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2017年7月23日

(再録・日本一周記053)2003/08/27・大雪山 ハイ気分!


(第53日目)士幌町~上川町~当麻町~美瑛町~東川町~旭川市



もうタイトルが苦しくて元ネタが何だかわかんないなあ・・・

4時半、道の駅「ピア21しほろ」にて目覚める。やっぱ北海道の道の駅は車中泊の旅行者が多いんだが 今日は同じく道の駅で一夜を過ごす同士に 所沢ナンバーの旧式ミニで2人旅をしているツワモノカップルなんかもいるな・・・。
傍から見ていると なかなかカッコいいんだが やっぱりあれも大変なんだろうな・・・

昨日 寝る前にHPを仕上げていたんで今日は目覚めた直後の5時に早々に道の駅を出発。
空は雲で覆われているが天気予報では今日は天気だ、と言っているんで大丈夫と判断して いよいよ「大雪山ぐるっと一周ルート」に旅立つのだ。

そうそう、山口あたりにいたときは全然そういう経験なかったんだが 北海道って地平線まで見えてしまう場所が結構多いから 上空はどんよりした雲で覆われていても はるか彼方の地平線の方は雲が途切れて天気が違うんだろう、朝日だけは差し込んで明るい、ということがよくあるな。そういう場合は一時間もしないうちに太陽が雲にさえぎられる高さまで昇ってしまうんだが・・



モアモアと朝霧の立ち込めて来た広大な牧場を見ながら三国峠付近に向けて車を走らせること小一時間、いよいよ山道に差し掛かると 今までの雲はどこに行ったのか 抜けるような青空が広がってきたぞ。ホントに北海道の天気は読めないなあ・・

ふと気が付くと なにやら道路の上で小動物がウロチョロしているのが目に入った。スピードダウンするとイタチのようなネズミのような・・・

あ、エゾリスじゃ!
カメラを取り出そうとするわずかな隙に じたばたしながら猛スピードで草むらの中に隠れてしまったんで写せなかったのが悔やまれるが 念願のエゾリスを見ることが出来て良かったわい。やっぱ道は空いているし動物の活動も活発だし 北海道は朝早くに行動を開始するに限るな。こりゃ今日は何か良いことがあるやもしれんな~♪

しばらくして三国峠のパーキングに到着。

ほふぅ~・・・  

山の名前が妙なカタカナのものが多いから全然覚えられないが やはりたいしたものじゃわい。
これほどの晴天に恵まれるんなら 昨日 無理をしてここまで足を延ばさないようにしてやっぱり正解だったな。

♪オゥオゥオゥ オーオオー、オーオオー あれこそは~ オーオオー オーオオー、大雪山・・・♪

・・・・そんなつまらない替え歌を思わず口ずさんでしまうほど素晴らしい景色に感動じゃ! いやあ ホントに晴れてよかった・・・

ここからトンネルを越え 少し走ると大雪山国立公園の最初の見どころ、層雲峡じゃ。ココには石柱の渓谷と「日本百瀑」のひとつ「銀河・流星の滝」なるものがあるらしいんだが・・・とりあえず駐車場に車を止めて、と・・・

「くはぁっ!!」 (゜o゜)

・・・むぅ、あまりのかっちょ良さに思わず感嘆の声をあげてしまったではないか、「銀河の滝」よ・・・

この滝は岩を挟んで隣にある「流星の滝」とペアで「滝100選」に選ばれているわけだが 向かいに「双瀑台」なる展望台があって 両方の滝を一度に見ようと思うと400Mちょいの山道を昇る必要があるのだ。朝からしんどいが「滝ハンター」を名乗る以上、やむを得ず登山をして ついでに渓谷の遊歩道も歩いてきたぞ。

では ホンの一部だが層雲峡の風景を紹介しようかの。

かなり解像度を落としているんで いまいち迫力に欠けるかもしれんが 真ん中の岩を挟んで右が「流星の滝」 左が「銀河の滝」
聖闘士☆星矢あたりを連想するネーミングだが なかなかたいしたものだ。ちなみに岩の上部に白く見えるのは霧。

あと一ヶ月ほど遅ければ 辺り一面が紅葉で このあたりも一層映えるんだろうな・・・

この他にもまだ規模の小さい似たような滝は数本あるんだが、「土石流が起こった」という理由で遊歩道が途中から進入禁止になっていたんで 全ては見ることができず。

♪見よ、巨大な~岩の列~・・・♪


この「層雲峡」を代表する岩の「天城岩」

1本約100メートルの石柱の束じゃ!こりゃ 相当な迫力があるぞ。
層雲峡はこんな岩肌が延々とつづく渓谷なんだが もっと詳しく見るには 近くの層雲峡温泉あたりにあるロープウェイを使うと 旭岳の裏にそびえる黒岳の中腹からその全貌が見渡せるんだとか。

せっかくの天気だから昇ってみてもいいかな?と思ったんだが 2000円弱掛かるらしいんで却下。どうせロープウェイに乗るんなら 裏を回って旭岳のローウウェイに乗った方が良さそうだしな・・・



層雲峡を堪能した後は ぐるっと山脈の反対側にまわって 今度は「天人峡」と「旭岳」の散策なんだが、その前に休憩のために道の駅「とうま」に立ち寄る。

朝食代わりに頂いた 農家直売のやたらでっかい「ゆでとうもろこし」(100円)と 程よく真っ赤に熟れた「トマト1皿・4個」(100円)

あわせて200円とはいえ、さすがにこれだけ食えば 結構な満腹感が・・・

さて すでにかなり動き回ったような気もするが 時計を見ればまだ朝の9時だ。このペースならスタスタ進めば 美瑛・富良野も今日で済ませることが出来るかも知れんな。

当麻町では また雲に覆われたどんよりした天候だったんだが 旭川をスルーパスして東神楽の町に入ったときは また青空が戻ってきたぞ。山に入ると晴れる天気って珍しいよなあ・・・きっとわしの日頃の行いが善良そのものだからだな。うん。

おっと その前にガソリンを補給。(旭川JOMO・444.4K地点 34.4L/3720円)

久しぶりにロードスター号の幌を開けてオープン走行に切り替え、しばし山道を進むと 「神々の遊ぶ場所」とかいうキャッチフレーズの「天人峡」に到着じゃ!

 ほよよ~。(←アラレ?)

やっぱりここも 100M級の柱状摂理に囲まれた渓谷のある温泉街だ。山肌一面に切り立った険しい岩がそびえ立って見事じゃのぅ。

ここには北海道で最大の高低差を誇る大瀑布、「羽衣の滝」があるのだ。

相変わらず画像の解析度を落としているから少々チンケに見えるかも知れんが 上から下まで約270Mあるらしい。

やっぱり紅葉の時が一番いいんだろうな・・・
さて、いよいよ大雪山に来たからには やっぱその最高峰、旭岳を見ずにはおれないな。

ちなみに「大雪山」という山があるわけではなく、この旭岳を中心とした2000Mクラスの山々のことをまとめて「大雪山山系」というらしい。旭岳は標高2290M、大雪山系の山々の中ではもちろん、北海道の最高峰でもあるのだ。では早速行ってみよう!!





麓のロープウェイのあるところまでやってきたが・・・・う~ん、高い山だけあって旭岳だけが雲に覆われていて半分以上見えないな・・・と、いうか見える範囲の標高だけで言うと一番低いかもしれん・・・

山の中腹まで行くロープウェイの往復料金は2800円ほど掛かるらしいんだが・・・もったいないのぅ。山の景色を見るだけでそんな大金を使うのは。

しかしながらロープウェイの「旭岳情報案内板」に「晴れ/視界良好」とか書かれているし・・・上に登ったら雲を通り越して見晴らしがいいのかしら?

いろいろ考えたんだが 今まで予想以上の魅力を見せてくれた北海道の その最高峰であるならば やっぱりその頂上を一目見てみたいわけだ。

遠目にでも見えてくれれば「それで良し」と済ませるつもりだったんだが 今までも天候に恵まれていても「見たい山だけは何故か雲に隠れて見えない」ということが ままあったしな。一つくらい北海道の山をじっくり堪能してもいいだろう。

よ~し 自分に理由付けが出来たところで ロープウェイで旭岳に登るぞ!!


旭岳の5合目、「姿見駅」に到着~♪

ここは今もモクモクと吹き上げる噴煙が観察できて「姿見の池」という池もある 全コース約一時間の遊歩道があるところだ。このあたりになると大きい樹木が生育する限界標高を越えているんで 高原植物が主体の見晴らしのいい丘、といった感じかな?

運がよければリスやキツネなんかの遊んでいるところに出くわすらしい。(もっと運がいいとクマに会えるらしいぞ)

確かに何度か チョロチョロ動き回るエゾシマリスを見かけたんだが こいつら小さい上に人に敏感で すばしっこすぎて写真に収めることなど不可能だったな・・・シマリスって木に登っている姿を想像していたが 案外 地面の方を中心に走り回っているもんなんだなあ・・・



しかし やっぱり山頂方面は雲と言うか霧に覆われて全く見えないな・・・

ここは5合目だから あと1200Mくらい上に山頂があるわけだ。 噴煙から上は植物の生育限界を超えているみたいで 登山道を見ても岩ばかりの道みたいだしな。テントを担ぐような本格的な重装備で山越えをする人もいれば 老人登山クラブみたいな集団も登っているな・・・

なんか頂上まで 普通の人なら2時間くらいかかる道のりらしい。ちゃんとコースがあって みなさん一列に並んで山の尾根を登っているな。
しかし登ってまで見ようとは思わないし だいいちそんな装備も用意して無いしな。

・・・・・・・でも まあ ちょっと100Mくらい登って 仮に少しでも霧が晴れていれば 周りの山々を見渡せるかもしれんし、頂上も見れるかもしれないな。

女 子供 老人も登っているし みんなの通る道についていけば迷子になることもなかろうし そんなに危険な場所があるとも思えないな・・・とりあえずちょっと登って 疲れたり全く霧が晴れる様子が無いのなら さっさと下りればいいや・・・。

・・・う~ん、「もうちょっと もうちょっと」と思いながら登っていたら こんなところまで来てしまった・・・
相変わらずまったく雲の晴れる様子がないが、ここまで来たらなかなか引き返せないな・・・

下りてくる人に上の様子を聞いてみたら 「頂上は晴れてるよ!そりゃもう絶景で ”仙人の散歩する場所”という山々が一望できるよっ!」とか言っているし、そんな言葉を聞いちゃあなあ・・・

途中ですれ違ったオバサンに「あなた、荷物をどこかに落としたの?」などと心配をされたが こっちは最初から手ぶらじゃ! 

よく考えたら まわりの人たちが防寒着、ピッケル、水筒、などのそれなりの装備をして登っているのに 一人だけ汗だくでランニングシャツ、Gパン、手ぶらの男が歩いていたら そりゃ怪しいわな・・・。

このときのわしの装備は ドナルドダッグのイラストがプリントされたラブリーなトレーナー、デジカメ、携帯電話、財布・・・・どれ一つとっても登山には何の役にもたたんっ!!金は持ってるから途中にコーヒーの自動販売機くらい置いておけっ、コカコーラよ!(←無茶)

あ、でも わしの靴は仕事で愛用していた安全靴だから 岩がつま先に落ちても痛くないぞっ!・・・って、そゆ問題でもないか・・・。



ほんとに丸2時間、ヒーコラ言いながら前を進むと ついに頂上が見えてきたぞっ!これで北海道最高峰、旭岳をクリアじゃ!!

・・う~ん、 やっぱり霧に覆われていて全然景色がわかんないなあ・・・うそつき・・・(T-T)

それでも確かに山の裏側のほうは霧の下に晴天が広がっているようだな。この旭岳に向かって裏表の両側から風が吹いているから この山を境に下界は天気が違うみたいだ。
時たま見える雲の切れ間から下界を見下ろすと ほれ このとおりバッチグーな眺めが・・・



ま、何の計画性も無く おもむろに旭岳を制した わしからのアドバイスとしては 「2000Mクラスの山に登るときは やっぱりそれなりの装備をしたほうがいいぞ」ということかな?

よく考えたら このときはまだ良かったが あと一ヶ月もすると雪が積もるらしいからな・・・それに登りはそうでもなかったが 下るときはさすがに体が冷えてしまったぞ。あれで雨でも降ろうものならエライコッチャだったな。

それから いくら財布を持っていっても頂上に売店などないんで無意味だな。むしろ無くす可能性のほうがあるんで 財布は持っていかないでも可じゃ。

ちなみに携帯の電波は入ったから 遭難したときのためにも持っていくのが吉だろう。(吉とか凶とか・・・)

ちなみにわしは旭岳で体力の限界を感じたんで 今後 二度と高山の登山はしないと思うぞ・・・



さすがに体力を消耗しきったんで そそくさと下山、ロープウェイの姿見駅に戻り 何かカロリーのつくものを・・・と思って頼んだのがこれ。

「旭岳名物」とか言う触れ込みのあんころ餅、「旭餅」(200円)と ミネラルウォーター「大雪の名水」(150円)

手ぶらで登ったんで 登山の後に頂上でペットボトルのお茶などを飲む人を横目で見てて うらやましくてしょうがなかったからな。(当然 頂上には水道など無いぞ)
しかし 中腹からの登山とは言え さすがに疲れたな。足がヘロヘロだぞ・・・ロープウェイで下山したときは4時過ぎだったんだが もうこれから何をどうする、とか考えられる状態ではなかったな。

美瑛・富良野は明日に回すことにして 今日はそのまま「道の駅 あさひかわ」まで戻って 明日に備えることにしよう。

「道の駅あさひかわ」の食堂は夕方には終わってしまうため となりにあった蕎麦屋で「そばアレルギーなんでうどんをお願いできますか?」などと我侭を言って「かつ丼・うどんセット」を夕食に頂き、腹が膨らんだことを確認して今日の行動を終える。

どーでもいいが この蕎麦屋では わざわざ「アレルギーだから」と断ってウドンにしてもらったにも関わらず わざわざ「サービスです」と言って食後に蕎麦湯を出されてしまったぞ。まあいいけど。

ああ、それにしても今日は疲れたな・・・明日は果たして足腰は大丈夫だろうか?

「車の窓から見える ひときわ輝くあの星は もしかして今 地球に再接近しているという火星なのかな?」・・・などと夜空を眺めながら 激動の一日は過ぎていくのだった・・・



今日の一枚・・・

京都から来たという大学生登山サークルの面々に旭岳の頂上で囲まれている 
どうみても山をナメ切っているようにしか見えない謎の男・・・

走行距離281K
出費金額(朝食として)とうもろこし・・・100円
トマト・・・100円
ガソリン給油(34.4L)・・・3720円
旭岳ロープウェイ・・・2800円
あんころもち「旭餅」・・・200円
雪山の名水・・・150円
(夕食として)うどん・かつ丼セット・・・840円

4 件のコメント:

  1. ふ、今ではこんな登山をする勇気はなかろう…。
    by謎の男

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    1. H…謎の男>
      わしもあの頃は若かったしな・・・若さの問題でもないような気もするけど

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    2. まあ、でも この大雪山の経験がその後のトレッキングを趣味とする生活に繋がっているわけだから 人生どう転ぶかわからんものよのぅ・・・

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    3. 良くも悪くも転びすぎだな・・・

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