・・・と、いうわけで山口県との県境、深谷峡上流の「長瀬峡」じゃ。
一枚岩の上を清流が流れる避暑スポットなんだが、少しは涼しさを伝えることが出来たかな?
今回 暇つぶしにわざわざ島根県境まで足を延ばしたのは 別に川遊びをするためじゃなくて、この付近にあるという未確認の滝、「河津の滝」の位置の目星をつけるためだったんだが・・・
地図でもわかる通り、河津の滝は長瀬峡のはるか先に位置している。
長瀬峡は島根県エリアで「河津」という集落も島根県になるんだが 「河津の滝」は山口県の滝としてカウントされているから たぶん谷が県境になっていて その山口県側に流れ落ちているんだろう。
ネットでもほとんど河津の滝についてはほとんど情報がないんだが、わずかな情報によると滝へは沢登りや藪漕ぎなんかの果てにたどり着くようで 車でのほほんとアプローチできるような場所ではない、というのは確かなようだな。
これが車で行ける最果ての「河津集落」
住民に滝のことを知っているかと尋ねてみたが 特に情報はなく・・・というか この4月にココに引っ越してきた、という30代くらいの女性がいたのには少々驚いたな。
すぐ手前には嵜所大明神なる いかにもイワクというか 由緒のありそうな鳥居が出現。
とりあえず河津集落から先は未知の領域だし 下調べなしでこのくそ暑い夏の時期に突っ込む勇気も予定もなかったんでココで退散。
長瀬峡から少し戻って 小五郎山の登山口との分かれ目が出てきたんで これを右折。
「甲羅ヶ谷橋」という橋が出てきたが、地元民のオッサンに聞き込み調査をしたところ、ここから谷に沿って深谷大橋手前まで戻るルートがあるらしく、軽自動車であればなんとか行けるんじゃないか?とのことなんで ちょっと調査することに。
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こんな感じで よそ見して踏み外したら谷底に真っ逆さまなルートだったな・・・対向車がきたり落石で道がふさがれていたら泣きを見るのは確実そうだが・・・
しばらく走ると沢が出現。
20Mはあろうかという立派な沢が現れたが これを沢とみるか滝とみるかは難しいところだな・・・
わしの資料によれば このエリアには「大竜頭」「甲羅ヶ滝」などの複数の滝が流れ落ちているようだが ネットの情報によればやはり両滝とも沢登り装備で1~2時間は遡上してアプローチできる位置にあるらしい。
つまり2つの滝は車で走って横に流れ落ちている沢、というレベルではない、ということだから やはりこれは名前のある「滝」ではなく単なる「沢」なんだろうな。
しばらく走ると第二の沢が。
こちらも段になっているが総落差は数十メートルありそうだな・・・
たぶん その昔はこちらが正規のルートだったんだろうな。沢が流れ落ちるカーブには道端に石仏が祀られていて 交通の難所だったことがわかるぞ。
第三の沢のカーブ。
こちらもなかなか趣のある滝が流れているが 名前はないんだろうなあ・・・
水路と たぶん砂防ダムの点検用の橋なんかが架けられているが もしかしたらそれなりに名前があるのかも・・・
何か情報を知っている人がいればコソッと教えてほしいものよのぅ・・・
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このあと、谷から少しづつ離れて行って 最終的には深谷大橋の渡った先に出てくるんだが、なかなかハードなルートなんで 興味のない人はわざわざ危険を冒してまで通る必要はない、とだけ言っておこう。
今回通ったルートの下には深谷大橋上流の「洞堂の滝」なんかが流れ落ちているんだが、このエリアの「河津の滝」、「甲羅ヶ滝」もそうだが 二鹿七滝、木谷峡の黒滝、さらには浦石峡なんかも、未見の滝の制覇にはやはり「沢登り技術」がどうしても絡んでくるわけだ・・・
沢登りはもちろん、川の周辺を素人がうろつくのは非常に危険 ということは わしも重々承知をしていて とてもじゃないが単独行動をする勇気がないわけだ・・・
本来なら沢登りを定期的に行っていて地理にも詳しい山岳会なんかに加入して そういうスポットに連れて行ってもらうのが常套手段だとは判っているんだが・・・
わしの場合、いちおう心臓病という基礎疾患があるんで 山岳会なんかに所属して山登りをするとして 他人様にペースを合わせたり合わせてもらったりするのがネックになる、というのが弱点なんだよなあ・・・
わしもそれなりに山登りはしているつもりなんだが あくまで「自分のペースで歩く」、、、つまり「疲れたらすぐ休む」「危ないと思ったら撤退」ということを信条としているからなあ。なかなか集団行動をするには難しいんだが・・・なんとか良い手を考えなくてはのぅ。しかも定年退職して体力のあるうちじゃないとアプローチできないだろうから それを考えると残り時間も少ないだろうし、、、やれやれじゃ。
ふぅ・・・
ご存知と思いますが、深谷大橋が〇で囲ってありますが、この橋の横にキャンプ場があります。 何回もこのキャンプ場横を通過しましたが、いまだにキャンパーを見たことがありません。
返信削除橋から川面まで30m近くあるそうです。 何故か欄干は厳重なフェンスで囲ってありますが、ここでソロキャンプは如何でしょうか? 夜中に橋から川面を覗き込むと、誰かが呼んでいるような気がしませんか??
イヌビワさん>当然キャンプ場の存在は知っていますが さすがに・・・無料らしいんですが、どこに問い合わせをしたらいいのか・・・いや、問い合わせをする気力もわきませんが・・・
削除夏になって心霊系キャンパーのユーチューバーも現れたりしてますが そういう人たちに先陣を切ってもらいたいものです。