朝5時に「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」にて起床・・・例によって寝起きの野菜ジュースを一気飲みした後、今日の予定なんだが・・・
当初の予定では富山はさっさと通り過ぎる予定だったんだが どーも色々話を聞いていると「立山と黒部ダムは見ておかないといけないかな?」という気持ちがふつふつと湧いてきたのだ。
ただ 標高3000メートルを超える山に行くんで 大枚をはたいて天候が悪ければ 全く意味が無いことは明白・・・もともと何の計画も立ててなかったんでアレなんだが 一応 黒部ダムは「見ておきたいリスト」に載せていたし ここは朝の天気を見てから決めようと思っていたのだ。
・・・う~ん、見事に快晴・・・これはいくしかあるまいっ!
富山のわかりにくい道を 「だいたいあっちの方だろ」と適当に車を走らせ、何とか立山駅に到着~♪ここからは自家用車は通行が禁止されているんでケーブルカー、高原バス、トロリーバス、ロープウェイなどを駆使して立山、黒部ダムを目指すわけだ。
そりゃそうと 黒部ダムまで行くのに幾らぐらい掛かるのかのぅ? ハウマッチ?
・・・黒部ダムまで いちまんよんひゃくきゅうじゅうえん・・・う~ん、ペソで換算すると天文学的数字だな・・・(なぜその必要が?)
しかしながら立山のふもとまで来ておきながら ここでそのような金を惜しんでは 何のためにココまで来たかわかんないしな。財布の中身は一万円札一枚と千円札3枚しかないが、止むを得ん、持ってけドロボー!
てなわけで これが第一関門の「美女平行きケーブルカー」だ。今回は黒部ダムまでのルートを往復で一括して買ったんで それぞれの乗り物がいくらかかるか?というのは控えてないぞ。 ちなみにこの写真に写っている駅員らしきオネエチャンは美人だったが 正面から写真を撮る勇気の無かったわしを許してくれ・・・ |
美女平から「みくりが池」なんかが近い「室堂」というターミナルまでは高原バスを使うのだ。
ホントは室堂は遊歩道もあって景色も良いんだが 朝なんで これから徐々に客も増えていくことが予測されるわけだ。 とりあえず最初に一気にダムまで行って 復路に時間を見ながら散策するとしよう。朝の富山は快晴だったんだが ここに来てうっすらと雲も増えてきたし、やっぱ天候が一番気になるからな・・
高原バスは滝見台というところを通過するんで 日本一の落差を誇る称名滝もちょこっと見ることができる。
ほんとにちょこっとなんで わしのようにバスで座る席を適当に選んでしまうと 全然カメラには写せないんだがな・・・
ホントは滝の周遊バスが出ているんで それを使えばいいんだが それは後で時間があったら考えよう。とりあえずちょこっと見れたからいいや。
室堂の標高は2450メートル。このあたりまでくると山の所々に雪の塊が残っているんだな・・・8月に雪が見れるとは思ってなかったんで少し感動したぞ。
高校時代に修学旅行で黒部ダムに来たことはあるんだが その時は大雨で ダムの記憶は少しあるんだが 山岳地帯の風景は全く記憶に無かったのだ。あの時の悔しい思いが 今 リベンジできるとは・・・
室堂から立山を貫通して「大観峰」までは専用トンネルを走る「トロリーバス」に乗り継ぐ。 「トロリーバス」と言ってもトロリトロリ走るわけでもなく ましてや西村知美とも何の関係も無いぞ。(それはトロリン) 車幅と同じくらいの結構狭いトンネルを突き進むのだが 景色は全く見えないから 内部を走行中の写真は無しじゃ。(実は失敗したらしい・・・) |
大観峰から黒部平までは支柱のないロープウェイで一気に降下する。これがこのルートのハイライトかな?ホントは紅葉の時期が一番良いらしいんだが それでもこの景色はたいしたものだ。
下のほうに見えるのが黒部ダムによって生まれた黒部湖。このロープウェイで黒部平まで行って そこからケーブルカーで5分進めば そこはついに目的の黒部ダムだ!
(ホントはアルペンルートは 赤沢岳を越えた先の「扇沢」というとこまで続くんだが 今回は金も時間もないんで黒部ダムまでしかチケットを買わなかったのだ)
後ろにそびえる立山も さすがの迫力だぞ。
そういえばロープウェイに乗り込む前に駅員さんによる「立山限定写真集」を売り込むパフォーマンスがあったが これが結構楽しめたな。
とりあえず晴れた日に黒四ダムの全貌を見れて満足したんで そろそろ「室堂」に戻って高原散策とでも洒落込もうかの。さらばじゃ黒四ダム!!
く~ろよ~ん、バハハァ~イ!(←?)
・・・・と、思って室堂に戻ってみたら そこは何故か大雨で散策どころではなかったな・・・
黒部ダムでは快晴だったのに なんでトロリーダムに乗って山を越えただけで こんなに天候が違うんだ? 山の天気は恐ろしいのぅ・・・
結局 後半は雨にたたられて高原のほうはあまり見れなかったんだが さすが国立公園立山、まあ ある程度は満足できたな。
それにしても これで雨だった日には悔やんでも悔やみきれないんだろうな・・・
立山にくるなら天気には重々注意を払ったほうがいい、という教訓を得て 市街地に戻ってみると そこはもうウソのように晴れていたな・・・
では一気に新潟県に向けてレッツゴウだ!
・・・と、思いきや、国道8号線の県境の町、「朝日町」に温泉があることを発見したんで少し浸かっていくことに。
何軒かあるみたいなんだが 「たから温泉」とやらをチョイス。
ココの温泉も海のそばにあるんで海水温泉みたいでしょっぱい。
その代わり やっぱり芯から温まるんで湯上り後に汗が止まんないぞ。
夕日も傾きかけた6時過ぎ、新潟県青海町に突入。道の駅があったんで さっそく新潟の情報を集めるために立寄ってみる。
ここ 「道の駅・越後市振の関」はそばに定食屋が併設されていたんで ついでに夕食を頂く。 今回わしがお召しになったのは「親不知名物」ということで このあたりを代表する一品、「たら汁定食」だ。900円也。 「たら汁」というのは ま、よーするにタラのアラが使われた味噌汁だと思うが 昨日と言い今日と言い、高い金を払って魚のアラばかり食っているような気がするな・・・ ま、好きだからいいけど。 |
「道の駅 越後市振の関」はたいした情報も得られなかったんで 続けてすぐ近くにある「道の駅・親不知ピアパーク」に向かう。
このあたりはかつて「天下の剣」といわれた交通の難所、「親不知」と言われる地域なんだが 海側の道はすぐそばに断崖絶壁が続いているのだ。
道の駅「親不知ピアパーク」は高速道路の高架下を利用して作られた施設だ。
一般道は落石防止のコンクリートに囲まれたトンネルのような構造になっている道路が延々と続くわけだが そんな難所にこれほどの高速道路を建設すると言うのも 人間の技術の凄さだな・・・
ちゅーか これほどの苦労をするなら ほかにルートは無かったのかな?
ここで新潟県の地図をゲットしたんで 探索する内容は明日にでも検討するとして、今日はもう少し北上したところにある「道の駅・能生」まで進むことに。
新潟県か・・・わしも体が元気で融通が利いたときはスキーをしに妙高高原なんかには行ったことがあるんだが スキー場以外に新潟の見所と言われても 佐渡くらいしか思いつかないな・・・
時間的に島に渡る余裕も無いし これは素通りかな?
・・・・・と、車の中でHPの更新作業をしながらヘラヘラ過ごしていると 突然 車のエンジンルームから「ブ~ッブ~ッ!!」と異常音が響きだした!
こ、これはいったい・・・・何が起こったんだ?
エンジンルームを明けてみても何が原因かさっぱりわからんし 静かな夜の駐車場でそんな大きな音を出しつづけていたら 周りの仮眠している人たちにも迷惑がかかってしまうな。
これは明日にでもマツダに来てもらうしか手がなさそうだな・・・
この車も10年乗っているし 今回の旅では猛暑の中 山やら谷やらの長距離を一日中エンジンかけっぱなしで走っているから ついにガタが来てしまったか?今回の旅行ではこの車が足となり宿となり電気の供給源となって 文字通り頼みの綱なのに・・・
果たしてこの旅はこれからどうなるんだろう?車の以上の原因は一体なんなんだ?もしかしてここでこの放浪の旅も打ち切りか?
それは明日の日記で判る・・・と 思うぞっ!くはぁっ!!!
今日の一枚・・・
黒部ダムと 頂上が少し霞んだ立山
黒部ダムと 頂上が少し霞んだ立山
走行距離 | 168K |
出費金額 | 寝起きの野菜ジュース・・・120円 アルペンルート通行料・・・10490円 黒部ダムカレー・・・750円 ます寿司・・・200円 ネクタリン・・・150円 たから温泉・・・500円 タラ汁定食・・・900円 お茶・その他・・・378円 |
計・13488円 |
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