室戸岬方面にひたすら進むんだが、途中 道の駅「やす」にてトイレ休憩。
ここに立ち寄ったのはトイレ目的だけじゃなくて・・・近くに「可動橋」なるスポットがあるらしいんでちょいと見学にいくことに。
おぉ、これはッ!!
「手結港」なる小さな港の入り口に橋が架かっていて 上は道路になっているんだが、一日何回か船が通れるように橋が稼働して垂直になる、という珍しいスポットだったりする。
港自体は小さいからそんなに大きな船が通るとも思えないし もう少し橋を高い位置に設置すれば わざわざ橋を上下に稼働させるギミックを作る必要も無いような気がするんだけどな・・・
朝9時に通行できるようになる、と書かれていて この日やって来たのが8時40分くらい。なんだかんだで15分くらい待てば稼働しているところが拝めるんで ちょっと待つことに。
9時に通行可、ということで 10分くらい前には動き出すのかと思っていたが 9時きっかりにゆっくりゆっくり動き出して 完全に道が復旧するまでに10分くらいは掛ったような・・・
とりあえずタイムラプスで撮ってみたが そんなに面白い絵でもないな・・・
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続いてやって来たのは「伊尾木洞」。
朝ドラ「らんまん」の第一話で神木クンがシダに話しかけていたシーンのロケ地になってた場所だな。
正直言えば ここは朝ドラを見るまで全く存在を知らなかったスポットだったりする。今では朝ドラ効果でGWともなれば観光客が押し寄せ 臨時駐車場に模擬店まで出るようになってしまったようだが・・・
もう少し山の中を歩いてアプローチするのかと ある程度の覚悟はしていたんだが、国道沿いの駐車場から徒歩100Mという位置にあったんだな・・・
おぉ、雰囲気あるなあ・・・(*'▽')
洞窟そのものは長さ50Mくらいのもの。昔は海がこのあたりまであったようで 鍾乳洞ではなく海蝕洞なんだそうな。
トンネルを抜けるとそこは・・・
むぅ、トンネルを抜けた後の 両側を断崖に囲まれたエリアも まるで太古の世界に来たような雰囲気が素晴らしいぞ。
渓谷はだいたい全行程15分くらいで行けるんだが 終点に滝が流れているようなんで それを目指して歩いていこう。
特に危険な個所もアップダウンも無いんだが 雨後は増水して沢を渡らなければならなくなるかもしれないし、これだけシダ類が自生してジメジメしているエリアだから もう少し暑い時期だとマムシや虫の類も出てくるだろうな。
ちなみに駐車場にある伊尾木洞観光案内所では無料の長靴貸し出しもあるんで 気になる人は借りた方が安心して歩けると思うぞ。(蛇やガレ場の危険もあるんでサンダルはご法度なんだそうな・・・)
ここに自生しているシダ類は約40種類。どれも特に珍しい種類、というわけでもないが これだけの種類のシダが一か所に自生していること自体が珍しく それを評価されて天然記念物に指定されている。
わしも槙野万太郎のように草花に「おまんは・・・誰じゃ?」などと話しかけながら散策していたぞ。
梯子と簡易的な橋が掛けられた 恐らくここが一番の難所だと思われるが ここを通り過ぎると・・・
あれが終点の滝か・・・
ここんとこ雨が少なかったんで水量はショボいぞ。落差も5mくらいかなあ?
とりあえずここが終点なんで 来た道をそのまま引き返すことになる。
2023/05/05 伊尾木洞 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
なんか由布川渓谷を思い出してしまったが いやいや、お手軽な割にはなかなか見ごたえのある 面白いスポットだと思うぞ。案外とオススメじゃないかなあ、ここは・・・
そういえば洞窟に棲んでいるというコウモリはお目に掛かれなかったな・・・
ふぅ・・・。
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