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2016年9月29日
雲海&火祭りの初秋キャンプ@二川キャンプ場
さて、今回の「乙九日炎の祭典」を見学するためにベースキャンプに選んだのは 毎度の定番、二川キャンプ場じゃ。
このキャンプ場に関しては 今更ながら特に何も語ることもないんだが・・・さすがに週末になると天気が崩れることが多かったんで 天気予報でも特に不安要素のなかった今回の週末は 中年二人組の怪しいキャンパーのわしらの他に カップルキャンパー、ソロキャンパー、そして家族連れキャンパーと、それなりに利用者が居たな。
予定では とりあえずテントを設営したあとは オークガーデンの温泉で汗を流し、夕方からは乙九日祭りの見学、そのあと焚き火を囲んでウダウダして就寝。
翌朝は少し早起きして 掛頭山の山頂でドローンを使って雲海を撮影する、、、という 完璧な計画じゃ。
その前に わしにはやることが・・・
こちらは信越シリコーン社謹製の撥水材、「POLON-T」。
前回、志高湖でキャンプした際、加水分解でベトベトが進行しているナイトヘブンをなんとかせねば、ということで購入したんだが、揮発成分でできているんで天気の良い日の屋外での作業ができる機会をうかがっていたのじゃ。
裏返しにナイトヘブンを設営して刷毛で塗っていくわけだが、速乾性なんで塗った端から乾いていくぞ。ほんとは重曹なんかで下処理をして塗装を完璧にはがしてから行うのが良いらしいが めんどいんでパスじゃ!
これを裏と表の前面に塗布して 1LのPOLON-Tのだいたい1/3くらいの消費だったな。シェルターやザックなどポリウレタン製品はまだあるんで 今後のために取っておくとして・・・
一晩テントで過ごしてみたが 朝には夜露や結露を吸いまくってグチャグチャになっていたから 正直、「撥水」という意味での効果の程は良くわかんなかったが、多少はベトツキ感が和らいだような気もするし 要は気休めでもこういう対策をやったことに満足しているから それはそれでヨシとしよう。
後ろを振り向くと TARO先生がなにやら新アイテムを片手にボーゼンとしていたな・・・(-゛-;)
なんでもこの度 エアマットを購入したんで この二川で早速寝そべって悦に浸ろうと思っていたらしいが、空気の取入れが上手くいかないらしい。
このエア式のマットというかベッドというかソファーというか、わしもちょっと気になっていて 今年の夏に買おうかどうか実は真剣に悩んでいたんだが、いまひとつ勇気が無くて手を出さなかったんだが・・・身近にちゃっかり購入している奴が居るとは・・・
わしがYOUTUBEなんかで見たプロモーション動画では かっこいい外人の兄ちゃんがパパッと振りませば 本体に瞬時に空気が入って ものの数秒で快適そうなベッドに変身していたんだが・・・
さすが中華製のバッタものだけあって 本家のように「いとも簡単に」とはいかないようじゃ。
まあ、内部の空気を溜める層がフツーのビニールだもんなあ・・・(-゛-;)
構造は簡単なんでパクリ商品はいろいろ出ているが やっぱそれなりの製品にはそれなりの価格はつくもんなんだろうな。
とりあえず風もないし、振り回して空気が入らないのであれば ライダーベルトの要領で走り回って強制的に取り込むしかないんだが、
日ごろの運動不足が祟って 20mも走らないうちに足がもつれて 豪快に転んでおられたぞ(゜-Å)
「やはり50を過ぎた大人がこんなもののために走るわけにはいかんだろう・・・これは子供がキャンプに参加する時まで楽しみはとっておくかな・・・」
と、感想を述べておられたが、要するに友人いしの息子のカン少年がキャンプに参加したときのみにこそ このエアマットの完全体の姿が拝めることになるらしい。
ま、カン少年がTARO先生のために走り回ってくれるかどうかは不明だが・・・と、いうか50のオッサンが設営できないものを小学生に頼ってしまうのもどうかと思うぞ。
とりあえず設営完了なんで このあとはオークガーデンで汗を流し、乙九日炎の祭典を鑑賞して戻ってきたのは夜の9時頃。
隣のファミリーキャンパーに 「あそこのテントの人は昼間に姿を消したきり 日が暮れても戻ってこない」、と 余計なご心配をおかけしたみたいだが・・・
とりあえず焚き火をしながらウダウダすごし、夜も更けてきたんで各々テントに引きこもって就寝・・・
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翌朝、朝5時半ごろに目を覚まして そろそろシーズンであろう雲海を鑑賞するために すぐ裏の掛頭山の山頂を目指すことに。
掛頭山は車で簡単に登れるんで 知ってる人は知ってる雲海の名所なんだが、だいたい9月ごろから春前にかけてが見ごろで 今の時期なら6時頃が日の出なんで それにあわせての登頂計画じゃ。
そういえば前の深夜から何台かの車が山頂を目指して登っていたな。
おぉっ!出てる出てる♪
太陽はすでに昇ったあとだが、今回はドローンによる雲海の空撮が目的なんで 日が昇る前より後のほうが明るさ的に都合がいいんで 問題はナッシング。
ただ、ここまでの人数のカメラマンが三脚を並べて構えているとは想定外・・・ちなみに広島ナンバーのハスラーが停まっていたんで 「もしや?」と思ってたら やっぱりABBKBBさんだったな。
ハジメマシテ○┓ペコ
なんでも前日の乙九日からの流れでココに来ているようだが、乙九日もわしのブログのようなワケわかんない写真は載せてないんで どういう祭りなのか良いイメージで知りたい方はこちらをごらん下され。
TARO先生は雲海の中にドローンを突っ込ませたり 太陽に向かって雲の海原の上スレスレを飛ばすようなシチュエーションを想定していたようだが、とあるカメラマンから「雲海の近くはカメラに入ってしまうから近づけないように」とか注意を受けていたな。
ま、結局 山頂から雲海までは見た目以上に距離があって 彼の目論見のような雲海ダイブみたいな真似はしたくても出来なかったわけだが、上空から雲海を撮るのなら別に山頂から普通のカメラで撮影した絵とそんなに変わらないような・・・
掛頭山は雲海を見るには適しているが ちょっと標高がありすぎるんで ドローンで撮影するならもう少し標高の低い、雲海がスレスレで拝めるような それでいてカメラマンの居ないような 運動不足のTARO先生でも車で簡単に登れるような穴場を探さないとダメかもな・・・
そんな都合の良い場所なんてあるのかどうか知らないが。
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雲海を撮影した後はキャンプ場に戻って 朝食の準備など。
今回のキャンプに先立って 食材はそれなりに調達してきたんだが 前の夜は結局 祭りの屋台で腹が膨れてしまってアウトドアクッキングはできず、そのまま残っていたのじゃ。
そうこうしているうちに 雲海が流れてきて キャンプ場上空を覆いだしてきたぞ。
掛頭山の山頂では「もう少し標高の低いところがいい」とか言っていたが ちょうどキャンプ場あたりがベスト標高ということに このとき気づいたり・・・よく考えたらキャンプ場が朝霧に包まれてモヤっている状態って ちょうど雲海が流れてきてキャンプ場を覆っている状態なんだよなあ。
ここぞとばかりドローンを飛ばして上空撮影を試みていたが 掛頭山の山頂でバッテリーのほとんどを消費してしまったんで 肝心なシーンの撮影には残量が足らなかったようだな(´□`)
ま、少しは撮影できたみたいなんで 後日データをもらうとは思うが 上手く映っていたらネタとしてアップするかもな。雲の上は目視ではドローンや周囲の状態が確認できないから 怖くて運転もおっかなびっくりだったと仰ってたけどな。
そんなこんなで 早朝から鍋などを食って 今回のキャンプも終了じゃ。
どうでもいいけど 朝から大量の油揚げは腹にこたえるぞ・・・ふぅ・・・
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BARA様、今晩は~(深夜?に失礼します)
返信削除二川野営場>やはり原っぱは良いですね~!天気はまずまずだったものの、私は子供の運動会へ駆り出されてました。ショックで死亡しそうです。
近況>最近はスナグパックのタープにバンドック・ソロドームのインナーを合わせたり、なるべく凍死に近い野営となってますが、タープの張り方が素人丸出しでスタイルが安定してません。
オープンシェルターで寝るのは焚火前提なのでしょうね(笑)
星空を眺めながら寝るんだよ・・・・・
いや~、ロマンと凍死が紙一重だって今頃気づきました(笑)
Vein氏>今回も蚊取り線香やら虫除けスプレーやらムヒやらの装備で臨みましたが さすが高原、ブヨも蚊もおらず快適に過ごせました。ま、その分冷え込むんで防寒が必須ですが・・・
削除キャンプは快適を求めるものではなく修行と割り切れば大丈夫です!(何が?)
掛頭山からの雲海、
返信削除ぜひ見てみたいんですが二川キャンプ場に泊まるのは怖い~!
昨年の夏は、掛頭山でアサギマダラを見ることができました。
アユミトノボルさん>掛頭山は車で登れるんで難易度は低いんですが 山頂で車中泊のほうが怖いかもしれませんね・・・夜明け前に山道を走るのも怖いような気がするし、一箇所 Y字路を右に曲がるポイントを間違えるとどうなるか確認してないし・・・
削除こんばんは
返信削除ニアミスはよくしていたようですが、ようやくお会いできました♪
何グループか来てたようでこの日は人が多かったですね。雲海も高すぎたので写真にするにはもうちょいな状態でした。
標高が低いところなら、そちらからだとちょっと遠くなりますが荒谷山がおススメかも?カメラマンはいますが、太陽が昇るとみんな下山します。ただ看板等一切ないので登り口が分かりにくいのと、道が荒れているのが難点です。
紅葉の時期に上空からみた景色は綺麗でしょうね。この界隈には頻繁に出没していますので、またお会いできるのを楽しみにしております。○┓ペコ
AKKさん>その節はどうもでした(´ー`)
返信削除ドローンは撮影前の想像では素晴らしい絵になる予定でしたが 実際に飛ばしてみなきゃわかんないことも多々あります。
荒谷山は雲海との距離も近そうなんで迫力はありそうですね。
ただ、TARO先生は「飛ばしたことのない場所は雲の下がどうなっているかわからないんで迂闊に突っ込めない」と言ってましたが、考えればその通りなんですが いい絵をとるための最初の一歩を踏み出すことが出来ない矛盾に陥ってます(-_-;)
次のターゲットは当然 紅葉なんですが、景観が良くて操縦しやすい広い空間があって車でらくらく行けてカメラマンの邪魔にもならないような そんなスポットを探しています・・・