さて、午前中の早い時間は山間部をウロウロする予定なんだが 高知市の上の方、県道33号線に沿って進んでいくと 山の方に3つほど滝があるらしいんで 雨が本格的に降る前にチャッチャと巡っていくぞッ!!
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この県道33号の通っているエリア、「土佐山」とか「鏡」とかのエリアは いかにも平家の落ち武者が隠れていそうな感じで山深い。雨量も多く急峻な山が続いているんで川も恐ろしく澄んでいるが 有名・無名の滝がいくつも流れ落ちている。
観光地されたところもあればアクセスにザイルなんかが必須なところもあって とても全部回るわけにもいかないが 今回は比較的行きやすそうな3か所をチョイス。
まずは土佐山桑尾にあるという「山姥の滝」。
この滝は近くの「ゴトゴト石」とセットで紹介されていて 案内板がしっかり設置されているし一本道なんで迷うことは無い。
細い山道をしばらく走らせると林道終点に到着~♪
「嗚呼の滝」ってのがあるんだな・・・事前調査をしてなかったんで全く知らなかったんだが 小雨の中700Mの登山をする準備などもしてなかったんで今回は断念だな。
おそらく山姥の滝や嗚呼の滝、もしかしたらその先に登山対象になる山なんかがあるのかもしれないが 登山道の起点となる公園でも作るように整備しているのかな?
とりあえず林道終点からとことこ歩くこと数分で 「山姥の滝」に到着じゃ!
厳密に言えば2段構造になっているのかな?
滝の落差は30Mということだが 上の滝のみの落差なのか総落差なのか良くわかんないな。
下の滝への落ち口
滝の中ほどに山姥様が祀られていることでその名前が付いたらしいが ネットで調べてもその「山姥様」がどこにあってどういうものなのか、祠なのか自然石なのかもわからなかったぞ・・・
見学を終えて車に戻ってきたが 滝の入り口手前に「ゴトゴト石」の看板が。
ネーミングで大方の想像は付くんだが、ゴトゴト揺れるが落ちることは無い、という類の岩で 受験シーズンになるとご利益にあやかろうとたくさんの受験生が来るらしい。
ただ どこにでも馬鹿はいるようで いたずらが横行して現在 岩は動かないように固定されているらしい。
で、こちらがゴトゴト石。
ま、どんなものか判っただけで良しとするか・・・
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お次は旧鏡村今井地区にあるという「樽の滝」。今回訪問した3本の滝の中では一番観光ナイズされてない一品。
県道33号線沿いの小さな看板さえ見逃さなければ 今井地区のこの案内板からは一本道なんで迷うことは無いと思う。ただしルートは舗装されているとはいえ 泣きたくなるくらい細いぞ(-_-;)
林道の終点に突然コンクリートの立派な建物が!今は使われていないようだが こんなところにこんな立派な建物があるのに驚いたな。
この建物から山道に進むんだが 訪問する人も少ないのか自然に還りつつあって ちょっとした登山感覚じゃ。
雰囲気のある鳥居を越えて
ヒーヒー言いながら10分くらい歩いていくと・・・
お社が見えてきて その裏に噂の「樽の滝」が流れ落ちているぞッ!
くはっ!
2段滝で下の滝の方が大きく見えるが 上段が40M、下段が25M、総落差65Mという堂々たる一品。昔は山伏の修行の場として使われていたようで 下の社、「竜神宮」では天雲神、玉垂神、竜神の3神を祀っているんだそうな。
今回の旅では以前に見たことのある日本滝百選の3つを外していることもあるが 今回の旅で見た滝の中で一番スケールの大きかった滝がこの「樽の滝」だったりするぞ。
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最後は「平家の滝」。
まさに平家落ち武者伝説のある一品で 今回訪問した3つの滝の中では一番観光地化されている一品になるのかな?案内板もしっかり設置されているんで迷うことなく到着できたぞ。
徒歩5分で東屋のある滝入口に到着。
追手に追われた平家の落ち武者がこの滝に身を投げた、という言い伝えがある滝なんだが 貴船大明神にはその絶命した平家の落人48名が祀られているんだとか。
2段瀑で総落差は約30M。迫力ももちろんあるんだが 周囲の新緑や雰囲気に清々しさを感じる一品じゃ。
いやいや、満足満足♪
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