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2017年10月4日

(再録・日本一周記092)2003/10/05・のらりくらりと乗鞍を行く!

(第92日目)長野県安曇村~岐阜県丹生川村~長野県安曇村



さすが山の中にある道の駅だな。恐ろしく冷え込んで夜中に何度も目を覚ましてしまったぞ・・・。

岐阜地方に深夜 震度4の地震があったみたいだが そんなことは全く気づかず 単に寒さで寝付けなかったなあ・・・体はともかく下半身はGパン一枚では体温が奪われて やたら寒いぞっ!

・・・で、結局6時に起床・・・
今日は早く出動しなければと思っていたが HPの方は昨夜 寝る前に済ませておいて良かったな。コーヒーだけ飲んで6時半には出発することができたぞ。

今日の予定は乗鞍岳なんだが 北アルプスに含まれるこの辺りは中部山岳国立公園に指定されていて 乗鞍岳も今年からマイカーの乗り入れが禁止されてしまったのだ。理由はやはり観光客による環境汚染から少しでも自然を守るため、ということなんだが それもまあ仕方ないことかな?

今日は日曜だし 小耳に挟んだ情報(盗み聞き、とも言う・・・)だと そろそろ紅葉も見頃だと言うんで乗鞍行きシャトルバスも混雑が予想されるからな。早めに出発するに越したことはないだろう。

と、その前に乗鞍高原にある「三本滝」などを鑑賞・・・
この三本滝のある駐車場まではマイカーで行けるのだが そこからはゲートで規制されているのだ。(バスとタクシーなどの許可車、あとは徒歩と自転車のみ通れるぞ。)

ちなみにこの三本滝、遊歩道を20分ほど歩いたところにあるんだが 三本の滝が一つの滝壷に落ちるというもので もちろん滝百選の一つだ。でも どうやっても3つの滝を一つの絵に収めることは出来なかったな・・

あと この近くには「善五郎の滝」「番所大滝」という大きな滝もあるみたいだ。恐らく単品ではこれらの方が三本滝よりスケールがでかいと思うんだが 時間の都合で今回は割愛じゃ。



滝を見たその足で8時前に乗鞍高原の「宮の原バスセンター」とやらに到着。タイミング良く ちょうど一時間に一本の出発時間に間に合い そのまま往復乗車券を買って乗り込むことに成功。

やはり三千メートル級の山に行くからには それなりの装備はしなくてはなるまい。今回は少ないバリエーションを組み合わせて考えうる限りの装備で赴いたぞ。

ジーパンにトレーナー、ポロシャツ、ビニールジャケット、財布、デジカメ、携帯・・・(←いくら掻き集めても結局そのくらいしかモノを持ってないらしい・・・)

あと 今回は忘れずにペットボトルのお茶2本と 食糧として昨日買ったリンゴ2ヶも持って行ったぞ。ふふふっ、偉いだろう。





バスターミナルを出発すると すぐに今回探索する乗鞍岳の山頂が見えてきたぞ。・・・馬の鞍に似ているから「乗鞍」と言われるようになったらしいが なんちゅうカッコいい山なんじゃ。

いつも山に関しては 雨には遭わないものの雲に泣かされていたが 今日は珍しく抜けるような青空で良かったな。ただ さすが標高三千メートル超の山だけあって 気温は0度。なんでも昨日は雪が舞っていたらしい・・・う~ん・・・大丈夫かいな?

出発してから十数分、「冷泉小屋バス停」あたりから山の木の葉の色がだんだん赤く染まりだして バスの中がざわざわと騒がしくなってきたな。

「どうせ山頂に行っても岩しかないんだから ここで下りた方がいいんじゃない?」なんて話し合う声が後ろから聞こえてきたりしたぞ。
道路にもカメラ趣味のお父さん方が三脚を立てて熱心にカメラを覗いている光景が目に付きだしてきたしな。
このおっさん達は何人かの仲間でタクシーを貸切にしてカメラを抱えてやってくるそうだ。
そりゃあこれだけの光景を見せられたら そうも思いたくなるかな?

わしも「バスセンター ~ 山頂・畳平駐車場」間の乗車券は めんどくさいから往復で買ったんだが 結局カメラに紅葉の映像を残せないのは勿体無いんで 帰りは7合目のバス停まで徒歩で下りてきたぞ。

まあ 乗鞍がどんなところか全然わかんなかったから仕方がなかったんだが そうと知っていれば片道切符をとりあえず買っておいたほうが良かったかな?

ちなみに山頂付近以外の乗鞍の写真は全て帰りのルートで歩きながら撮ったものだ。窓は外気との温度差で結露するし 他にも乗客がいっぱいいるから開けられないんで バスの中からでは当然 撮影は不可能と思った方がいいだろうな。

紅葉していた樹木が無くなって さらに高山特有の背の低いマツなどの針葉樹も無くなって ついに「畳平頂上駐車場」(標高2702M)に到着じゃ。ここのゲートをくぐった瞬間に岐阜県に入るみたいだな。

乗鞍岳はいくつかの峰をもつ連山なんだが 畳平はそれらの登山基地でもあるわけだな。なんでも日本で一番高い標高まで車で行けるのが この乗鞍らしいぞ。

たしかに標高3026Mの最高峰、剣ヶ岳まで90分で登れる位置にあるからなあ。これほどの山を老人から子供まで気軽に登山できる山って そうそうは無いんじゃないのかな?

じゃあ わしもまずは手始めに 畳平の真ん前にある「魔王岳」にでも登ってみようかのぅ・・・(所要時間 約15分・・・)

おおぉ~~~!!

何ですか何ですか何ですか この景色はっ!!! 正面に穂高岳のカッチョいい姿がドドンと・・・

こんな景色 見せられたら ちょっと気の弱い奴だったら感動して泣くぞっ!(゚ーÅ) ホロリ

ちなみに手前の白い草はプチ樹氷だ。さすが吹きさらしの標高2763Mの峰だな。気温0度は伊達じゃないぞ。

・・・やっぱりココまで来たら乗鞍の最高峰、3026Mの剣ヶ峰も踏破しておくべきだろうな。登山ルートは90分、畳平からは標高差300Mくらいだから 休み休み登ればそれほど無茶な話でもないだろう。おじいちゃんやお子様までも元気に登っているしな。
ここからは画像中心で簡単に説明していこうかの。



あれがこの乗鞍連山の最高峰、剣ヶ峰だ。

ルートは富士見岳をかすめる道と 高山植物の咲き乱れる「お花畑」を横切るコースがあるんだが 今は花畑には草一本生えていないシーズンオフなんで 素直に「富士見岳コース」を選択。
ちなみに山頂に行くまでにかかる時間はどちらも変わらないみたいだ。

この写真の斜面の真ん中にある白い物体は雪渓。
今日もシャトルバスの中にスキーを抱えている集団がいたんだが ここでちゃっかりスキーをしていたな。ここではオールシーズンの滑走が可能らしいぞ。

乗鞍には23の峰と7つの湖、8つの平原があるんだとか。この峰と湖の名前まではチェックしてなかったが・・・

いやいや それにしても これだけの山岳リゾート地が ふもとから片道1000円のバス代でお手軽に来れるとは恐れ入ったな。

この旅をはじめるまで わしはほとんど「高山リゾート地」などは赴いたことが無かったんだが ここは誰でも気軽に3000M級の山の魅力を堪能できるんで かなりオススメ度が高いと思うぞっ!

ちょっと上のほうから見た 摩利支天岳の山頂にある「コロナ観測所」
あと「宇宙線観測所」なんてのもあったなあ。ゲッター線もここで観測可能ではなかろうか?

「ようやく登頂に成功~!」

と、喜んだら 奥のほうに真の山頂が控えていたな・・・ふぅ・・・。しかし尾根伝いに登っていけば 山頂まであと少しだぞ!

でも気を抜くと この辺りは岩がごろごろしていて(特に下りは)簡単に転んでしまうぞ。

・・・・痛かったぞっ!(←転んだらしい・・・)

ようやく山頂~~~♪

「ゆっくり歩いて90分」ってとこかな?わし程度の速さで登れば一時間ちょい、というところだ。

乗鞍は霊山として信仰の対象だったらしい。昔は登山が禁止されていたが そのうち修験者たちが登るようになり、このような祠が祭られるようになったんだとか。

あと 旧日本軍が戦闘飛行機の実験施設を畳平に作ったとき 今の乗鞍スカイライン・エコーラインの原型が出来たらしいな。

ま、そんな堅苦しい解説はともかく いつものように記念写真だな。

ちなみに後ろに見える少し雲が掛かった山が御嶽山だ。ここからは360度 長野はもちろん 飛騨の山々も一望できるぞ。いやいや 素晴らしいの一言に尽きるな。

これで手段はどうであれ わしが制覇した百名山は「阿蘇」「旭岳」「筑波山」に続いて4つ目だ。内容はあんまり自慢できるものでは無いと重々承知しているが・・・

どうでもいいけど0度の気温では汗をかかないんで お茶はペットボトル2本もいらなかったぞ。そのかわり リンゴ2つでは とてもカロリーの消費を補えなかったな。やっぱこういうところではオニギリに敵うものはないな・・。

とりあえず寒さで手がしばれて来たんでサッサと下山するぞっ!

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先ほども書いたとおり バスに乗っていては肝心な紅葉がさっぱり記録に残せないし 路線バスもいくつか停留所があるんで下りは徒歩でいけるところまで進むことにしたぞ。

デジカメの映像では わしの目で見たインパクトをそのまま伝えるのは難しいんだが 今の時期が乗鞍に来るには もしかしたら一番良い時期かもしれないな。



右の写真は地面から出ていた霜柱だ。西日本に住んでいるんで こんな見事な霜柱、見たこと無いぞ・・・

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車を置いたバスターミナルに戻ったのが午後2時半頃・・・

ほんとは乗鞍がどんなところか知らなかったし 山頂に登ることがなければ早めに切り上げて その足で上高地行きのバスに乗ってもいいかな?とか思っていたんだが 今から上高地に行っても2時間くらいで戻らなくてはいけないし、だいいちそれでは上高地に失礼だろう。

今日は登山もしたし 適当に疲れたんで早めに切り上げて明日に備えた方が賢明だろうな。

・・・と、その前に やはり「疲れた」という枕詞があれば それに呼応するのは「温泉」だろう。

事前調査によると穂高岳のふもとに「新穂高温泉」というのがあって ここには無料の温泉があるらしいのだが、ここからでは少し距離があるし なんとなくメンドくさいしな・・・
と、いうわけで 今回はバスターミナルでもらったチラシに書いてある 安曇村の「白骨温泉」とやらを ちょっと試してみるかのぅ。

もちろん どんな温泉かは全く予備知識がないんだが やっぱネーミングにピピッとくるものがあるからな。



国道をもう少し岐阜県方向に進み そこからさらに県道を山の方に進むと「白骨温泉郷」にたどり着く。
いやいや 山に囲まれた素朴でいい雰囲気の場所だな~♪

右の写真は冠水渓というところにある「隧通し」

この辺りの土地は石灰質なんだが 急流が長い年月をかけて侵食して作った自然のトンネルなんだそうな。

有り難い事に この白骨温泉にも公共の露天風呂があるということだ。
この左写真の二人の男が見下ろしている渓流の傍にあるぞ。観光センターの正面にあるんで簡単に見つけられたなっ。

橋の上から下を見ると・・・これが白骨温泉の村営公共露天風呂。赤丸の部分を拡大したのが右の写真だな。

景色は最高だが ご覧のように観光客からも丸見えだぞ。(ちなみに女湯は見えないように囲われているぞ。村営だからなあ・・・当たり前か)

視力が10.0くらいあればブツも見えると思うが わしは0.7くらいで良かったと思ったぞ。

早速わしも500円払って温泉を堪能させて頂いたが 白濁色の お世辞抜きに良いお湯だったな。
カルシウム分が多く 湯舟が白く変色するんで「白骨」という名前になったんだとか。

追加情報・・・・
平成16年7月、この白骨温泉が過去8年間、着色のために入浴剤を投入していたことが明らかになったぞ。なんでも湯量が減ったり源泉の位置が変わったりして従来の白濁色が出なくなったことが原因らしいが 透明なら透明で自然のままのお湯を味わいたかったな。
観光客の期待を裏切りたくないがゆえに行った行為だと思うが 結局来てくれた人を騙すような結果になってしまって残念じゃ。

それにしても ベタ褒めしているわしの感想って一体・・・



やっぱり朝からリンゴ2個ではカロリーが足りないんで 帰り道にドライブインで普通にカレーライスなどを頂く。

どうせ夜になると空腹に襲われることが簡単に読めたんで 夜食代わりとして信州名物・「みそぱん」などを購入。

「なつかしくて素朴な味」と書かれているが 確かにそれ以外に表現のしようが無いかもな・・・

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この後 夕方5時過ぎに昨日と同じ道の駅「風穴の里」に戻ってくる。
ほかに適当なパーキングや道の駅も無かったし 明日 上高地を散策するのなら やはりこの場所が一番適当だからな・・・

てなわけで明日は予定では上高地の散策だ。 やはり高原地帯で天候が最も重要なポイントだな。

晴れてくれなかったら 明日はどうすんべ・・・?



今日の一枚・・・
乗鞍岳から見た北アルプス・穂高岳方面。
走行距離69K
出費金額コーヒー・ジュース・その他・・・690円
乗鞍エコーライン・バス乗車賃(往復)・・・2000円
白骨温泉公共露天風呂・・・500円
カレーライス・・・700円
みそぱん・・・210円

計・4100円  

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