とりあえず九州は日帰りで下関に戻り、二日目は実家に戻ってきたんだが、TARO先生は「(アクセサリーの)石屋に行く」ということで 付いて行ってもしょうが無さそうだったんで 単独で近場のトレッキングなどをすることに。
山口だと それなりに標高の高い山だと中国山脈になってしまうが 1000Mクラスだと積雪もありそうだし 天候も雨が降ってもおかしくない予想だったんで 手頃な低山を・・・と、いうことで 前々から目をつけていた東方便山にトライすることにしたわけじゃ。
「東方便山」・・・山口市には新日本百名山として知られている東鳳翩山があるが、それと同音読みの「東方便山」は 同じ山口市の仁保エリアにひっそりと存在している。 片道1時間もあれば楽に登れて地元の有志によって登山道も整備されている、という話は聞いていたのじゃ。
東方便山の登山口は 仁保駅入り口から国道を挟んですぐのところにある。 治山事業か工事資材を置いている空き地スペースに数台は駐車可能。仁保駅に車を置いてもラクラクにアクセスできる環境じゃ。
左から延びている林道を進んでいくんだが、ココから先は中腹のテレビ塔まで作業道が続いていて その気になれば車で進めなくもないんだろうが 作業車以外の乗り入れは禁止されているようなんで素直に歩いて登ろう。道は広くないから 万が一 作業車にでも出くわしたらバツが悪いしどうしようもないからな・・・
*************************
最初の林道コースが結構長くて このルートだけで行程の半分くらいは消化しているような気もするが、その林道の途中にある唯一の水場「洗心清水」。 ただし沢水で足場も悪いんで飲もうという気にはならないと思う・・・
だんだん道も荒れてくるが 歩く分には特に問題ナッシング。
ここからは4輪車は進入不可能の細い道になるが やっぱり歩く分にはノープロブレム。
作業道の終点はデジタル放送用テレビアンテナ塔。アンテナが立つだけあって仁保の町をカバーするように俯瞰できるぞ。
ココまではハイキング気分でラクラク来れるんで 仁保の人達の初日の出スポットになっているんだとか。
ここからが本格的な登山道になるんだが、基本的には目的地の東方便山まで尾根の1本道なんで迷うことはない。
羊歯の上り坂を登っていくと・・・
最初のピークの「方面山」(320M)とやら。
仁保の町を眺めると特徴的なパラボラアンテナ群が。
元々は雑木に隠れた地味な山頂だったらしいが 山頂付近の木々がザックリと切り払われて 展望はかなりのものじゃ。
頂上直下にあるトタンの小屋は女性専用のトイレ。
ただ 扉が破壊されて建物そのものも随分と傾いているんで ここで用を足す女性が居るのかどうかは不明じゃ・・・
尾根伝いに歩いていくと 途中に一つ 小さいピークが。
この先で 体長1Mくらいのイノシシが3匹ほど佇んでいる場面に出くわしたが、イノシシのほうが驚いて逃げてしまったんで特に危険なことはなかったな。せめてカメラを用意するくらいの余裕があれば良かったんだがなあ。
でもまあ いちおうこのあたりは熊の生息地でもあると思うんで 熊鈴とかの用意はしておいたほうが良いかもな。
そんなこんなで こちらが噂の東方便山山頂(359.8M)じゃ!!
こちらも山頂の雑木は切り払われて 白石山・狗留孫山、真田ヶ岳、東鳳翩山など360度の展望が得られるぞ。
西のほうを見れば宮野のマルキあたりの様子がなんとか確認できたぞ。天気がもう少し良ければ視界もクッキリするんだろうが・・・
実はもう少し南下すれば展望岩なる見晴らしスポットがあるらしいが、そこまで事前調査がなかったんで見逃してしまったな(´・ω・`)
低山ながら 麓の住民には自慢の里山なんだということが しみじみ伝わってくる 良い山だと思うぞ。
ゆっくり景色を眺めて休憩しても往復で2時間半もあれば楽しめるお手軽さもあって なかなかオススメじゃ!
ちなみに 近くには西方便山も存在しているが、そちらは登山ルートは設定されてないみたいなんで今回は却下じゃ! (゚Д゚)クワッ!!
0 件のコメント:
コメントを投稿