭のするトンネルですねぇ。
Veinさん>いやいや、天気も読めないし 3月からは春のイベントシーズンで休みが読めない時期になって なかなかスッキリできません。
削除滝>はやりロープでしょうね・・・以前 下の段のコンクリまで頑張って降りてみましたが その程度では全体像は拝めないんで 余程の気合が必要だと思われます。
トンネル>出口の向こうは開けた場所になっていて さらに道が続いてます。当時はそこからどこに行くのかという興味より 来た道を戻らないとどうしようもないという危機感のほうが強かったです。