祖生の「和楽の里」管理人さんに教えてもらった謎の滝、その名も「かぐや姫の滝」は南岩国駅の一つ下りの「藤生」なる集落に流れているらしい。
高照寺山から岩国市の藤生地区へはカーナビ任せだったが、地図で見ると山を越えて一本道のようじゃ。これは思ったより早く到着するだろう、と思っていたが・・・
たぶん 六呂師とかいう 名前を聞いただけでクセがありそうな集落を抜けたんじゃないかと思うんだが、この県道136号につながるルートがなかなか壮絶で・・・なんか四国の片田舎を走っているような感覚に襲われたぞ。
不法投棄防止のため鳥居を立てているところは 山道を走ると結構見かけるんだが 延々と鳥居が立てられて ご丁寧に紙垂まで延々と麓まで付けられているのは初めて見たな。
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ま、そんなことはどうでもいいんだが、やって来たのは「砥石川・清霧の滝自然公園」とやら。
「藤生八景」なんてのがあるんだな・・・ここの「清霧の滝」も八景の一つにエントリーしているんだが わしとしては「大岩大師」とやらも気になるのぅ。
とりあえずこの公園の中の遊歩道530Mのルートに「清霧の八滝」が点在しているらしい。
一つ一つの距離は無いんで飽きずに散策できそうだな。
では早速レッツ・ゴゥ!!
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スタート直後に現れる第一の滝が「龍神の滝」。
落差は1Mってところかな・・・
お次は「浄玄の滝」。
う~ん、2M・・・
これは八滝のリストには無かったが「天の川の滝」
落差は・・・と、いうか これのどこが滝なんだろう・・・?
「七夕の滝」落差・・・1M?
こちらも八滝のリスト外「巌隠れ 織姫の滝」
しかしこの一連の滝の名前に何か意味があるのだろうか?例えばこの辺りに七夕の神様を祀る媛社様とかと縁がある、とか 地域に伝わる何かしらの伝説がある、という理屈なら判るんだが。
ここからハシゴが設置されて上流に。
これだけなぜか毛色が違うネーミングの「化石の滝」。
化石が発見されたとか、そんな謂れがあるのかな?
「おみなの滝」
正直、ココに来るまでの県道136号沿いの山道の渓谷に 数メーター規模の形の良さそうな滝をゴロゴロ見かけたんだが、名付きの滝の格って一体何なのか 考えざるを得ないよなあ・・・
で、今回ココに来るきっかけとなった「かぐや姫の滝」がこちら。
落差は・・・4Mってところかな。滝つぼもちゃんとしているし 形もそれなりに趣があるぞ。
たぶん ネーミングに何かそれらしい由来があるというわけじゃなくて 竹林の中に落ちているから「竹」との連想ゲームの果てに思いついたんだろうな。周囲の「翁の滝」「おみなの滝」も「かぐや姫」につられて付けられたんじゃなかろうか?
「おきなの滝」。
この1Mくらいの流れを指すのか 右横から流れ落ちている細い流れを言うのか よくわかんないな・・・
右からの沢の流れは か細いが落差は10Mはありそう。
一方の沢 写真で言うと手前左側の本流は その上の「清霧の滝」の最下部の落差とも見れるし どっちとも取れるぞ。
最後はこの渓谷の最奥にある「清霧の滝」。
小雨が降っているんでネーミングの通り霧が出て なんとなく幽玄を感じるが、奥にも流れがあって立体構造というか なかなか趣のある姿をしていると思う。
落差は計10Mくらいはありそうだな・・・
まあ若干流れが乏しいのは否定しないが 姿かたちも良いし、この「清霧の滝」を拝むためだけでも 渓谷を歩く価値はあるんじゃないかな?
・・・と、いうわけで「清霧の八滝」の全貌はこんな感じじゃ!
なかなかマイナーなスポットだと思うが 気になる人は訪問してみてはいかがかな?
ふふぅ~・・・
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