臨済宗・鹿苑山漢陽寺は応安7年(1374)、中国地方を一手に掌握していた大内氏の祈願所として建立され、現在は大本山・南禅寺の別格地として山口県屈指の名刹となっている。開基は左京大夫であった26代当主・大内盛見公であるが、父の弘世公の治世に庵を建て鹿苑庵としたのが当寺の起こりである。開山は室町時代の高僧・用堂明機禅師。弘世公が用堂禅師の高徳を聞き懇請して、これを迎えその教えを乞い、その跡を継いだ盛見公が当地に本寺を建立し、康暦2年(1380)には泰聞して「十刹の地に任ず」という院宜の下賜を受ける尊い寺歴を嗣いでいる。(漢陽寺サイトより転写)
山口県周南市 鹿野エリアの紅葉の名所として知られる古刹、漢陽寺。
今回はライオン岩にやって来たついでに この漢陽寺の紅葉もチェックしてきたぞ。
山口県では紅葉の名所として知られている寺院なんだが 不思議なことにわしは今まで ちゃんとこの寺院を見学した記憶がなかったりする。もちろん外からは何度も見ているんだが・・・
それはなぜかといえば 単に「有料施設だから」、ということに他ならないぞ。近くにある二所山田神社なんかは拝観料を取られないから何度か訪問しているんだけどな。
ま、紅葉の具合は「そろそろ終盤」という感じだったが 今回の画像はオリンパスのデジカメの「アートフィルター」効果を使ったものが混じっているんで 不自然に色合いが際立っている画像はアートフィルターで撮影したものと理解してもらって差し支えないぞ。
こちらがノーマルモードで撮影した画像
こちらがアートフィルターの効果で盛ったものじゃ。
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参拝料を取るだけあって なかなか立派な枯山水じゃ。
結婚式の写真撮影か・・・若いってええのぅ(´▽`)
「平成の名水百選」潮音洞
漢陽寺(かんようじ)の裏山にある潮音洞は、岩崎想左衛門重友が、水利に恵まれなかった鹿野台地の水田開作と生活用水を救うために、私財をなげうって、漢陽寺の裏山にトンネル約89mを掘って、870mの水路を作り、錦川上流の水を引いたものです。
慶安4年(1651年)に工事を起し、村人達も、工事がすすむにつれて協力を惜しまず4年の歳月をかけて承応3年(1654年)に完成しました。この時代は測量技術や工具が稚拙であったので工事は難航を極めました。潮音洞の完成によって62町歩の水田を開作することができ、住民300戸の生活用水を救うことができたため、藩主毛利綱広はその功を賞して想左衛門重友を士籍に列しました。(周南市HPより無断転写)
・・・と、言う感じで漢陽寺の紅葉レポは以上じゃ!
今年の紅葉ネタもそろそろ打ち止めかな・・・
ふふふ、実は潮音洞はくぐれるらしいぞ。まあ、地元小学生の行事で一般の大人がくぐれるかは知らんがな・・・。
返信削除by謎の男
む、水路の中を歩くのかな?
削除無断で侵入したメタボなオッサンがルート内で引っかかって抜けなくなったらニュースになるかな?