山都町から国道265号を南下して いかにも「九州脊梁」という雰囲気の山エリアに突入。
地図を見ると たぶん「仲塔渓谷」と呼ばれるエリアだと思うが 道路からこのような素晴らしい渓谷美を眺めるようになれば 椎葉村は近いぞッ!!
・・・「椎葉村」は岐阜県白川郷、徳島県祖谷にならぶ「日本三大秘境」の一つで 白川郷と祖谷は散策したことがあるが 椎葉村は通りがかったり掠めたりということはあっても ココを目的地としてマトモに散策したことがなかったので 今回の訪問となったわけだが・・・
正直、何が観光の目玉なのか そこまでの下調べはしてなかったり・・・(-゛-;)
とりあえず 地図やスマホの検索の結果、一番の観光スポットは村の中心部にある「鶴富屋敷」らしいんで まずはそこに行ってみることに。
たまたま今日は村祭りの日だったらしく、鶴富屋敷前の広場ではなにやらイベントが・・・
交通整理係と思われる村の青年に誘導されて にせハスラー号は駐車場に誘導されたが そんなに混雑している様子もなかったし、他車のナンバーを見る限り他の県からわざわざ観光にやって来た人間は わし以外に居たのか居なかったのか・・・
ま、そんな祭りの様子はあとでじっくり観察するとして、
まずは駐車場の前に真っ赤な鳥居が目立ちまくりの「椎葉厳島神社」のお参りからじゃ。
椎葉と言えば「平家の落人伝説」、平家と言えば「厳島神社」だからな。
そんな椎葉のお祭りの日に 平家滅亡の地、下関から何かに招かれたようにわしがフラッとやってきたのには 因縁というか特別な理由があるのかもしれんなぁ(´ー`)
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参道の階段を登っていくと 右手に「鶴富姫化粧の水」なる湧水が。
名水らしいが量も少ないし 飲んで良いものかどうかも判らなかったんで このテのスポットを見るとホイホイとガブ飲みしてしまうわしとしては珍しく口をつけるのは断念。(ま、「化粧用の水」らしいし・・・)
境内にある土俵。この土俵の建設には貴乃花部屋が大きく係わったということで貴乃花親方の記念碑なんかもあったな。
んで こちらが椎葉厳島神社本殿。
特に何が、というわけでもないが 解説は下の画像をクリックしていただくとして・・・
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お次は 一般的な椎葉観光のメインと思われる「鶴富屋敷」。正式には那須家住宅というらしいが源氏方の那須大八郎と平家方の鶴富姫の悲恋伝説の舞台になった場所だということじゃ。
詳しい解説は上の画像かネットで調べていただくとして・・・
なんでも狭い平地を利用するために横一列に住宅を配し、地元産の太く大きい木材で作られているんだそうな。
「どじ」は土間のことだろうな。
「ござの間」。神棚や仏壇があって 女子は不浄のものとして立ち入れなかったんだとか。
もしココで誰かが倒れているのを発見した女子がいたとしても 助けようとしたら館内放送で「女性の方は部屋に入らないでください~」とアナウンスが入るんだろうか?(←アナウンスって?)
と、まあ 鶴富屋敷がどんなところかなんとなく判ったところで そろそろ椎葉神楽祭りの見学にでも行くとするか・・・
わしが訪問した前日がメインの神楽祭りだったようだが、地元民しかいないような感じがしたのは そのせいだろうか?
おそらくメインストリートだと思われるが 祭りの割には閑散としておるのぅ・・・
朝からソフトくらいしか食ってないから椎葉のどこかで何か食うものを、と思っていたが 祭りの割にそんなに食うものもないぞ。とりあえず団子を買って、
山菜おこわとワカサギのフライなどを購入♪
この時期にワカサギを食うのも珍しいが子持ちというのも珍しかったな。「シシャモじゃないのか?」と思ったが 屋台を出してる商店街のおっちゃんが椎葉ダムの日向椎葉湖で採って来たばかりのものだから ワカサギで間違いないんだろう。
そんな長閑な雰囲気の商店街に 謎のヒーローが歩いてきたんで 一緒に記念写真など(´ー`)
わしの知らないご当地ヒーローじゃないかと思って 隣に居た付き人風のおねえちゃんに「あの方は一体・・・?」と訊ねると
「この人は○○さんで・・・」と 名前は忘れたが個人名を出されたぞ(-゛-;)シランガナ
その実態は 子供たちにバルーンアートを教えて行脚している熊本の芸人さん、なんだそうな。
「お兄さんもどうですか?」とか言われたが 子供も居ない53の一人旅のオッサンが風船でプードルなんかを作っている場合でもなかろう。
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まあ、名残が惜しいような惜しくないような複雑な気持ちだが、下関からわしがこの日にやって来たことに意味があるかと言われれば たぶん「たまたま」なんだろうな、とか思いに耽けつつ、、、
あまり長く居座ると椎葉村の他のスポットの散策ができなくなるんで サッサと次に向かうぞッ!!
椎葉村編はもう少し続くぞっ!!くはっ!!
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