古閑の滝
熊本県一の宮町坂梨
落差 80M(雌滝) 100M(雄滝)
雌滝 |
阿蘇の坂梨溶岩にかかる夫婦滝で 雄滝が落差80M,雌滝が100Mという立派な一本滝。
わしはこの滝の存在は全く知らず、現地で立て看板を発見して 「ついで」の気持ちで見に行ったんだが あまりのスケールの大きさにびっくりしてしまったな。
雄滝 |
国道から案内板にしたがって細い道を進み、数台のスペースのある駐車場にたどり着くと そこからは山道を約600Mほど歩くことになる。
滝見台から雄雌の2つの滝を望むことが出来るのだが、わしは長野の米子大瀑布を見たときのような感動を覚えてしまったぞ。おそらく一番下の段の10M程度の滝ですら 山口県にあったならば それなりの名前がつけられて観光名所となっているんじゃなかろうか?
なぜこれほどの滝がそれほど有名ではないのか、すごく不思議だったんだが、じつはこの滝 普段は水量が非常に少なく 岩が湿っている程度の流れしかないらしい。 このときは先週やってきた台風のおかげなのか それなりに水量があって実に素晴らしい景観だったな。
少ない水量ゆえに冬場は凍結してしまうことから この滝の一番の見頃は 「氷瀑」のできる極寒期なんだそうな。「凍らなければ古閑の滝は意味が無い」という人もいるみたいだが そんなわけで もしこの滝を見ようと思えば クソ寒い冬場か または大雨の降った後をオススメするぞ。
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金龍の滝
熊本県阿蘇郡長陽村垂玉温泉
落差 60M
阿蘇の秘湯、地獄温泉の少し下に位置する「玉垂温泉」にある夫婦滝。滝の周囲に鉄分を多量に含んだ温泉の噴きだし口が多数あり、その鉄分が付着してより輝いて見える滝は、夕日に映えてあたかも金色の龍が昇天する様を連想されてつけられた、、、と言われているらしい。
この滝の真下には「山口旅館」という温泉旅館の露天風呂があって 滝を眺めながら露天風呂を楽しめるという趣向らしい。
今回は地獄温泉に入ってしまったんで 玉垂温泉がどのようなものなのかは不明だが うわさによるとココもかなり良い温泉らしいんで いつかは滝を見ながら露天風呂と洒落こみたいのぅ・・・
南阿蘇村大字白川
落差 10M
名水百選で有名な白川水源より阿蘇五岳の方角に進むと農免道路に、「倶利伽羅不動・清水滝」の看板があり、これを進んでいくと現れる滝。 いちおう観光名所となっているようだが ここは滝より周囲の宗教関係のオブジェの方が有名なんでネットで探せばすぐにヒットすると思う。 滝そのものの規模は小さいが 本流の滝の傍には伏流水が湧き出て流れ落ちている滝もあり 周囲の仏像の雰囲気との相乗効果で雰囲気はバッチリ。 ただし平成24年の訪問時には水害のため危険があるので立ち入り禁止となっていたな・・・ |
※この記事は熊本震災前に当時のホームページに掲載したデータをそのままコピペしています。
2018年に氷瀑を拝みに再訪した古閑の滝のレポはこちら。
玉垂温泉は震災以前の山口旅館時代、このレポを書いた後に訪問していますが 復活後の温泉施設にはまだ未入湯です・・・
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