岩国市・牛転びの滝

 岩国市周東町祖生・・・お盆の火祭り行事「柱松」が知られているエリアなんだが　このエリアに「牛転びの滝」なる未見の滝が流れ落ちている、という情報をゲットしたわし。

わしが偶然見かけたネットの情報によれば　このあたりで農家民宿を営んでいる「和楽の里」のイベント「シャワークライミング」でこの滝エリアが使われているらしい。
実は何か月か前に一度　このエリアを散策しにきたことがあるんだが　夕方の時刻だったこともあるが　この滝のキーポイントとなる「和楽の里」へ向かうルートを迷ってしまって　結局辿り着けなかったのじゃ。

今回はまだ昼過ぎの時間帯だったし、小雨が降っているものの子供たちがシャワークライミングに使うような滝だからそんなにアクセスも難しくないだろう、という根拠の薄い自信をもとに再度 訪問を試みたのじゃ。

高照寺山の麓の幹線道路から約2.3キロ、細い山道をグネグネ走った先にたどり着いた　こちらが「和楽の里」。
国道から高照寺山方面に入ったすぐのところの二又に朽ちかけた小さな看板が設置してあったが　それを見逃したのが前回ココにたどり着けなかった敗因だな・・・

ココまで来たのは良いとして　ココからどちらに進んでいいのか全く分からず・・・和楽の里までくれば案内板の一つでもあるだろう、と勝手に想像していたが　そこまで甘くなかったか。これは和楽の里に誰か居れば声をかけて聞くしかあるまい。

「和楽の里」は冬季のためか諸事情のためか４月まで休業中のようだったが　たまたま管理している男性スタッフがいらっしゃったぞ。ラッキー♪
場所を確認しようと尋ねたんだが、「口では説明しにくい」ということで　わざわざ滝まで案内してくれたぞ。ありがたいこっちゃ♪

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和楽の里から100Mくらいかな？林業の作業道を進むと　脇から植林地帯の沢に向かって降りる小道が付けられている。こちらを降りていくんだが、これは目印かなにか付けないと　なかなかここから降りようとは思わないか。

ただ　将来的には今回紹介する「牛転びの滝」と合わせて「和楽の里」の情報をもっとネットを使ってアピールしていく構想があるらしく　わしのような滝探しマニアがやってきてもルートがわかるように　それなりに整備していく予定らしい。

ちなみにこの林道、対向車はめったに来ないかもしれないが時々　林業の作業車が通るし　滝への入り口付近に駐車スペースも反転スペースも限られているんで　わし的には「和楽の里」に断って駐車場　もしくは適当に邪魔にならない場所に車を置かせてもらって　歩いてアプローチしたほうが良いと思うぞ。

で、こちらが噂の「牛転びの滝」。

大岩の上を流れ落ちる斜滝で　写真では大した規模ではないように見えるが　実はけっこう高低差があって落差は目視で15Mほどと見たぞ。

シャワークライミングするにも　それなりの技術が必要そうだな・・・

ちなみに由来だが　てっきりこの滝で牛が転んだ、という逸話でもあるのかと思ったが、「牛転び」というのはこの滝を中心にしたエリアの地名らしい。
でもやっぱりこの滝で牛が転んだから　その地名が付いたんだろうな・・・

滝の流れる岩だけ色が違うように見えるが　たぶん花崗岩なんだろうな。滝の下には真砂の砂浜ができていたな。

和楽の里の管理人さんによれば　この滝の下流にもう一つ　同レベルの滝が隠されていて　そっちは斜滝ではなく直瀑らしいが　そちらの滝もゆくゆくは案内板設置やルートを整備して　ネットなんかでアピールして観光資源として生かしていこう、という計画があるらしい。

今は道が荒れたままで　やはり沢歩きのそれなりの装備が必要らしいが　今回はほぼ普段着での訪問でそこまでの想定はしてなかったんでパス。ルートが整備されて売り出しが決まった頃に再訪できることを楽しみに待つとしようかの(´▽｀)

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さて、今回お世話になった「和楽の里」管理人さんに　高照寺山の滝のことや　麓の藤生エリアにあるという「かぐや姫の滝」なる未知の滝の情報を教えてもらったんで　せっかくココまで来たし時間も余裕がありそうなんで　ついでに訪問することに。

国道沿いの「らあめん彩龍」さんとやらで昼飯のラーメンなどをいただいて　行動開始ッ！！

続くッ！！(ﾟДﾟ)ｸﾜｯ！！