さて、日曜日に「岸見の石風呂」に蒸されに行ったのは先の投稿の通りなんだが、実はもう一つ目的があって・・・
2019年に石風呂の体験会に参加した時に配られていたチラシに この岸見エリアの見どころの紹介があったんだが その中に「高砂の滝」なる滝の存在が記されていたのを発見。
これがネットで埋もれていたのを発見した かつての「石風呂まつり」のチラシなんだが、しっかり「高砂の滝」の記載があるのがお判りだろうか?
その時に石風呂まつりのスタッフの人にこの「高砂の滝」について聞き取り調査をしたんだが、話によればこの滝は個人邸の敷地の中に流れ落ちていて 許可なく立ち入ることはできない場所なんだそうな。
その「石風呂まつり」のイベントの一環として オープンガーデンとして開放された高砂の滝周辺の散策ツアーの企画もあったんだが わしは所要のため参加できず、「まあ滝は逃げないから来年でも調整して散策ツアーに参加すれば拝めるだろう」と断念。
そのあとはコロナのため石風呂まつり自体がずっと中止になってしまったんで すっかり「高砂の滝」の存在も忘れかけていたんだが・・・
今年 岸見の石風呂に蒸されることをきっかけに ちょっとネットで調べてみたら 岸見の散策マップに高砂の滝の写真が掲載されているのを再発見ッ!
なんでもこの滝の所有者は「竹本さん」なる方で 連絡をすれば見学も可能らしい。(上の元画像には電話番号が記載されていたが わしのような赤の他人のブログで他人様の個人情報をたれ流すわけにもいかないんで 加工して消したものをUPしているぞ・・・)
せっかく徳地くんだりまで出向く機会があるんで ぜひ見学したい、と竹本さんにアポを取り、本人さんは神戸の方に出向いて不在らしいが 勝手に敷地内を見学して良いと許可をもらったんで さっそく訪問じゃ!!
地図で見ると「高砂の滝」の流れ落ちるエリアは「岸見の石風呂」の裏側、と言う感じでそんなに距離は無い感じ。
岸見の石風呂より少し伊賀地側に戻った超勝寺近く、荒川神社と観音堂がある小川が滝の下流にあたるようじゃ。
ここから軽自動車なら何とか通れるだろう、という山道を700Mほど走行・・・
「滝がある」という確証でもない限り まず侵入しようとは思わないルートだよなあ・・・
個人の敷地エリアなんで対向車は来ることは無いと思うが 普通車や車高の低い車は入らないほうが無難、と言っておこう。
猪除けの柵が出てきたら ここからは徒歩のアプローチとなる。赤いトタンの小屋は資材置き場のようじゃ。
「大見山高砂崎」の看板が。
「高砂」というのはめでたい名前の滝だと思ったが このエリアの今の呼び名なんだそうな。地名だったのか・・・
山の中は竹中さんによる整備が進められて シャクナゲやモミジ、果樹や椎茸なんかが育てられていたな。
昔はお父さんと二人で山の整備をしていたらしいが お父さんも亡くなられて今は一人で整備しているらしい。
山を持つっていうのは羨ましい、と思いつつ やっぱ整備はそれなりに大変だろうな・・・
それにしてもここまで整備するとは大したものだ、と思いつつ進んでいくと
なにやら小屋が現れたぞッ!
この滝を借景にするために滝見橋まで作られていたぞ。小屋には薪ストーブなんかも置かれてくつろげる様になっている。
わしがこの小屋を作るなら 迷わずサウナを作ると思うが・・・
と、いうわけでこちらが噂の「高砂の滝」。
しばらく雨が降ってないんで水量はマップの写真と比べるとかなり少なくなっているが まあ仕方あるまい。
はるか上の方まで岩面が続いていて落ち口がよくわからんが 竹本さんの話では長さは約60Mほどらしい。落差はわしのいい加減な目視で30Mほどじゃないかと思うんだが 確証はないぞ。
と、いうわけで「高砂の滝」の全貌はこんな感じなんだが、とりあえず滝の姿を拝めて長年の懸念事項が一つ解決されたんで満足じゃ!
もしこの滝が見たいという方は あくまでも個人の敷地内の滝なんで 勝手に山に入らず所有者の竹本さんに許可を貰ってくだされ。(連絡先は勝手に調べるなり何なりしてくだされ・・・)
わしもブログにアップした後に「違法侵入者が現れた」とか言われたらそれなりに責任を感じるしな・・・
ふぅ・・・
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