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2017年5月22日

2017GW南九州一人旅⑩ やまでら鉱泉 / 山寺鉱泉浴場



大隅半島には 道路を走っているとあちこちで石仏を見かけるんだが、どこぞの公民館でこのような石碑を発見ッ!

一見 何の変哲も無い将棋の駒のような石碑だが、これこそ「石敢当」(石敢當:いしがんとう・せっかんとう)と呼ばれる一種の魔よけのようなオブジェだったりする。



中国発祥で沖縄や鹿児島などに多く見られるらしいが 山口県あたりでは馴染みが無いと思う。わしも九州地方に足を伸ばしたときに何度か見かけたことがある程度かな?城下町とか古い町並みなんかに行った時に 辻や三叉路なんかにちょこんと置かれていたり 石に文字が書かれていたりするのを目撃したことがあるぞ。

魔物は直進しか出来ないんで 辻に当たるとそのまま跳ね返って飛ばされた民家に住み着いて災いを起こすらしい。この石敢当は昔の魔物退治の勇者にあやかったものらしいが これに当たると魔物は砕け散ってしまうから 行き止まりにあたるところに置いておけばOK、という まあ一種のゴキブリホイホイみたいなものかな?

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それはそれとして、ツアー2日目の〆としてやってきたのは 鹿屋市の国道504号をすすんだところにある「山寺鉱泉」



国道沿いにこのような看板があるから これを左折して住宅地に入ると その温泉は存在する・・・







外観はフツーの民家なんで 黄色い看板が見つからなければたどり着くのは難しいかもな・・・まあ、今はカーナビがあるから 日が暮れてからいく場合は素直にカーナビ任せにしたほうがいいと思う。



なかなかの秘湯っぽい雰囲気だが、高隈山の麓から湧き出る鉱泉を2キロほどパイプで引っ張って沸かしているんだとか。

こちらは温泉と共にライダーハウスも経営していて 素泊まり500円という価格で人気らしい。わしが訪問したときもライダーらしき3人組の兄ちゃん達がオーナーの説明を受けながら「入国の儀式」とやらを行なっていたんで 見てみぬフリをしてしまったが・・・

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やまでら鉱泉 / 山寺鉱泉浴場

鹿児島県鹿屋市上祓川町8775-4
泉質 :単純泉 PH不明
効能 :肩こり、神経痛、リュウマチ、切り傷、あせも、オムツかぶれなど
営業時間 :13:00~21:00(火曜定休)
料金 :390円

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コチラの施設、営業時間がネットで調べてもバラバラで統一されてないが いちおう看板に「13時から」と書かれているんで それを書いておいたぞ。



訪問時間が夕方だったんで 当然内部の写真など撮影できなかったが、こちらは「やまでら鉱泉」さんのフェイスブックより無断借用した画像じゃ。



冷鉱泉なんで沸かし湯だが、源泉のコンディションによって色は薄くなったり濃くなったりするらしい。わしが訪問したときはほぼ無色透明だったが やはり雨が続くと薄められてしまうのかな?

源泉そのものは鎌倉時代から使われていたという記録があるらしいが 先代が言い伝えを元に現在の源泉を探し当てて30年位前から営業しているんだとか。
少し鉄分を含んだお湯は皮膚病なんかに特に効果があるらしいが サッパリとして肌触りも柔らかい感じ。お一人様用の小さい水風呂があるんだが 時間帯によっては競争率も高そうじゃ。

ライダーハウスも運営しているからバイク乗り、あとはマニアックな温泉ファンには知られているのかもしれないが わしも今回の旅の下調べでツーリングマップルを眺めていて初めて存在を知ったんで そんなに宣伝もしてないし どちらかといえばジモティ向けのマイナーな存在だと思う。しかしながら雰囲気は良かったし 素朴で心落ち着く良い施設だと思うぞ。(混まない時間を選んで訪問するのが良さそうだけどな・・・)

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一日の汗を流してサッパリしたところで 今宵の車中泊は桜島のそばにある道の駅「垂水」

どうでもいいけどこの日は朝からちゃんとした食事を取ってないような・・・山寺鉱泉の売店で地元のトマトを一袋買って食ったが その程度では全く腹の足しにならないぞ。

どうも散策を重視しすぎると食事は後回しになりがちだし 食堂やコンビニの無い僻地を好む傾向もあるんで食いっぱぐれるパターンもまま有るんだが・・・基本的に日が暮れたら動けないんで夜は長いが カーナビでしらべてもこの道の駅周辺にコンビニの一つでもあるのかないのかわかんないし、これはどうしたものか・・・



仕方が無いんでお土産として購入した「これ菓子」を夕飯代わりに一個頂いたが 甘さがハンパなかったんでちょっと血糖値が飽和状態になって気分が悪くなってしまったぞ (-゛-;)

目の前の桜島が夜中に爆発なんかしないだろうか・・・?
なんて想像をしながら ツアー2日目の夜は更けていくのであった・・・

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