ぼちぼち日が傾く時間帯になってきたんで 対馬二日目の散策も終盤じゃ!
対馬上島の東側から 早朝散策した西側に移ってきて、一日の疲れを取るためにやってきたのは 対馬3つ目の温泉、「峰温泉・ほたるの湯」。
外観はいかにも公民館チックと言うか ジモティ向け健康増進、福利厚生施設というつくり。周りには老人ホームや養護施設、役場の支所も近いし そういう目的で作られたのは間違いなかろう。
ゆえに低料金でもそれなりに管理も行き届いた 敷居の低い施設となっている。やはりジモティ向けなのか 韓国人観光客のツアールートに入ってないから 利用者もジモティと日本人観光客、、、バイクや自転車のツーリストが多いような気がしたぞ。たまたまわしが訪問したタイミングがそうだっただけかもしれないけど。
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峰温泉・ほたるの湯
長崎県対馬市峰町三根65番地
泉質 :単純温泉 PH不明 30℃
効能 :きりきず、やけど、うちみ、関節痛、肩こり、虚弱児童、慢性皮膚病など
営業時間 :13:00~21:00 (定休)火曜・金曜
料金 :450円
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これはネットでの拾い物画像(どこで拾ったか覚えてない・・)なんだが、メインの浴槽とサウナ、水風呂という内容。露天風呂はないがこの価格で狭いながらもサウナがあるのは立派。
あと、湯船、洗い場とも清潔感あって 木材を多用した建物そのものも落ち着いた雰囲気で良いと思う。
ココの強みは豊富な湯量ゆえに掛け流しでお湯が使われていること。
お湯はハッキリ言って特徴の在るものではないが 肌触りの柔らかいもので、わし的には水風呂として使われている源泉風呂が加熱なし・鮮度抜群ですこぶる気に入ってしまったんでオススメ度は高い。
今回 対馬で入った4つの温泉のうち、どれかひとつを選ぶとしたら やっぱココになるのかな・・・(´ー`)
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さて、早朝に海神神社に参拝に来た際にちょっと覗いた木坂御前浜園地に再び戻ってきたぞぃ。
ここは無料のキャンプ場として使える、ということは事前の調査で判っていたんで 二日目はここでテントを設営して夜を過ごすことに。ココに来る前に「対馬峰地域活性化センター」に顔を出して いちおうキャンプの許可はもらっておいたしな。
朝は何組かのキャンパーがいたが すでに全員立ち去った後でひとっこ一人いなくなったな・・・
やっぱ天気予報が雨予報だからだろうなあ。(´・ω・`)
ここで 朝に来た時に調査した木坂御前浜園地について どんなところか報告しておこう。
海岸の傍に石で作られた小屋があって、これが「藻小屋」と呼ばれるもの。
ここに船を操って藻切りをしたり 海岸に漂着した藻を集めて 畑の肥料として加工するまで貯蔵しておいたんだそうな。
もう何が書かれているか判読不能だが、、、だいたいそんなとこらしいぞ。
この積み上げられた石は「ヤクマ塔」。
「対馬の古い俗神として、固有の特色を持つ天道信仰は 神仏習合の典型的祭祀習俗を伝承してきました。《ヤクマ》と称する祭礼はこの天道の祭りであり、旧暦6月初牛の日に面前で祭祀を行います。
海岸の石を円錐状に積み上げて男児の健やかな成長や五穀豊穣を願う伝統行事で『ヤクマ祭り』と言われます。」
・・・と、いうことじゃ。
とりあえず、雨の降る前にナイトヘブンを設営。今宵は雨が降る確率が100%ということでタープは無しでシェルターのみ。
ではキャンプ場としての設備をチェック、チェック♪
海側のエリアが本来のキャンプ場メインサイトなんだろうな。水道やかまどなんかがあるぞ。
残念ながら水道は止まっていたが・・・
かまども使っているんだか いないんだか、という感じ。
トイレは水洗できれいに清掃されている。
あと、トイレの横に東屋があるのも あまりに雨風が強くなった時の避難場所として心強かったぞ。
ちなみに 写真右手の丘の上には対馬鹿の牧場があるらしいが、この園地にも鹿は遊びに来るようじゃ。今回は雨も降っていたし 夜中はずっとテントに引きこもっていたし姿は拝めなかったが、鳴き声は時々響いていたぞ。
一番困ったのは 芝生の至る所にフンをまき散らしているんで わしの床無しシェルターの設営場所を探すことだな・・・東屋のすぐ傍は定期的にだれかがテントを張っているようで芝が薄くなっていたが、そういえば朝に居たキャンパーも不自然に東屋周辺にまとまって設営していたっけ。
結局 フンを避けるとそこに設営せざるを得ないんだろうな(´・ω・`)
てなわけで今宵のディナーは もしかしてキャンプをする際に買い物ができなかった場合を想定して持ち込んでいた非常食のレトルトカレー。そしてお土産として購入したはずの「ろくべえ」なる対馬の郷土料理。
「ろくべえ」というのは 一言で言えばサツマイモで作った麺なんだが、島原にも同じように「六兵衛」という麺料理があるんだとか。
島原の「六兵衛」は麺にサツマイモ以外のつなぎを使うらしいが、対馬のものはつなぎ無しでサツマイモオンリー。これをシイタケと地鶏で取った出汁に入れていただくウドンのようなもの。
小麦が不作の時にサツマイモを代用することで島民を飢きんから救った、ということで サツマイモは「孝行芋」と呼ばれていたんだとか。
プルプルとした食感なんだが つなぎがないんで箸でつかもうとしてもブチブチ切れてしまうんで なかなかつかめず食うのに苦労したぞ・・・
今日もなんとかメスティン炊飯に成功したんでカレーも美味いぞッ!!
( ゚Д゚)クワッ
雨もシトシト降る感じで風もなかったんで 悪天候を覚悟していたが 思いのほか静かな対馬二日目の夜を過ごせたな・・・
翌3日目は 対馬上島はだいたい気になるところは押さえたと思うんで、再び下島に戻るぞ。
天気予報によれば翌日からしばらくは雨模様で どんどん荒れてくる予報らしい・・・
むぅ・・・
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