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2014年10月3日

宇佐スピリチュアルツアー④ 余の滝&両合棚田

マチュピチュもどきを観察した後にやってきた 宇佐市余地区。

ここでの目的は「余温泉」なんだが、風呂に入る前にちょいと散策して汗を流しておこうかの。



幹線道路から余集落を走ること数キロ、駅館川が集落を流れているが その上流に落ちているのが、「西椎屋の滝」「東椎屋の滝」「富貴野の滝」などの名瀑の陰に隠れてあまりメジャーになれないながら なにげに趣があってツウには知られているという「余の滝」じゃ!



対向車が来たら右往左往してしまうような道を進み、川を見ながら進んでいくとカーブのところに駐車場が。ここからは歩いて数分のアクセスらしい。



おっ、見えてきたぞッ♪



こちらが噂の「余の滝」



落差48M。 耶馬溪を生んだような火山性の土地柄なんで 東椎屋の滝のようなまっすぐな形の名瀑が多い宇佐市だが、この滝は岩の複雑な形に影響されて末広がりな形をしている。ゆえに「末広の滝」なる別名もあるんだそうだが、確かに趣の在る一品じゃ♪



最近は山登りは結構マメに計画を立てるが 滝探しに関してはオロソカになっているんで もう少しなんとかしたいとは思っているんだが・・・滝メインで余りにもアクセスが悪いものだと それに時間を費やされてしまうんだが、九州にはまだまだ未見のもの、知らないものが数多くあるんで 機会を見て知見を広めていく予定じゃ。ふふぅ~・・・

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余の滝とは山を挟んで反対側になると思うが、棚田百選の「両合棚田」なるスポットがあるらしいんで ついでに見学に。

正直に言えば わしは今回やってくるまで そのような棚田の存在など全く知らなかったんだが、道の駅だったかマチュピチュ展望台だったかで読んだ観光案内板で「彼岸花の季節にはカメラマンで賑わう」とか書かれていて ちょうど今回は彼岸の23日の訪問だったから わしがココをブログのネタに取り上げるのも きっと何かの縁だったんだろう。



大分県の観光案内サイトの解説によると

両合棚田は、約4ヘクタールの耕地が120枚の棚田で構成されていて、1999年に日本の棚田百選に選定されています。

狭くて急峻な地形のため石積みで田を築き、山あいの斜面に階段状に幾重にも広がっています。また、国登録有形文化財の「両合川橋」があり、棚田の広がるのどかな景色にとけ込んでいます。

四季折々に様々な花を咲かせ、美しい景色が広がり、写真を撮ったり、スケッチをしに沢山の人々が訪れています。
古き良き日本の風景が残り、まるでふるさとに帰ってきたような、懐かしい感じのする場所です。

近くには余の滝や逸見邸庭園などのビュースポットや余温泉があり、石橋巡りのコースにもなっているので、ぜひ訪れてみたいスポットです。

・・・と、いうことらしい。



ちなみに両合川橋なる石橋は 上の画像の下の部分、小屋がある脇に存在している。もう一つの石橋は上の民家の脇をずんずん進んだところにあるんだが 両方とも道が恐ろしく狭くて車でのアクセスは不能なんで歩いて見るが吉じゃ。 

院内の道の駅や幹線道路沿いの院内川、恵良川あたりに掛かっている石橋を見た後では ちょっと見ごたえに難があると思うが 集落に密着型の素朴なものじゃ。



このあたりはオオサンショウウオの生息域になるらしいが 確かにそんな雰囲気はあるわなあ。



こういう「日本の原風景」というのをこれから後世に残していくのも 言うのは簡単だが実際問題として 今 集落に住んでいる人達だけに任せると言うのも無理難題なんだろうなあ・・・

2 件のコメント:

  1. 限界集落 そのままの里山風景を維持するのは至難だと思います。
    棚田も水田として維持する事が出来ず 畑にしてしまったところも多数見ます。

    美しい物を美しいまま残していくのは大きなエネルギーがいりますね。
    国 自治体の支援が必要 誰が真剣に取り組んで欲しいです。

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  2. TPPで日本の米が生き残るには大規模農園が可能な農家だけ、という話は聞きますが 効率で考えれば棚田や昔ながらの生き物のゆりかごとしての田んぼの役割は消えていく運命かもしれませんね。

    稲作に関しては単なる産業ではなく日本にとっては生活文化、いや宗教と言っても過言ではないんで こういう風景を子孫まで残そうと思えば たとえば農業高校で授業として棚田を任せるとか 国営にして労働者を確保するとか 服役者に作業させるとか ある程度の強制力が必要かもしれませんなあ。

    たとえば米を全部国が買い取って 飢餓に苦しむ途上国への援助とか 学校給食や生活保護者への現物支給とか 金の代わりに米を使って工夫すれば減反せずに消費を拡大できそうな気もするんですけど・・・無理かなあ?

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