ツシマヤマネコのトイレか・・・(´▽`)
そんなこんなでやって来たのは対馬上島の北端に位置する鰐浦集落。
この時期 対馬にはあちこちで白い花をつけた樹を見かけるんだが、これが対馬の市の花のヒトツバタゴ。
別名「なんじゃもんじゃ」と呼ばれているモクセイ科の樹木で日本国内では絶滅危惧種扱いの珍しい一品なんだが、日本での自生地は岐阜と愛知とこの対馬となる。
自生地は天然記念物に指定されている場合がほとんどなんだが たまに園芸種もあって 松江城なんかは割と知られているし 山口県近辺ではわしの知る限り 阿武町の鶴ヶ嶺八幡とか北九州の戸畑とか、あと田布施にもあるという話を聞いたし 個人の家に植えてあるところもたまに見かけるぞ。
この対馬では幹線道路の街路樹としても植えられているし 寺社や公園、個人宅など どこにでも見ることができる。「苗売ります」と書かれた看板を見たときは 正直買って帰ろうか迷ったり・・・
で、そのヒトツバタゴの自生地が鰐浦集落なんだが ここではこの時期、「ひとつばたご祭り」が開催されている、という情報をゲットしていたんで 早速出向いてきたわけだ。
・・・祭りの会場なら何か地元名物を食えるような出店の一つもあるだろう、という目論見もあったしな。ふふふ・・・
山に囲まれた入江の漁村なんだが、周囲の山肌には白い花をつけたなんじゃもんじゃが豪快に花をつけているぞ。桜のシーズンはとっくに終わっているが 対馬では花見における桜と同じような感覚なのかもしれないな。
ひとつばたご祭り@鰐浦ヒトツバタゴ自生地 2019/04/28 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
手っ取り早く腹が膨れそうな対馬焼きそばは予約分を焼くのが精いっぱいで だいぶ待たなくてはならんらしい(´・ω・`)
仕方ないんですぐにゲットできそうな「上対馬とんちゃん」などをゲット。
下関の名物に「とんちゃん鍋」というのがあるが、韓国が近いからこっちのほうが原型に近いかもしれないな。鍋ではなくホルモン焼きじゃ。
前日からの運動量で考えると 全然カロリーが足りないな・・・(´・ω・`)
展望所・・・?上から集落を眺めるスポットがあるのかしら?
まあ せっかくだから登ってみますか・・・
上に登ると景色が良いんだろうが ちょっと木々が多すぎるかな。
この鰐浦集落のすぐそばに いちおうチェックポイントとして考えていた「韓国展望所」があるんだが、ひとつばたご展望所から尾根続きで行けるんだな。知らなかったぞ。
やっぱり山歩きだな・・・ (-。- )
んで、こちらが「韓国展望所」。まあ 韓国風の展望台が特徴なんだが、展望台系のスポットはすでにいくつか見ているから特に書くこともないか。
ちなみにここから見下ろせる海栗島は島全体が航空自衛隊の分屯基地となっている。レーザー照射にもめげず日本の領土を守ってくれている兵隊さんに感謝じゃ(゚∀゚ )
やっぱナンジャモンジャの苗は買って帰るべきだったかのぅ・・・(・ω・)(←後ろ髪を引かれている様子・・・)
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さて、ひとつばたご祭り鑑賞で予想外に汗をかいてしまったんで さっそく温泉施設などへGO!
対馬の温泉では一番北にある「上対馬温泉・渚の湯」。
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上対馬温泉 渚の湯
長崎県対馬市上対馬町西泊1217-8
泉質 :弱アルカリ性単純温泉 PH8.2 35.9℃
効能 :神経痛・筋肉痛・五十肩・うちみ・関節炎・冷え性など
営業時間 :10:00~21:00 月曜定休
料金 :600円
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画像はネットの拾い物なんだが、この渚の湯は「美しい日本の渚100選」に選ばれた三宇田浜に隣接し、目の前に対馬海峡の青い海が眺められるのが自慢という温泉施設じゃ。
施設はいかにも公営の福利厚生目的の入浴施設、という感じ。メインの内風呂にはジャグジー、ジェットバス、打たせ湯、サウナ、水風呂と 一通りのものが揃っている。ただし露天風呂は季節営業ということで今回は閉鎖されていたぞ。
お湯は今回入った4つの対馬の温泉の中では一番わかりやすいツルツルのアルカリ系で 循環利用だが薬剤のにおいは判らない程度で気にならないと思う。
と、いうわけで 悪くはないと思うんだが、やはり温泉の歴史は浅いから本土のものに比べると「観光客目当てで作られた施設」という印象は強いかな・・・
で、やっぱり気になるのは客層なんだが、やはり三宇田浜観光ツアーでやって来た韓国人観光客の集団がほとんどで 別に何か迷惑行為やマナー違反があるというわけでもないが 肩身が狭くて居心地が悪くなるのは仕方ないかな・・・地声が大きいうえに何をしゃべっているのか判らないというのは仕方ないといえば仕方ないんだが。
わしは韓国人の入浴文化というのは全く詳しくない(と、いうかココに来るまで関心もなかった)んだが そもそも韓国の人って日本のように湯舟に入る習慣ってあるのかな?ここでも翌日に行く施設でもそうだったが、基本的に入浴は腰までで 全身を湯船に浸す人は見なかったし ここでは集団で湯舟の縁に並んで足だけ浸ける、あるいは縁に仰向けに寝ころぶ人までいたぞ。
まず 湯船に入ろうとするのに邪魔だし 結局のところ湯船に入らないのであれば泉質とか関係ないような気がするし・・・
そういえば ここは数名入ればいっぱいになるくらいの小さいサウナ室なんだが、サウナを利用する人があまり居なかったんで それはゆっくりできたな。たまに入ってきても1~2分で出て行ってしまうんだが、辛いものは好きでも熱いものは苦手なのかしら?
・・・まあ どうでもいいことだけどな。
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こちらが三宇田浜。確かに美しい海岸だが この観光客集団は見た限り、ほとんど異国人で やっぱりサングラスをつけて自撮り棒で記念写真に興じていたぞ。
う~ん、、、いろいろ思うところはあるが、観光誘致はいいけど やっぱ特定の国や人種に偏るのも違和感しかないかなあ。海外からの訪問客に日本のことを知ってもらうのも大切だが 個人的には日本人の観光客をもっと増やしていくことが基本だと思うんだけどな。
ふぅ・・・
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