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2017年3月24日

(再録・日本一周記007)2003/06/29・指宿温泉に埋まる!

7日目・鹿児島県阿久根~樋脇町~鹿児島市~指宿市~フェリー



これが前日に車中泊をとった「道の駅・阿久根」



昨日は地元ヤンキーの集会が始まりそうだったんで 慌てて道路反対側の駐車場に車を移したんだが ここは目の前に東シナ海が広がる なかなかのロケーションの道の駅だったな。
まあ昨夜は雨風がひどく 容赦なく潮のしぶきが飛んできてヤンキーらしき若人も わしがウツラウツラした頃には撤退していたようだが・・・

昨日の天気予報だと 今日は午前中は雨で昼からは曇りに天候がやや持ち直すかも、ということだったんだが・・・

とりあえず目を覚ましたときは雨は収まっていたし 昼からは長崎鼻と開聞岳に行く予定なんで 少し期待をしながら出発だっ!

で、午前中は わしの持っている地図に「景色の良い火山湖」とか説明の書いてある「いむた湖」とやらに向かう事にする。
当然ながら地図を見るまでは 鹿児島にそんな湖があることなんて全然知らなかったがな・・・

いむた湖に立ち寄る前に まずは「温泉シャワーがあり 気軽に利用できる」と道の駅MAPに書かれている「道の駅・樋脇」に寄ることに。



ここ「道の駅・樋脇」は市比野温泉という温泉郷の入り口にあって この施設ではその温泉を利用したシャワー室や足湯、温泉の試飲なんかのコーナーがあったな。
残念ながらシャワーは「使用できません」とか張り紙がされていたんだが、右の温泉コーナーではちゃんと試飲をしてみたぞ。


なんていうか、全然クセのない味だったな。なんにでも使えるからだろうけど 次から次にポリタンクを持参して汲みに来る地元の人が絶えなかったぞ。


さすがに鹿児島までくると道の駅で扱っているような特産品も だいぶ変化が出てきて見たことがないものも多数・・・


大きめのカマボコ板の形をしたのは 白い高野豆腐みたいなのが「かるかん」、ちょっと灰色っぽいのが「いこもち」、真っ黒なのが「これ菓子」というもの。色は違うが形や大きさはみんな一緒だ。おそらく同じ型で作っているんだろうなあ。

「かるかん」はわしも食ったことがあるし「いこもち」はどう見ても餅なんだろうけど 「これ菓子」という物体が何かわかんなかったんで買って試食してみることに。

・・・材料に「もち米・小豆・砂糖」と書いてあったんで見当はついたんだが、要するにケーキの形をしたおはぎだったな。まあ美味かったからいいけど・・・。(←甘党らしい)


思いがけずカロリーのある朝食を取ったところで いよいよ「いむた湖」に。道の駅樋脇から車で十数分のところにソレはあったぞ。




山の中にひっそりとあった「藺牟田湖」。なかなか風情があって 全然予備知識が無かった分だけ少し感動したな。なにげに気に入ってしまったぞ。

この藺牟田湖周辺は「滝の山渓流」とか言って ちょっとしたレジャーランドというか自然浴のスポットになっていて ソーメン流しやハイキングコースなんかも完備されているようだ。



右の写真は「竜仙館」というココの中核施設にあった「世界一水車」とやら。


さて、当初はここから西側ルートを通って坊津・枕崎経由で「開聞岳」に向かう予定だったんだが 沖縄行きのフェリーの時間を調べるために鹿児島市を経由することにした。
手持ちの金も少なくなってきたし どのみち今日明日にはフェリーに乗るつもりだったし そうすると日曜日でも金のおろせる それなり町に行かねばならなかったのだ。

フェリーは一日一便で夕方6時に出航らしいことが判明・・・この頃からだんだん雨がひどくなってきたし たぶん開聞岳も長崎鼻も見るだけだろうから 急いで回れば間に合うかな?
それに折角だから有名な指宿温泉は入ってみたいしなあ・・・。

てなわけでココからは「とりあえず見る」ということで駆け足で回ってきたぞ。


開聞岳に向かう途中の指宿市にある「池田湖」。未確認生命体のイッシーで有名なところだな。
ここはイッシー以外に「世界一の巨大ウナギ」でも有名なところなんだと。



で、右の写真が巨大ウナギ。まわりをウロチョロ泳いでいる魚は20センチくらいの普通のニジマス(餌なのか?)だから確かにデカイぞ。

てっきり蒲焼なんかが自慢かと思ったんだが このウナギは天然記念物みたいだったな・・・

曇っててよく判らない開聞岳。富士山みたいな綺麗な円錐形をしているらしい・・・


「長崎鼻」。ここは開聞岳と東シナ海が見渡せる風光明媚な観光スポットなんだが 強風と殴りつける雨のおかげで観光客などおらず 土産屋のオジサンも悲しそうだったな・・・



どうでもいいけど さすがにこの辺りに来ると棕櫚とか蘇鉄が目立つなあ・・・



さて、雨のおかげでホントに「見るだけ」になったんで 意外と時間も余ったぞ。ここはやっぱり有名な「指宿温泉」に行かねばなるまいて。何事も経験だからなっ!(ホントは池田湖のそばにある「鰻温泉」とやらにも少し興味があったんだが・・・)
 
わしは事前調査無しで知らなかったんだが 指宿の砂風呂って全国的に有名だから 予約が必要とかホテルの宿泊が条件とかそういうアレと思っていたぞ。でも よくある立ち寄り温泉みたいにフラッと入れるみたいなんで鹿児島に来たら一度は経験しておいたほうがいいと思うぞ。
要は単なるサウナなんだが とりあえず話のネタになるからな。



これが指宿・砂蒸し温泉の「砂楽」という公共温泉場。どうやら市営らしいが詳しいことはよくわかんないな。


右が砂蒸しの図。スッポンポンに浴衣を羽織って寝そべるとパートのオバチャンやバイトの兄ちゃんがエッチラオッチラ砂をかけてくれる。もちろんわしも入ったが カメラの持ち込みは不可能だ。(でも横からは平気で湯治客の様子を見ることができるぞ)
だいたい10分前後蒸されるのがベストらしい。
そのあとはハダカマンになって普通のスタイルの温泉に入ると言う趣向だ。


温泉だけで600円、砂蒸しとセットで900円だから やっぱり砂蒸しはやっておいた方がいいぞ。

しかし海の波打ち際から湯気が出ているというのも異様な光景ではあるわな・・・




ここでは湯上りに牛乳と 鹿児島だけにサツマイモアイス(紅芋)を頂く。なかなか美味でした♪

そのあと鹿児島市に戻る途中の「道の駅・喜入」で早めの夕食を取った後、出航時間ギリギリで鹿児島新港に到着。

駐車場案内のオバチャンに「那覇で適当な宿を知ってますか?」と聞くと「あなたみたいな人に うってつけがあるわよっ!」と民宿のチラシを一枚もらい とりあえず一日1000円の駐車場代金を先払いで5日分払いフェリーに飛び乗ることに成功。

これから24時間30分の沖縄へ向けての船旅が始まるわけだ・・・ふふふ、やっと海賊王らしくなってきたな。

急いでいたんで これは那覇に着いたときに撮影したものだが 今回乗船したフェリーがこれ。


右は偉大なる海賊王が沖縄航路のひと時を過ごすために特別に用意された二等客室だ。(王なのに・・・)

王なのにヨッパライのおっちゃん集団や 異国の言葉で突然叫ぶ綾小路きみまろとスティーブン・セガールを足して2で割ったような顔をしたオッサンには ちょっとドキドキしてしまったぞ・・・。


今日の一枚・・・・
池田湖のマスコット、イッシーくん・・・



走行距離236KM
出費金額朝のコーヒー・・・100円
コンビニにて野菜ジュース・他・・・355円
これ菓子・・・200円
薬局兼100円ショップにて爪きり・ベルト・ボンド・点鼻薬・・・1508円
砂むし温泉・・・900円
さつまいもアイス・・・300円
牛乳・・・100円
ラーメンねぎとろ丼セット・・・924円

フェリー乗船料・・・13200円
鹿児島港駐車場代金・・・5000円
船内のお茶・スナック菓子・おつまみ・他・・・1080円

計・23667円

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