筌の口温泉はくじゅうの入り口、「九重夢大橋」の近くにある九重九湯の一つ。
「共同浴場」と「山里の湯」は入ったことがあるが 筌の口温泉の代表格というか、温泉ガイドの本やネットでは必ずと言っていいほど紹介されている代名詞とも言うべき「新清館」には何故か今まで一度も入ったことが無かったんで なんとなく心に引っかかっていたのじゃ。
今回はそんなモヤモヤを解消すべく、くじゅう遠征にかこつけて入浴することを検討していたのだが・・・
こちらが旅館「新清館」。
共同浴場は隣にあるんだが 共同浴場の駐車場は無いんで新清館さんの駐車場を200円払って借りることになる。
共同浴場が入浴料金200円で 新清館の500円と比べたら確かに日帰りで利用するには敷居は低いし気軽に利用できるような気もする(だから今まで新清館を利用しなかったんだなあ・・・)が、結局駐車料金を200円払うのなら旅館との価格差はそんなに感じないかな・・・
新清館は露天がメインになるから雰囲気を楽しむもので いちおうボディソープ類はあるが体を洗うという目的なら共同湯がよかろう。もちろん共同湯も新清館もお湯は極上でそれぞれ内湯と露天のお手本みたいな存在なんで どちらをチョイスしても間違いはないけどな。
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筌の口温泉・新清館
大分県玖珠郡九重町田野1427-1
泉質 :ナトリウム・マグネシウム・カルシウム・炭酸水素塩泉-硫酸塩泉 PH6.6 48.8℃
効能 :神経痛・筋肉痛・関節炎・切り傷など
営業時間 :7:30~22:00 不定休
料金 :500円
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新清館といえば露天風呂なんだが、男性&混浴露天の「こぶしの湯」と女性専用の「かえでの湯」がある。
まあ、「混浴」を謳ってはいるが老夫婦や小学生くらいの女児を連れたファミリーならばともかく、こんなところに入ってくる奇特な妙齢の女性など滅多にいないだろうし 実質男性専用と考えたほうがよかろう。わしもそう考えるようになったあたり、オトナになったものよ・・・(´▽`)
まあ、なにかの間違いで妙齢な女性が入ってきても お湯の透明度はほぼ0だから 不都合な身体的変化が起こっても適当にごまかすことはできそうだけどな(゚∀゚ )(←オトナ・・・)
脱衣所には籠が整然と置かれていて これだけでも雰囲気はバッチリ♪
奥の竹の筒からドバドバと流される源泉は空気に触れると黄土色に変わる 鉄を含んだ炭酸泉。今の時期だと新緑の中に木漏れ日の光る素晴らしい光景じゃ♪
そばには小川が流れ小鳥のさえずりも聞こえてくるが、何かのネット記事で「露天風呂のお手本」と書かれていた まさにそんな感じじゃ。
広すぎて炭酸が気化するせいか「山里の湯」のような泡つきは感じないが、手前の小さい湯口からはややシュワシュワ感の味わえる鮮度のいいお湯が楽しめる。飲むと胃腸に良さげだが特に注意書きなどはなかったな。
これは露天から湯小屋を眺めた図。
見た目は濃そうだが湯上りはサッパリして 温度も熱くも無くぬるくもないちょうどいい塩梅のもの。
いや、実に素晴らしいッ!!
結局 この日は貸切で楽しめたが ゆっくりとした時間を極上の湯に浸かりながら過ごせて
なんともいえない贅沢を堪能させていただけたぞ。大自然の恵みに感謝感謝じゃ♪
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