さて、宇佐の御許山~雲ヶ岳の縦走を終えたあとは特に予定もなかったんだが、そのまま下関へ戻るのもアレなんで 温泉にでも入って汗を流してサッパリしようと別府に向かうことに。
で、安心院方面にちょっと進んだところで 田んぼの中に佇むこのようなオブジェを発見。
むぅ・・・あのペニーの形をした岩は一体なんだろう??近寄ろうにも完全に田んぼの中で 道は付いてないみたいだし・・・
すぐ先に 10月の宇佐神宮参拝の際についでに訪問した「佐田京石」があるんだが、そこの案内板でこの謎のペニー石の正体が判明したぞっ!
なるほど、「こしき石」か・・・ペニーじゃなかったのか・・・(・ω・)
まあ、別にわしが落胆する必要もないんだが・・・
「佐田京石」については 前回も説明しているからココでは写真だけにしておくが、後ろに聳える山が「自然の山をピラミッドにした」という説もある 古代信仰の謎を秘めた「米神山」。
頂上に環状列石(ストーンサークル)が鎮座する、ということが知られているスピリチュアル・スポットで 解説によると片道1時間くらいで登れるらしい。
ふむ、、、御許山もなんだかんだで午前中に終わってしまったし、これから温泉に入って下関に戻っても夕方のラッシュに引っかかるだけだし、せっかくの3連休なんで そんなに早く帰っても仕方あるまい。
以前 ココに来たときに米神山には後ろ髪を引かれた気持ちにもなったし、片道1時間くらいなら ちょっとしたハイキングコースだろうから せっかくだし登ってみますか・・・
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今回は佐田京石登山道から登って 熊登山道へと降りる周回コースを歩いてみることにしたが、この米神山登山道は 最初の半分は植林地帯をノホホンと歩くコース。遊歩道はちゃんと整備されているが景色は特になし。
20分くらい歩いて第一展望台に到着~♪
由布岳方面の展望がまあまあ。
ココまでは登山道もきちっと整備されていてハイキング感覚で登ってこれるが 景色はこの展望だけ。
ここから整備されたルートではなく 頂上までロープを駆使して登るコースとなるんだが 巨石群はどんどん増えていくんで真の見ごたえのあるエリアはココからだったりするぞ。
千岩滝。
名前どおり、巨石がゴロゴロと滝のように一面を覆っているスポットじゃ。
月の神巨石群。
古代信仰といえばそんな気もするし 自然にこういう形になったといえば そんな気もするし・・・(・ω・)
こちらはその名もズバリ、大巨石群。
これだけあれば佐田京石のオブジェや 墓石なんかだと何人分調達できるのか見当も付かんぞ・・・
かなりシゴかれたような気もするが ヒーヒー言いながらも無事に頂上(475M)に到達じゃ!!
むぅ・・・思ったより石のサイズは小さいんだな・・・
腰掛けるには十分な数が揃っているんで この山に登るときは椅子の類は不要かな・・・(←いいのか?)
おそらく千岩滝あたりから持ち上げてきた岩を並べているんだろうけど 佐田京石のように下に持って行くのは大きいサイズでも可能だが 上にあげるのはサイズを選ぶ、ということなのかな?
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さて、下山はもう一つのルート、熊登山道を使うとしよう。
佐田京石登山道もこちらの熊登山道にも 登山口から頂上までの距離が100Mごとに表記されているが、全部で何メートルなのかが最初に書いてないから登りで使うにはあまり役には立たないかも・・・逆に下りで使うならゴールまでの距離がわかって励みになるぞ。
ちなみに熊コースは京石コースの半分くらいの距離だが、京石コースでも結構な急登なのに距離が短いということは それだけ更に傾斜がキツイ、ということじゃ。
登山案内板には「軍手必須」と書かれているが、確かにロープに頼らないと上り下りができないような傾斜なんで 軍手なしだと掌の皮がむけてしまいそうじゃ(´□`)
こっちのコースには「日の神巨石群」なるスポットがあるんだが・・・
植林地帯の中に意味ありげな(と、いうか 何かの形を想起させる)巨石が聳え立っているぞ。
しかしこんな岩だらけのところでも植林はされているんだな・・・
こっちのコースも上半分はロープを使いながらの急勾配コースだが、中間地点のこの霊岩霊水を越えたあたりから また整備された遊歩道が出現して歩きやすくなってくるぞ。
ちなみに霊水の湧き口を覗いてみたが あまり飲みたくなるような環境でもなかったな・・・
だいたい予定通りの時間で ようやく県道が見えてきたぞっ!
こちらが県道沿いの熊登山道入り口。
佐田京石の手前 こしき岩の近くなんだが、判りやすい場所にある割に来るときには全然気が付かなかったな・・・まあいいけど。
そんなこんなで この米神山、お手軽といえば確かにそうだが 意外と足腰にズシンと来るハードなコースと ロマン漂う巨石の数々が見所の なかなかオススメの山だと思うぞっ!
(゚Д゚)クワッ!
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