世間的には三連休、わしは最後の一日しか休みがなかったんだが、前日にイベントの打ち上げをした関係で萩の実家には帰らず・・・(日帰りで萩に帰っても何もすることないしな・・・)
かといって一日 何もしないとエアコンのないアパートでは熱射病になってしまうんで、どこに行こうかと検討した結果・・・
何年かぶりに久住の「寒の地獄温泉」に涼みに・・・いや、「避暑」と言うより ほぼ「修行」なんだが、久しぶりに冷泉(霊泉)を堪能するためにやって来たぞっ!
ここは上質な硫化水素泉の源泉が毎分2トンという豪快な量で湧き出ている。普段は沸かし湯を提供しているが 7~9月の夏場限定で「冷泉」が入浴できるのじゃ!!
敷地内の小川には白い湯の花がこびりついているぞ・・・
噂の「冷泉浴」エリアはこの右側の離れになるんだが、夏場は冷泉しか営業してない場合も有る。冷泉に自信がない人はあらかじめ確かめておいたほうがいいかもな。
入浴料金は700円。(沸かし湯)
冷泉の入浴料は通常沸かし湯とは別料金になっていて 一時間700円。
ほかに2時間コース(1000円)や半日コース(1500円)、一日コース(2000円)と分けられている。
ま、初めての人や水風呂に自信のない人はとりあえず1時間コースをオススメしておこう。
わしの後に来た若いお兄ちゃん2人組は ちょっと冷泉に浸かったと思ったらすぐに暖房室に駆け込んで、それを2~3回繰り返して それっきり何処に行ったのか姿が見えなくなってしまったからな・・・
こちらが修行場というにふさわしい冷泉浴場。真ん中に飲用もできる源泉湧出口があって2つに分けられているが どちらがどう、という区別はないと思う。ちなみにここは水着着用で男女混浴となっている。
わしは最初は独りだったが そのあとにお客さんも増えだして 何人かの水着姿のおばちゃんと混浴させていただいたが、いろんなところが縮こまったし 若いビキニのお姉ちゃん(スクール水着でも可)ならともかく、オバちゃんだったんで脇目も振らずに1時間みっちり真面目に修行させていただけたぞ。
水温は約14度。
赤ワインの飲み頃の温度とだいたい同じだが、肌に突き刺す温泉成分のおかげで体感温度は0度くらいなんだそうな。
透明度も高く直接湧出なんで鮮度もバツグン。水面に顔を近づけると吐く息が白くなるんで 外界とは全くの別世界じゃ。
この浴槽に身を沈めて、最初は寒いというより痛いんだが 慣れてくると冷たさも和らいでくる。そのうち嫌な悪寒を感じるまで我慢して 濡れた体のままダルマストーブのガンガン炊かれている部屋に入って生気を取り戻す・・・という作業を数回繰り返すのが作法じゃ。
ほかにお客さんもいたんで暖房室の写真はNGだったが、この暖房室も過去のツワモノどもの戦歴がほこらしげに壁一面に書かれているんで なかなか趣があると思うぞ。
今回は一時間の滞在だったが、施設を後にして1時間くらいは クーラーOFFの熱地獄の車に乗っても汗一つかかなかったんで ほんとに骨のズイまでキンキンに冷やされていることがわかるぞ。
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てなわけで 寒の地獄温泉の概略はこんな感じじゃ。くわしくはHPを参考にしていただくとして・・・
非常に硬派な施設で わしもお気に入りなんだが、もう少し近ければ ひと夏のシーズン中に2~3回は行きたいんだけどな・・・
あと 先の豪雨で九州道の門司~小倉間、東九州道の椎田~豊前間が通行止めなのが非常に痛いな。今回も耶馬渓でトイレ休憩をしたあたりから霊泉の冷却効果も薄れてしまって 少し汗が浮き出るようになってしまったからな。
このまま下関に戻っても灼熱地獄なのは間違いないし、どうしたものか・・・
(・∀・)ハッ!!(←なにか思いついたらしいが 次回に続くッ!!)
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