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2017年10月31日

湯迫温泉・湯迫温泉旅館

さて、今回の島根ツアー、目的地は昨日のブログで紹介した「サヒメル」なんだが 温泉も目的の一つだったりする。



で、三瓶に向かう途中、朝一番に立ち寄ったのが温泉津温泉。
そろそろ肌寒い季節なんで ここで一発 眠気覚ましに元湯のアチチの湯を堪能しようという魂胆なのじゃ♪



温泉津温泉については今まで何度も入浴しているんで 今回は施設の詳細は割愛するとして・・・
ま、知ってる人は知っていると思うが わしの知る限りココの湯は島根県でも多分ぶっちぎりでNo.1の高温湯だと思う。

TARO先生は「元湯は入れない」という軟派な理由でもう一つの共同湯・薬師湯のほうへ。以前来たときは薬師湯に入ったらしい魔人ソースは「何事も経験」と言いくるめて元湯のほうへ引きずり込んだぞ♪

温泉津温泉は世界遺産・石見銀山の構成施設でもあるんでガイジンさんの入浴客もたまにやってくるんだが 我々の入ったときも勇気あるガイジンさんが入浴を試みていたぞ。

外国で「湯船に入る」という習慣は余り無いと思うんだが、知ってか知らずか、この温泉をチョイスするとはなかなか大したものだと感心してしまったぞ(´ー`)

ちなみにこの日の元湯は温度計を信じるならば「ゆるい湯」が44度、「あつい湯」が48度を指していたが・・・さすがにこのくらいの温度になると最初のうちは数秒入るのが精一杯だな。湯船に入っている時間より明らかに湯船の外で放心状態になっている時間のほうが長いんだが、やはり日本男児たるもの ガイジンさんの前では日本式入浴のなんたるかを示さねばなるまいな。

地元の人はともかく、観光客なんかが面白半分に熱い湯を試して 脱衣所で湯あたりして倒れてしまう、という案件が後を絶たないようだが、確かにこの温泉津の元湯にはそのくらいのパワーはあると思う。たぶん健康になるか、若島津状態になってしまうかのどちらかだろうな・・・

どうでもいいけど 若島津の一件で奥さんの高田みづえを「元アイドル」と紹介するのは わし的には違和感を覚えるんだけどな。確かにアイドル的な売られ方をされていることもあったろうが わし的には「元 歌手」と評価してあげないと失礼なような気がするんだが・・・ほんとにどうでもいいことだけどな。



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2017年10月29日

島根県立三瓶自然館サヒメル

2週連続で再び台風の襲来を受けた10月第4土曜日・・・

ホントはこの週末は紅葉を拝みにテントを担いで坊ヶつるを予定していたんだが、台風が発生した時点で日帰りで黒岳登山にプランを変更。木曜日くらいまではそうするつもりだったが金曜日になって天気予報が「土曜日の大分は朝から雨」と言いはじめたんで 結局今週の登山は断念するに至ったわけだ・・・(´;ω;`)

まあ、先週の台風の影響で 今年のくじゅうの紅葉は全然ダメ、という話も聞いていたし お天道様には勝てないんで素直に諦めるしかないんだろうが・・・むぅ・・・

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普通の雨であればトレッキングを止めて温泉でも、と思ったんだが さすがに腐っても台風が来るのであれば九州方面は諦めたほうが良かろう。ちょうど天皇陛下もやってきて福岡や北九州は交通規制とかあってメンドクサそうだしな。

で、萩の実家に戻ってきたんだが、ちょうど今週は「仲間内で一番インスタ映えする男」こと友人の”魔人ソース”が土日休みということで せっかくだからちょっと遠出をしようということに。

ソースは接客業ゆえに土日休みの我々とはなかなか休みが合わず、休日も県内をうろつく程度であまり出歩いたことが無いらしいんだが このたび職場に愚痴を垂れたら若干認められて 月イチ程度で土日の2連休が貰えるようになったらしい。でも結局「何処に行きたい?」と聞いても何処に行けばいいのかを知らないんで 行き先が前日の夜になっても決まらずウダウダと時間だけが過ぎていく状態に。

仕方が無いんで「日帰りで」「九州方面は外して」という条件で TARO先生の希望で三瓶の「サヒメル」に出向くことになったわけだ。

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三瓶山も頂上付近はそろそろ色づき始めておるのぅ・・・(´ー`) 雨でアレなのは仕方ないけど。


2017年10月28日

(再録・日本一周記104)2003/10/17・奈良の文化財、シカと見た!

(第104日目)奈良県都祁村~奈良市~斑鳩町~香芝市


朝5時、都祁村の道の駅「針T・R・S」にて起床。

今日は奈良県の最大にして最後の見どころ、奈良市の文化史跡を見る予定だが 天気も良いし絶好の散策日和だなあ~♪
例によって日が昇るまでHPの更新を済ませ 道の駅の食堂で朝定食などを頂き、奈良市に向けて出発。9時過ぎに道の駅を出たんだが 近い場所にいたんで10時前には奈良公園にたどり着いたぞ。

奈良と言えば奈良公園のシカなんだが、今日はシカ煎餅を買ってシカと戯れることも重要な目的の一つなのだ。しかし意外に県庁からも近いこの奈良公園に 本当に鹿など見ることができるのかなあ?

 ・・・ ヽ(´ー`)ノ ホゥ・・・。

奈良市はこれから観光シーズンを迎えるんで、車による道路の混雑を避けるため 市役所とか県庁舎なんかの駐車場を観光客のために無料開放して さらに観光客のために無料のレンタサイクルまで始める、という情報をつかんでいたんだが、どうやら土日祝日だけの話みたいで やむなく市営の有料駐車場に車を入れて公園内の公園散策を開始・・・

しかし 人がせっかく混むであろう土日を避けて観光に来ていると言うのに、その客からはしっかり駐車代金を取るというのは どうも納得できないな・・・普通は逆だろ?
まあグダグダ文句を言っても仕方が無いんで さっさと押さえるところだけは見ていくか・・・



2017年10月27日

(再録・日本一周記103)2003/10/16・景色も歴史も遥か遠く・・・

(第103日目)奈良県上北山村~川上村~大淀町~明日香村~桜井市~都祁村

最初に言っとくが 今日はやたら画像が多いぞっ!


抜けるような青空で抜けるような底冷えの朝5時、上北山村道の駅「吉野路上北山」にて起床・・・
いやいや、今日は朝から素晴らしい晴天に恵まれたな。 と、いうわけで今日は奈良県山間部の最後のチェックポイント、「大台ケ原山」に登ることにしよう。

少し解説すると 「大台ケ原」は奈良県と三重県との県境に位置し、標高1695M。日本百名山の一つで三重県側に日本三大峡谷の秘境・大杉谷をもつ山だ。

「日本有数の年間降水量の山岳地帯」ということなんだが これほどまで晴れるとは、昨日の夕方 一旦は来ようと思ったんだが今日に延ばして正解だったな、ふふふ・・・
わしの地図によれば この大台ケ原は山頂までパノラマラインの県道が通じていて この道の駅からだと50分程度で山頂まで行けるんだとか。

百名山の山頂が そんなに簡単に行けるのなら これは登らない手はないだろう。おまけに紀伊半島もぐるっと見渡せるし、何より三重県で見るのを諦めた「七ッ釜の滝」がある「大杉谷」がどんな場所なのか少し興味があったんだが それを簡単に上から見ることができるだろうし。

紀伊半島は暖かい本州でも南端に位置するんだが さすがに標高1600M超の山だと紅葉も始まっているだろうからな。こりゃ楽しみ楽しみ♪




想像どおり 素晴らしい景色のパノラマラインをトコトコ登り、何の労も無く大台ケ原山頂に到着~♪

って、平日にも関わらず すごい人だな・・・主に会社を定年したような老夫婦が多いんだが 中には小学生くらいの子供を連れた家族連れ、あと 中年のグループや若い夫婦みたいなのもいるぞ・・・あんたら 仕事は・・・?(←自分の事は棚に上げる男)

そりゃそうと「山頂駐車場」に着いたのは良いんだけれど、ココからでは全く景色が見えないんですけど・・・まわりの人を見ると みんなジャケットや登山帽、パンパンに膨れたリュックサック、いかにもな登山靴で完全な登山スタイルなんですけど・・・

わしは防寒着など持ってないし トレーナーや長袖もこの連日の雨と汗でグチャグチャになったんで 臭くてトランクに丸めているから TシャツにGジャンを羽織っただけなんだがのぅ・・・しかもコンビニが村に無かったから空腹だし。

あとの装備は例によってデジカメと電波の入らない携帯と普通の靴・・・こりゃ「ハイキング気分でナメてかかると尾瀬や大雪山みたいにエライ目に遭う」というパターンか?

さっそくビジターセンターに行って見ると どうやら展望台に行くには2キロ程度のトレッキングが必要らしいな。おまけに仮にも「日本一の豪雨地帯」ということなんで天候が変わりやすく、それなりの登山に似合った格好をするように呼びかけていたぞ。

ま、無いものは仕方がない、と言うことで済ますしかあるまいな・・・この青空で数キロの遊歩道を歩いたくらいでは特には問題あるまい。それにここは仮にも山頂だから そんなにアップダウンがあるとは思えないしな。では念のためにペットボトルを買って レッツゴウだ!!



しかし 50代を過ぎたくらいで体力のまだ残っている壮年の人が 会社を定年で離れた後に奥さんを連れて夫婦でこういう山を歩き回る、というのは実に良い趣味だと思うな。もちろん若くは無いから安全な遊歩道を散策する程度なんだろうけど、傍から見てて羨ましい人生だと思うな。

わしのように40前にして会社をドロップアウトして 一人で思いつきでフラッと山歩きをするのと やっている事は同じはずなんだが 傍から見たら不審に思われてしまうのは何故かしら?この違いは何処から来るのかなあ?

そんなことを思いながら歩いてみたが いやあ、さすが国立公園だな。素晴らしい景色の連続だ。
朝からの散策だったせいか 途中、野生のシカなんかも見かけたが 北海道のシカと違って本土のシカは人なれしていないから わしがデジカメを起動させる前に素早くどこかに隠れてしまうのが実に残念じゃ。わしがシカの気配に気付くより シカがわしの気配に気付く方が早いから仕方がないんだが・・・

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3~40分歩いていくと ようやく真の山頂、日出ヶ岳が見えてきたぞっ!これでまた一つ、百名山を踏破じゃ!

むはぁ~!! 360℃ 山ばかりと思っていたら こっちの方は海が見えるんだな。

この画像では例によって何のことやらわかんないと思うが 眼下には熊野灘が広がり紀伊半島の入り組んだリアス式の入り江の様子がよくわかるぞ。

周りには名だたる山の数々が幾つも見えるんだが 正直言ってどれがどの山だかは今ひとつわかんないな。晴れればココから知多半島、御嶽山や甲斐駒ケ岳、さらに空気が澄んでいたら富士山まで見えるんだそうな。
ま、そこまで見ようと思えば肉眼では視力がどのくらい必要なのかわかんないけど・・・

この東側に広がる山の谷が三重県の「大杉谷」なんだが、この山頂からそこに行くルートが延びているらしい。

さすがに名高い秘境なだけあって 登山ルートの入り口には警告の看板が・・・


これを勇気を出して突き進んでいけば このHPにももう少し華が添えられるストーリーが生まれたかもしれないが、そんな危険を冒してまで話題作りをしなければならない義務もないから止めておいたぞ。

少なくともTシャツの上にGジャンを羽織り ポケットにペットボトルのお茶を1本入れただけの手ぶらでヘラヘラと山歩きをしている男が行くルートではなかろう。ココにいる時点で既に周りから浮いた存在なのに・・・

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思いのほか早く頂上に上がったんで これで終わるというのも少し物足りないのも事実・・・まだ体力も時間もあるし 他の自然散策コースもついでに歩いてみるかのぅ。

頂上付近の様子はこんな感じ。

「このあたりが森林限界なのかな?」とか思ったりしたんだが それにしては今現在 枯れているこの樹木は一体いつ生えていたんだ?古代のものとは思えないし・・・

実はこのあたりは昔はうっそうとした原生林だったらしい。1960年代の伊勢湾台風で山頂付近の木があちこち倒され 少し日差しが入るようになると笹が茂り その笹を餌にする鹿が増えて このあたりの木の皮を根こそぎ食い荒らすようになって ついにはこの有様になってしまったんだとか。

伊勢湾台風は ある父娘を別れ離れにさせたり せっかく建てた夢のマイホームを濁流に押し流したりするだけじゃなく、こんなところにも意外な被害を与えていたわけだなあ。(←?)

確か「牛石ヶ原」だと思ったが なぜか建てられていた神武天皇像

どこぞの老夫婦が通りすがりの外人のお兄さんに「アレハ 誰デスカ?」と質問されて 「ヒーイズア ジャパニーズ・・・ファースト・・・エンプティ・・・」とか苦しみながら答えていたのが微笑ましかったな。
「アァ、最初ノ天皇デスネ」とか言っていたんで いいかげんな発音でも意外と通じるものなんだ、と感心してしまったぞ。

って、いうか外人の兄ちゃん 日本語が達者だったのに なんで日本人は外人を見たら わざわざ英語で話そうとするんだろうな?
つくづく思うに わしが質問されなくて良かったぞ・・・。

2017年10月26日

(再録・日本一周記102)2003/10/15・ドライビング・奈良吉野路!

(第102日目)和歌山県かつらぎ町~高野口町~奈良県五條市~大塔村~十津川村~下北山村~上北山村~川上村~上北山村


今日はなんか寝つきが悪くて 夜中に1時間ごとに寝たり起きたりしてしたんで スッキリしないまま5時頃に起床・・・

今日から奈良県に向かう予定なんだが 天気も何とか回復したみたいなんで最初に山のルートを進むことにして 朝9時にかつらぎ町道の駅「紀の川万葉の里」を出発。
コンビニで軽くヤマザキの饅頭などを朝飯代わりに頂き、山に入る前に国道24号の高野口町のガソリンスタンドで給油。(ゼネラル 250.9K地点 26.4L / 2745円)

あらかじめ断っておくが 今日は一日のほとんどを運転に費やしてしまったんで たいした観光もしてないから画像も少なめだぞっ。(ほんとか?)

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10時前に奈良県五條市に突入。ここから新宮市に向かう国道168号に移り、最初のチェックポイント、大塔村道の駅「吉野路 大塔」に。



この道の駅は山の中にあって 街の余計な明かりが入ってこないから夜空が素晴らしく、隣に天体観測施設なんかがあったりするぞ。

で もってココはUFOをモチーフとした建物になっている、という ちょっと変わった道の駅だ。

それはいいんだが 今日は定休日ということで内部は見れなかったな・・・これから1日 山の中を彷徨うつもりなんで ここいらで飯でも食いたかったんだが・・・

まあ 休みならば仕方ないだろうな。次行こ、次ッ!



次にやってきたのは「日本一広い村」という十津川村だ。温泉や渓谷なんかもあっちこっち至る所にあるらしいぞ。

この村の最初のチェックポイントはこの「谷瀬の吊橋」。長さ297.7M、高さ54M。歩行専用の吊橋としては日本一なんだとか。
今までも「日本一」の吊橋はいくつか見てきたような気がするが まあ あまり深い追求はすまい。
それにしても この吊橋を見るためだけに駐車場の500円は高いと思う・・・

渡ってみるとこんな感じ・・・今まで渡ってきた吊橋の中では一番ワイヤーの数も多く、網もしっかりしているんで そんなに揺れたりすることはないんだが 通路に敷いてある木の板が一番脆そうだったのが少しポイント高いな。

多分 木の板が割れても下に落ちることは無いと思うんだが 歩道の底面に鉄のワイヤーなどで補強している様子が見えなかったんで 極端に体重のある人が一点集中で飛んだり踏みつけたりしたら 割れてしまうかもしれないな・・・

あと 揺れはしないんだが 今日はこの川の上の風が強くて 真っ直ぐ歩けなかったのが男心をくすぐったなあ。



2017年10月25日

(再録・日本一周記101)2003/10/14・OH!参拝!~高野で中年、拝む。

(第101日目)和歌山県南部川村~田辺市~日置川町~
中辺路町~龍神村~高野町~かつらぎ町


相変わらず良いタイトルが思いつかんのぅ・・・(T-T)



朝4時頃、南部川村の道の駅「南部川うめ振興館」にて起床。夕べから再び天気は崩れ始め、今日は朝からシトシトと雨模様・・・こういうときは何処に行っても仕方ないんだが 何処にも行かないわけにもいかないんで 例によって明るくなるまで車の中でウダウダと過ごし、朝7時に出発。

ココからは御坊市~有田市~和歌山市と海岸線にはそれなりの都市が並んでいるわけだが 特にコレと言ったスポットも無さそうなんで 少し逆戻りして田辺市の山の方にある「奇絶峡」から見ていくことにしよう。

途中、何故だか道に迷ってしまって わけのわからない山の集落に入ってしまったんだが これはそこで見かけた梅林の風景。

こんな急な山の斜面でも上手く利用して あっちこっちで梅が植えられている。やっぱ紀州は梅の産地なんだな・・・
朝 出発した道の駅から近い割に たどり着くのに少し時間のかかった これが「奇絶峡」

わしがこの渓谷を見てみたい、と思ったのは もちろんネーミングに尽きるわけだが なんか名前の割にフツーの渓谷だったな・・・たしかに岩はゴロゴロしてたし 紅葉や桜のシーズンならそれなりに見事なんだろうけど。

いちおうココが奇絶峡のメインらしい、橋と岩と滝のある場所。まあどんな場所か確認しただけでも良しとするか・・・


それからまた少し足を伸ばして日置川町まで南下し、滝100選の「八草の滝」を見に行くことに。
ココは地図で見る限りでは道の無いところにポツンとある滝だったんで 昨日は時間も無かったし諦めていたんだが ネットで調べてみると 元々ここは対岸の離れた場所から見るのが正しい滝の鑑賞の仕方のようだ。

ま、山歩きをしないで済むなら 多少の雨が降っていても大丈夫だろ、と思って行ってみたんだが・・・

う~ん、、、、遠いのぅ・・・( ̄。 ̄;)  肉眼ならもう少しハッキリと判るんだが デジカメだとあんまり良くわかんないなあ。

元々 天気が悪いから仕方ないんだが 雨が降るとシャッター速度が極端に遅くなるんで手ぶれが必ずと言っていいほど起こってしまう。フラッシュライトなんかを使おうとすると雨や空気中の霧にカメラの光が反射して オーブみたいな光球が写ったりエクトプラズムのような物体が写ったりするからなあ・・・

このページにおいてある画像はどれもリサイズしているから 余りわかんないが 今日撮った写真はほとんどがブレているんで原寸では見れたもんじゃない写真ばかりだ。

難儀よのぅ・・・



2017年10月24日

(再録・日本一周記100)2003/10/13・私の雨空・・・本州最南端に立つ!

(第100日目)和歌山県古座町~串本町~古座川町~
すさみ町~白浜町~田辺市~南部川村



昨日は古座町にある国道42号沿いの名も無い駐車スペースで夜を明かしたんだが、ロードスター号の幌に直撃する雨音は何とか克服したものの たまに雨が室内に侵入したり あと窓が開けられないんで寝汗が凄くて 結局眠りが浅く 朝というか深夜というか 2時半くらいに起床・・・

この時点では昨夜降り続いた雨も一旦は小康状態で月明かりなんぞも見えていたんだが・・・ 携帯のiモードで天気予報を見たら午前中は雨で昼から晴れる、との事だったんで 少し早めに晴れたのかな?と喜んでいたのも束の間、再び大雨に見舞われてしまったぞ・・・

パソコンなんぞをいじってたりして過ごしていたら 結局なんだかんだで目がさめてしまって そのまま朝を迎えてしまった・・・。雨の中 車に閉じこもってぼ~っとしてても仕方が無いんで 朝7時に串本町に向けて出発開始。

串本町にはホンの十数分で到着したんだが いきなり目に入ってきたのがこの「橋杭岩」という巨大な海に浮かぶ岩の群れだ。これで写真に写っている岩は全体の半分くらいなんだが・・・

なんというか・・・いきなり圧倒されてしまったな。よくもまあ上手い事こんなふうに岩が並んだものよのぅ・・・

このちょっと沖には紀伊大島という島が浮かんでいるんだが その大島に向かって あたかも橋をかけるための杭柱が立っているかのように見えるんで「橋杭岩」と呼ばれているらしい・・・
朝っぱらから雨の中 カメラを持った観光客が数人いたが わしも負けずにカメラを持って雨の中ウロチョロしていたぞ。ふふぅ~。



串本町に来た最大の目的・・・それはもちろん本州最南端の「潮岬」に他ならないんだが 見事に荒れとるのぅ・・・なんか台風でも来ているかのような荒れっぷりだな。

思えば本州の端っこに限って言えばどこもあんまり天候に恵まれた気はしないんだが・・・

そんなこんなで「本州最南端」と書かれた看板に到着だ!
天気が荒れまくっているんで誰もいないが とりあえず記念写真を一人でコソコソと撮影して、と・・・

しかしこの旅行の初日に下関の「毘沙の鼻」に立ち寄ってから ちょうど100日目にして最後の先っぽポイントの潮岬か・・・感慨深いものがあるのぅ。

全部見てきて改めて思ったが 青森の「大間崎」には近くに仏が浦が、岩手の「とどが崎」には近くに浄土ヶ浜、そして「潮岬」には橋杭岩などという 天然記念物というか見事な景勝地があるのに 我が山口県の「毘沙の鼻」の周りには産廃処理場しか無いと言うのが悲しいのぅ。そんなこと悔やんでも わしの力ではどうにもならないんだが・・・

やはり「端っこ」ともなると地形は複雑怪奇に入り組んでいて なかなかワクワクさせてくれるな。せっかく潮岬まで来たんだから、と 雨の中 紀伊大島の散策に向かうため くしもと大橋を渡ってみたんだが、それはもう凄い雨風で こんな天気の中 海岸線を散策するのもどうしたものか・・・

「海金剛」とかいう景勝地の駐車場までたどり着いた時点で 昨夜 眠りが浅かったこともあって車の中でダウンしてしまったが 小一時間睡眠をとって 余りの蒸し暑さに目を覚ましたら すっかり雨も上がって台風一過のような見事な青空が広がっていたぞ。

おぉ!凄い凄い!!やっぱ青い海には青い空が似合っとるのぅ!

この2枚は どちらも「今日の一枚」の写真に選んだとしても全然おかしくないほどの絶景だったな。今度 リサイズする前の写真を集めて壁紙用の写真集を作るときのリストに入れておこう。

左の三角形の岩が並んだのが「海金剛」。風格、美しさ、険しさ、どれをとっても まさにストロング金剛だ。(彼は今 何をしているんだろう ・・・)
右の写真は紀伊大島の「金山展望所」から眺めた橋杭岩の様子。

この後 「せっかく青空が広がったから」という理由で もう一度 国道沿いまで戻って「橋杭岩」の撮影を試みたんだが ちょうど逆光になる位置に太陽があったんで 結局マトモな写真は撮れなかったな・・・

おまけに団体さんやら家族連れやら 引き潮となって歩いて渡れるようになった岩の周りには人が甘いものにたかる蟻んこのようにウジャウジャ群がってたし・・・



2017年10月23日

湯田温泉・西の雅 常盤

さて、昨日訪問した「中原中也記念館」の入場チケットには 文豪ストレイドッグスとのコラボ展の期間中、協賛している湯田温泉の立ち寄り湯・旅館8箇所で使える200円割引券が付いていたんだが、企画展鑑賞後にさっそくその権利を行使してきたぞッ!



とりあえず、温泉街の中心部に油そばを提供する店が出来ていたのを発見したんで お昼を済ませて、と・・・

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湯田温泉は山口県内の温泉の中では唯一、高温で湧出する温泉で歴史も有るんだが、立ち寄り湯に関しては共同浴場の「亀乃湯」とスーパー銭湯チックな「温泉の森」くらいで あとは旅館が日帰り湯を提供している施設を利用する形となる。

県庁所在地の繁華街にあって「いつも混んでいる」「駐車場所に苦労する」「旅館は料金&敷居が高そう」というイメージがあって 正直あんまり回数はこなしていなかったりする。せいぜい年に1~2回 少し離れたところにある銭湯「清水湯」にいくか、2~3年に一度くらい「温泉の森」あるいは”奥湯田温泉”こと「宮野温泉・山口ふれあい館」(通称「100円温泉」)に通うくらいか・・・最近は湯田温泉祭りの旅館浴場の開放も行きづらくなったしな。



で、今回利用したのは 湯田温泉の中心にある老舗の旅館、「西の雅常盤」
今は「女将劇場」が全国区でネタにされているんで ある意味 湯田温泉ではもっともメジャーな旅館かもしれないな。



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2017年10月22日

汚れつちまつたオッサン2人 IN 中原中也記念館

台風の影響もチラホラ出始めている日曜日・・・

選挙の期日前投票は済ませてきたんだが やはり台風の予報が出ているのに何処に行くというわけにもいかず、しょうがないから秋物ウェアの物色に山口市にでも出向こうか、とか思っていたら 暇をもてあそんでいるTARO先生からLINEが。いわく、

「山口市に行くなら中原中也記念館でも行かないか?」

( ゚Д゚)クワッ 

TARO先生とはもう40年ほどの付き合いになる(腐れ縁・・・)が、奴が詩だの文芸だのに興味を持ったという話は微塵も聞いたことが無いが・・・「中原中也記念館に行きたい」などとほざくとは なにか良くないものでも食ったのか はたまた流行り病に冒されたのか・・・

あまりに不自然だったんで 中原中也記念館をネットでググッてみたら その疑問は一瞬で解明してしまったぞ。



10月4日から中原中也の生誕110年を記念して 漫画「文豪ストレイドッグス」とスタンプラリーなどのコラボ企画を行なっているようだな。
「文豪ストレイドッグス」とコラボをしている、という話はネットニュースで見たことがあるが 正直 それほど興味も無かったんで今やっているとは知らなかったぞ。

TARO先生は文芸に興味があるわけではなく 異能に興味があったんだな・・・ちょっと安心してしまったぞ(´ー`)

さらに調べたら 今日はたまたま中也の命日、ということで 無料開放されているらしい。雨でスタンプラリーまでする気力も無いが まあそういうことなら行ってもいいかな?
わしも真剣にアニメを見ていたわけではないが ポルノマフィアと銘打ってフランス書院ギルドでも立ち上げようかと考えたことがある身だしな・・・(ちなみに異能力は「花と蛇」じゃ)



で、やってきました、こちらが湯田温泉の中心街にある「中原中也記念館」



通常は320円の入場料が徴収されるが、コラボ企画、「コミックのなかの中也」開催中は協賛している湯田温泉の旅館・入浴施設8箇所で使える200円割引券が付いてくるぞ♪

せっかくだからこの券は後で有効に使わせていただくとして・・・



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2017年10月20日

リュックマンになりたい男がバックパックについて語る




てなわけで もう日数が随分と経過してしまったが、今月の頭に密林からこのような荷物が・・・

9月に仕事がハードで なかなか気分転換が出来なかったせいもあるが ストレスが溜まって物欲解消のためについついネットでポチってしまったアイテム、その中身はコチラッ!!



トレッキング用に新しく購入したバックパック、ACONCAGUAのCORDOBA35じゃ!!
( ゚Д゚)クワッ



「アコンカグア」と聞いても普通の人は何のコッチャと判らないと思うが、バックパック・・・登山用のリュックのブランドだな。

最近はアウトドア用品もタウンユースで使う人が増えてきたんで グレゴリーとかオスプレイとかノースフェイスとかドイターとか そういうブランドは知られていると思う。わしも正直、ザックを新調するなら次はカリマーかオスプレイがいいなあ、と思っていたんだけどな。

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2017年10月19日

(再録・日本一周記099)2003/10/12・那智の卍に入る人等ー!

(第99日目)和歌山県本宮町~北山町~熊野川町~新宮市~那智勝浦町~古座町



・・・この「一見なんでもないが なんとなくバチあたりなタイトル」を考えるのに 小一時間ほど 頭をひねってしまったぞ・・・そのエネルギーを他に回せば もう少しマトモな生活が送れるんだろうが・・・




朝5時頃、本宮町の道の駅「奥熊野古道ほんぐう」にて起床。

ここは住宅地の真ん中にあるんだが その割に静かで、駐車場にはわしのほかにも数台の車中泊があったんだが なんか恐ろしく静かで物音ひとつせず・・・

こんなところでアイドリング運転をしながらパソコンを朝からいじっていると なんかかなり目立って迷惑をかけてしまいそうなんで 周りに誰もいなさそうな山の中まで進み 道路わきのスペースを見つけて そこで7時過ぎまでHPの更新作業など・・・

今日の予定は瀞峡那智大社周辺の散策なんだが、その前にこの本宮町にある「本宮熊野神社」と周辺の温泉などを調査だな。昨日は熊野川も薄暗くてよく見えなかったし、本宮町についたときには真っ暗で何も見えなかったからなあ。

それでも怪しい雰囲気だけはプンプンと漂っていたんで ちょっと期待はしてたりするぞ。では早速行ってみよう!!

「甦る日本!人生を癒す熊野大社」などというキャッチコピーが書かれた垂れ幕が入り口に飾られているのが印象的だったな・・・

「熊野三山」と言われる本宮町、新宮市、那智の三ヶ所の神社の 中心というか首座に位置するのがこの本宮熊野大社なんだそうな。あと全国にある熊野神社の総本山、ということでもあるらしい。
この建物を見ただけで相当歴史は古いことは容易に判るな。

わしの田舎の近くでは あんまり「熊野神社」というのも聞いた覚えが無いんだが 注意してみれば系列の神社の一つや二つはあるんじゃないのかな?

祭ってあるのが天照大神だし菊の御紋はついてるし 奈良と伊勢との位置から考えても格式も恐ろしく高そうだし ここは素直に拝んでおくに越したことはなかろう。



次にやってきたのは湯の峰温泉郷
ココは実は昨日の夜 道の駅を探しているときにウッカリ迷い込んでしまったんだが、全然景色は見えなかったものの なんか鄙びた雰囲気のイイ感じがしたんで少し気になっていたのだ。

なんか日本最古の部類の温泉地らしいが 川からモウモウと蒸気が噴出して温泉地独特の硫黄臭が立ちこめているな・・・いい雰囲気だ♪

毒殺されかかった小栗判官が温泉で湯治をして蘇生した、という有名な話があるが この湯の峰温泉がその湯治場だったらしい・・・もちろんわしはココに来るまで小栗判官の話などは知らなかったんだが。

て、いうか 小栗判官って誰よ?

この「つぼ湯」なる 川から湧いている温泉を直接ひっぱった小っちゃな小屋が その物語に出てくる温泉そのものらしいな。
これは是非お試ししたかったんだが やはり人気の温泉で しかもご覧のとおりミニマムな小屋なんで順番待ちで1時間半くらい待たないとダメなんだとか。くそぅ~残念じゃ・・・。

ちなみにこの「つぼ湯」は入浴料260円だったかな?あと公衆浴場は温泉50パーセントのノーマル湯が200円、源泉100パーセントの薬湯が300円と かなりお手軽な価格設定だ。
歴史のある素朴な温泉ってこういうところもポイント高いよなあ。この公衆浴場で今日の入浴を済ませても良かったんだが ここはグッとガマンして すぐ近くにある「川湯温泉」とやらを覗いてみよう。

なんでも事前調査によると川湯温泉には無料露天風呂があるという話なんだが・・・



こ、これは・・・・

余りにそのまんまのネーミングなんで逆に意表を突かれてしまったな。
ココは「川湯」という名前のとおり、スコップで適当に自分の好きな場所に穴を掘れば 地熱で温められた川の水が温泉になってしまう、というものらしい。

ちなみにこの衝立がしてある少し規模の大きな穴は すぐ上のホテルが掘った穴。どうりで河原の特設駐車場に小さいショベルカーがあったわけだ。
たまたま近くにいたホテルの従業員のおねえちゃんに聞いてみたら 別に誰が入っても構わない、ということらしい。ま、単なる穴だからなあ・・・



ふぅ・・・・ (´ー`)

完全無料!完全露天!完全混浴!

水着は別に着用の義務はないんだが やはり今日のような休日だと家族連れやアベック、若いねーちゃんの集団(なぜか外人ギャル集団もいたぞ♪)なんかもいるんで 風紀を保つためにも水着は着用した方が良かろうな。

少し離れたところに旅館組合が作った立派な露天風呂があったが そこならフルチンでも大丈夫そうな雰囲気だったな。ただし 「組合加盟の旅館の利用者以外は御遠慮ください」とか書かれていたし お湯が張られるのが午後3時以降、ということだ。

わしも水着の着用をしての入浴はいまひとつスッキリしなかったんだが 周りには幼い女児もいたし外人ギャルもいたし わしの粗品が日本の大人のスタンダードだと思われても 教育上 よろしくなさそうだったしな・・・

ここの川は さすが山の中を流れる清流だけあって綺麗だし 人に良くなれた鴨までノコノコ近づいてくるから なかなかポイント高いな。

ちなみにわしが「鴨を撮るフリをして実は水着のねーちゃんをカメラに収めようなどと考えていたんでは?」というゲスな疑惑を持たれる人もいようかと思うが、それは疑問でもなんでもない純粋な欲望で 間違いなく真実だぞ。

どうせわしはゲスな男~♪(^^)/ ふふふっ

川風呂に入って温まった後に 「水風呂」と称して川で泳いで見たりもしたが やっぱ川底が温泉のせいか冷たすぎるというわけでもなく 普通に泳げる温度だったような気がするな。やはり水着を持って旅をしていて良かったぞ。ふふふ・・・

この時期に川で泳げるとも思ってなかったが よく考えたら わしは川で水泳をしたのは人生で初めてじゃなかったのかなあ?
いやいや 良い経験をさせてもらったわい。



2017年10月18日

参拝!ザ・男女神社

さて、先日の佐賀遠征の大きなネタは脊振山系縦走とキャンプ、そして「特撮のDNA展」なんだが 温泉ネタも出してしまったし 今回はそのほかの佐賀の小ネタを紹介しておこう。



まずは脊振山キャンプから撤収して下山した麓に鎮座していた「脊振神社」を参拝。



脊振神社は「日本六所弁財天」の一つで 脊振山の山頂にある祠が「上宮」、こちらは「下宮」という扱いになるんだそうな。





境内の右手に弁財天の使いの白蛇「はくじゃさん」の棲む石室があるのが見所だろうな・・・



むぅ、なかなかソレっぽいぞ(´ー`)

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2017年10月17日

特撮のDNA展~怪獣の匠

さて、今回の佐賀遠征の真の目的はというと・・・



佐賀県立美術館で開催されている企画展、「特撮のDNA展」の鑑賞に他ならないわけだっ!
(特設サイトはこちら)





これはどーゆー企画展なのかといえば、昭和29年の「ゴジラ」公開後に花開いた特撮文化を ミニチュアやジオラマ、怪獣スーツなど、「造形師」と呼ばれる人たちの仕事にスポットをあてた、というもの。



このあたりの展示物は それだけ見ても普通の人にはなんだかわかんないと思うが・・・
ちなみに友人HANTなどは「ハートにガンガン来るぞ!」と 興奮を抑えきれない様子だったが・・・



あ、ちなみにこの企画展、すべての展示物はフラッシュを炊かないかぎり写真撮影に制限は無い、という太っ腹さなのもポイント高かったぞ。

まあ、「X星人ナミカワの銃」といわれてバシャバシャと写真を撮る人間がどのくらい居るのかは不明だけどな・・・



ギョギョッ!
これは「海底軍艦」で登場した 雑誌・実話之友の記者、海野魚人さんの名刺(実物)じゃないかッ!!

・・・「実物」って言われてもなあ(´ー`)



細かい説明は わしもそんなに詳しくないから 写真だけをアップしていくぞ。もちろん撮影した画像の全部をアップするわけではなく、一部抜粋だけどなっ!




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