対馬2日目の朝・・・
わしが単独旅行で車中泊あるいはテント泊をする場合、基本的には太陽が昇るのと同時に活動を開始し だいたい夜の8時頃になると睡眠活動に入るパターンになる。
日が暮れるとすることもないし 一日フルに動き回るんで疲れ果ててバタンQなんだが、早朝にいかに効率よく動けるかが勝負になるだろう。何の勝負かは知らないけど・・・
と、いうわけで対馬二日目のターゲットは「上島」なんだが、寝起きと同時に向かったのは「烏帽子岳展望所」。だいたい察しはつくと思うが山の上の展望所じゃ!!
「長崎旅ねっと」による解説は以下の通り。
烏帽子岳(標高176m)は、対馬の中央に広がる浅茅湾(あそうわん)の北岸に位置し、360度をぐるりと見渡せる展望台です。山頂近くまでの道路と駐車場が整備されており、駐車場から展望台への階段を10分ほど登ると、東には対馬海峡、西には朝鮮海峡が広がり、複雑な入り江と無数の島々がおりなす典型的なリアス式海岸の景観を一望できます。
古代から天然の良港として知られた浅茅湾の歴史と、リアス式海岸の雄大な景観を楽しむことができる観光スポットとして人気です。
展望台に向かうにはちょっとした(100Mくらいか?)山登りが必要じゃ。
お、あったあった♪
むぅ、昨日からこういう景色ばかり見ているような気もするが なかなかの光景じゃ。
そんなこんなで 天気予報によればだんだん下り坂になるというお告げなんで サッサと次に向かうぞッ!!
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次にやって来たのは 「対馬ではここは押さえておかないと・・・」と思っていた数少ないスポットの一つ、「和多都美神社」。
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)を祭る海宮で、古くから竜宮伝説が残されています。本殿正面の5つの鳥居のうち2つは、海中にそびえ、潮の干満により、その様相を変え、遠く神話の時代を偲ばせる神秘的な雰囲気を漂わせています。また社殿の裏には、巨樹・巨木が林立し、遊歩道も完備されており、森林浴が存分に楽しめます。
と、いうスポットなんだが 海に浮かぶ鳥居がいかにもインスタ映えしそうなんで 誰もいない時間帯を狙っての訪問じゃ!
社殿の前には磯良(いそら)の墓伝説のある磯良恵比寿という磐座(いわくら)があります。 現地の説明板によると・・磯良の墓とした伝説があるが、古い祭祀における霊座か、御神体石だったのではないか? と書かれていました。 社殿の横にも磐座(いわくら)があります。この磐座(いわくら)と言うのは神様が宿る(御降臨)される場所のことです。石自体が神聖なのではなく、ここに神様が来られるという場所が神聖なのです。 同じような意味で御座石(ございし)、降臨石というものもあります。 社殿の裏には、巨木が林立し、その中に2つの岩があります。これを夫婦岩と称し、そばに豊玉姫命の墳墓(御陵)があります。また、西手の山下には豊玉彦尊の墳墓もあるそうです。
(「よかとこBY 九州観光と温泉」より丸写し)
なんかよくわからんものがあっちこっちにあるな・・・
神社の裏にも回っていろいろ写真は撮ってみたが だいたいどんなところか判っただけでも良しとするか・・・
次ッ!!
豊玉町エリアに「ゴリラ岩」なる謎スポットがあるらしいんで そちらに向かうぞッ!
なんせ対馬は入り組んだ入江ごとに漁村が点在しているんで いちいち回っていると走行距離もかなりのものになるぞ。
人間の腸のヒダを広げるとテニスコートくらいの広さになる、とかなんとか 小学生のころ読んだ学習漫画本に書いていたような記憶があるが 対馬もそんな感じで海岸線をたどって歩くと1000キロくらいになるんだそうな。
で、これが「ゴリラ岩」。
まあ、確かにそう見えないことはないか・・・(´・ω・`)
貞婦として表彰された波自采女(はじのうねめ)が勅撰の国史「続日本紀」の神護慶雲二年(768)春二月五日条に載っています。
「対馬島上県郡の人高橋連波自采女、夫を亡くして後誓って志を改めず。その父もまた死す。盧を墓の側に結んで、毎日斎食す。孝義の至り。路行く人を感ぜしむることあり。よってこれを其の門閭(里の入口)に表彰し、租(年貢)を免じて一生を終わらしむ。」とあります。
夫の死亡後誓って貞操を守り亡夫の追善につとめましたが、そのうち父もまた死し、墓の側に草庵を建て、忌に服して供養をつくし、孝義の至りとし道行く人を感心させました。官(おかみ)はこれを表彰し、村の入口に告示して、終身租(ねんぐ)を免じたということです。
・・・結局のところ 「そういう人が居た」という程度しか判らないんだが、、、
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次にやって来たのは「海神神社」なんだが、そのすぐ前に「木坂御前浜園地」なる広場があって 無料のキャンプ場として利用可能、ということじゃ。
けっこうキャンパーがいるんだな・・・
実は2日目はココで野営をすることになるんで 木坂御前浜園地のご紹介はまた後日のネタにさせてもらうとして、と。
で、やってきました、こちらが「海神神社」。
海の守護神、豊玉姫を祀る対馬の一の宮、ということじゃ。
ココも階段地獄か・・・(-゛-;)
ほぅ、雰囲気はあるな・・・(´▽`)
海神神社は、古くは神功皇后の旗八流を納めた地として八幡本宮と号し、対馬本宮と号し、対国一ノ宮と称されました。明治4年には海神神社と改称され、国弊中社に列せられた由緒ある神社です。周辺の木坂山(伊豆山)は千古斧を入れない原生林で、「野鳥の森」となっています。また本殿前を通る「木坂野鳥の森」遊歩道があり、野鳥を見ながら散策することもできます。
例によって「長崎旅ねっと」の解説丸写しだけで済ませてしまうのが申し訳ないが、まだまだ旅は続くんで 気長にお付き合いくだされ~
この時期には対馬のどこに行ってもナンジャモンジャの花にお目に掛かれるんだが、それはまた後のエピソードで・・・
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