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2015年8月14日

王司温泉・清龍館

盆休み2日目、、、

実家には帰っていたが 今年の盆休みは天気に恵まれず、特に予定も無かったんで団地自治会のヤボ用を処理するために 一旦 下関のアパートに戻ることに。

用事が済んで再び萩の実家に戻ろうとしたんだが、そのまま帰ってもアレなんで 汗を流すためにどこか適当な温泉に・・・

そういえば下関で水風呂があるところといえば・・・と、いうことで王司温泉の存在を思い出したんで いい機会だから数年ぶりに入浴することに。



王司温泉はわしが勝手に「山口県三大秘湯」の一つとして認定しているツウ好みの入浴施設じゃ。(ちなみにあと二つは周南の中原温泉と美祢の厚保温泉じゃ)

元々は旅館だったということだが、住宅地の中にシレッと存在しているし 「温泉」を営業しているという看板の類は一切無いんで そこに温泉があると知らない人はまず気づかないであろう。

久しぶりに来てみると「営業中」の看板が立てられているが やはり知らない人が見ても「何の営業をしているんだろう?」と首を傾げてしまうだろうな・・・

場所は判りにくいし説明もしにくいが 歴史は古く 近くのバス停も「王司温泉」となっているんで カーナビを頼りに探すのが一番無難だろうな・・・



入り口を入るとパラソルが立てられた休憩スペースのようなものが。

以前 来た時は「撮影のためにカメラを取り出すと入浴拒否をされる」と言われていたくらい ある意味 気難しい印象だったんだが、随分雰囲気は変わったように思えたな。

ちょっとググッてみると 娘さんが王司温泉のフェイスブックを開設していて、以前よりずっとオープンと言うか敷居が低くなった感じがしたな。まあ、存在自体はマニアックには違いないけど。



奥に進むと湯小屋が見えてくるが こちら側は女湯で 



裏の駐車場(10台くらいは駐車可能)側には男湯の入り口が。

では受付けでオバちゃんに300円払って 早速入浴じゃ♪





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王司温泉・清龍館

山口県下関市員光町3-4-17
泉質 :単純弱放射能泉 PH7.7 29.6℃
効能 :自律神経不安定症・不眠症・うつ状態・高尿酸血症・関節リウマチ・高直性脊髄炎など
営業時間 :14:00~20:00 火・金曜休
料金 :300円(一回40分まで)

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入浴料金は250円から300円に値上がりしていたが それでも十分に良心的な価格だと思う。



わしがココが温泉好きの心を揺さぶる魅力に富んだ温泉だと認めつつも なかなか来る事が出来なかった理由は 14:00~20:00という営業時間だということ。

あと、わしが住んでいる山陰側から瀬戸内側の王司エリアに来る機会もあまりなかったし、休館日は火曜・金曜だが、基本的に土日は実家の萩に戻っているから 平日の仕事終わりになかなか来ることは出来なかったしなあ。



湯小屋の裏には源泉の取り出し口があって 澄み切った源泉がけっこう勢いで湧き出している。

以前はこんな風に源泉口を開放していることもなかったんだが、やはりマニアが結構来るんで要望に応えるようにしたのかもな。



浴槽内部はこんな感じ。

以前来た時は階段を3段ほど下りて入る半地下のコンクリート打ちっぱなしのトーチカのような感じだったが リニューアルしたのか小奇麗になっていて フラットになっていたな。

浴槽は以前と変わりなく コンクリートの渋い作りで 熱めに沸かされた湯船と29度の源泉がそのまま溜められた小さい源泉浴槽の2つ。

浴室は窓の一切無い 蒸気を部屋中に溜めてラジウム泉の効能を十分に引き出すための設計。宇部の持世寺温泉・杉野湯と同じように 熱い湯と冷泉を交互に入って温浴効果を高めるシステムじゃ。

お湯は持世寺の杉野湯ほどではないが 山口県内で考えると結構熱い部類のもの。無色透明・無味無臭の特徴のわかりにくいラジウム泉ではあるが 成分の濃さは感じなくても「良いお湯」だということは直感で判るぞ。

ここは公衆浴場ではあるが その思想は湯治湯のソレで どうすれば温泉の効果が一番得られるのか良く判っているんだと思う。

基本的に放射能泉は空気に拡散してしまうので 循環利用とか露天風呂とかのレジャー施設では効果は発揮されない、というのがわしの認識なんだが そういう意味ではここは理想的な使い方をしていると思う。
この施設の「40分ルール」も 熱いお湯と十分な放射能泉効果による湯あたりを考慮した結果なんだろうな。



こう暑い季節だと 水風呂も心地いいが 暑いときに熱い風呂、というのもまた趣があって良ろしいのぅ。水風呂でサッパリしたつもりでも 湯上り後は体の芯から温まっているせいか この玉のような汗じゃ(´ー`)

このテの施設は九州や島根県ではいくつかあるが、正直 山口県では数えるほどしかないんじゃないかな?なかなか硬派で 単なるミーハー的な温泉好きには教えたくないような そんな隠れ家のような一品で わしの評価もすこぶる高いぞっ!くはっ!!

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久しぶりに王司温泉を堪能して満足したんだが 適当な締め言葉が見つからないんで 山陽小野田の「花の海」の シーズン末期のヒマワリの画像でも置いておいて 今回のレポも終了じゃ!

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