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2023年3月13日

WORKMAN 耐久撥水ツーリングシェルター

 

さてさて、こちらは去年の師走に送られてきたWorkman謹製のツーリングテント、その名も「耐久撥水ツーリングシェルター」



商品名というか、ジャンルのような気もするが 型式は「FTE12」というらしい・・・

前々からタープ代わりに使える前室付きのテントが欲しかったんだが 定番の小川ステイシーSTとかスノピのアメニティドームとか なかなか購入する勇気がなかったんで ソロテントとタープの組み合わせを基本としていたんだが、、、

去年 ワークマンからこのテントが発売されると知って さんざん迷った挙句 結局手を出してしまったのだ。なんだかんだで14800円と安かったしな。

ちなみにこちらWEB予約専用商品で店頭には置いてないぞ。

寒い時期に前室にストーブなんかをインストールして お籠りで使うことを想定して購入したんだが なんだかんだで忙しかったり天候が悪かったり寒いからめんどくさかったりで 今回まで試し張りの機会がなかったのじゃ。

このテントはその名のとおり、ツーリング向けのソロテント。前室付きで総全長は4Mを超えるが いちおうソロ向けのようじゃ。インナーテントもけっこう大きいんでその気になれば2人でも十分使えると思うが ライダーさんは荷物も多そうだし その辺はわしはバイク乗りじゃないから良くわかんないぞ。

では早速 設営してみようかのぅ・・・

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収納袋はけっこう大きくて バイクに積むには大きめのような気がするが たぶん横幅はバイクの積載を考慮したものなんだろう。重量は4.2㌔も重いのか軽いのか・・・

収納袋はゆったりしていて コールマンのように無理やり入れないと収納できない、ということはないと思う。それでもインナーテントから前室までの一体型のフライは結構サラサラしてて 袋に入れるのに苦労したけどな。

ポールはアルミ製でインナーテント用と前室補助用の2組。インナーテント用のポールは色分けしてあって 赤は赤、黒は黒に差し込むんで これは説明書を読まなくても勘で何とかなると思う。

ちょっと悩むのは付属のペグが38本も入っていることかな・・・たぶん入口をタープのように使うときや 強風時に対策として四方八方にガイロープを追加して使うんだろうが 付属のガイロープは前後2本づつの4本。タープ用のポールも付いてないが、まあソロで使うならわざわざ入口をタープのように張り出す必要も無いのかな?

ちなみにこのアルミペグ、先っぽが尖っていて安価のものだが使いやすいと思う。ただ地面が固い時は別に用意したほうが良かろうな。
今回 わしは手持ちの20センチ鍛造ペグ17本を使ったが そのくらいあれば強風対策なしの条件であれば特に問題はなかったぞ。

インナーテントはこんな感じ。

インナーテントの寸法は長さ215×幅130×高さ130。ソロで使うには十分すぎる広さ。

天頂にはランタン用のループと後部にベンチレーション。メッシュ付きの大きな喚起窓が左右にあるから黒い生地でも通気性は良さそう。

わしの持っている他のテントは目隠し窓の内側にメッシュ用のファスナーが付いていたりするが こちらはメッシュと目隠しの窓の大きさが同じなんで 一つずつ開閉しないといけないから やや煩雑に感じるかもしれない。

でもテントの中からフライの窓まで開閉可能な仕様は有難いと思うぞ。

小物入れポッケは一か所。できれば天井ハンモックなんかもあれば良かったが・・・まあそこまで望む価格じゃないか。

フライをえいやっと被せて バックルでインナーテントと固定。

前室のポールを仕込んで いちおうこれで完成形。

前室のポール下にペグを打てばとりあえず自立はするが やはり前後のガイロープにペグを打ってテンションを掛けるのは必須だろうな。

今回はポールを持ってこなかったんで入口は巻き上げて使用したが できれば反対側にも入口があれば良かったかな。

高さは140あるから やや屈んだ体制で立てるし ローチェアであれば頭を気にするほどでもない。
わしの持っているコールマンの前室付きトンネルテントは高さが110しかないから地べたスタイルでしか使えないんだよなあ・・・

で、設営完了の図。

感想としては「こういうのが欲しかった」という理想を具現化したもので フライの生地やアルミポールなど 使っている素材も満足できるものでこの価格は立派だと思う。

気になる点は ペグの打ち方によっては生地が突っ張ってファスナーが動きにくい場所が出てくること、ファスナーの横に隙間除けのペロペロした生地が付いていて 油断すると噛み込みやすいこと。あと 先ほども書いたようにメッシュ窓の構造があまり考えられてないんで開閉行為がややめんどくさく感じるところか。

それと前室のポールの構造が安直なんで 風には弱いかも、という点かな。

前室もドーム型のような魚型フレームにしてインナーと合体させるような構造にすれば良いような気もするが コストと重量に問題が出てくるのかもな・・・

今回 Tab缶ストーブに練炭を仕込んで前室に投入してみたが 4辺にスカートが付いていて意外と気密性が高そうなんで 入り口を少し開けて隙間を作らないと流石に怖かったな・・・こんなことで中毒死したら笑うに笑えないしな。

ただ 夜中に花粉の影響でたびたび鼻詰まりの呼吸困難に陥って目覚めてしまったんで 通気性はそれなりに良さそうじゃ。
スギ花粉もメッシュはお構いなしで侵入してくるんだな・・・

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さて、今回 今年初のキャンプの舞台に選んだのは 萩市の某河川敷なんだが、なんでここを選んだかと言えば 前回 長門峡で参加させていただいた「さうすぽやまぐち」さんが ここでテントサウナのイベントがするのを知ってたからで、テントサウナで汗をじっくり流して そのままテントになだれ込んでキャンプに至ってやろう、という計画じゃ。

そんなこんなで ワークマンテントのレポは以上だが キャンプレポは次回に続くぞっ!!

くはっ!!

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