落差 約10M
足谷の滝 |
この金谷には「金谷のカツラノキ」という樹齢2~300年ほどと推測される巨木があるんだが その巨木を探しに来たときに偶然発見した滝だったりする。
←これがそのカツラノキ。 根回り5Mほどの大木なんだが 「足谷の滝」はこのカツラノキの傍を流れ落ちている。
解説板によると周囲にカツラノキが見当たらないことから 滝の傍に人の手によって植樹されたのではないかと思われるそうだ。
カツラノキは「製鉄」、つまり「たたら」のご神木として信仰されていることから この三見地区にも山陰側の広い地域で見られるような「たたら遺跡」があったのではないかという説があるんだとか。 そういうことも初めて知った・・・と、いうか 地元のこんなところにこんな集落がある、ということを 実は今回初めて知ったりして・・・・
いやいや、生まれ育った街ですら まだまだ知らない場所ってあるもんだよなあ・・・
最上段の滝 落差約1.5M |
沢の流れに沿って廃れた山道があり、またカツラノキも祀られていることから 昔 このあたりに「たたら製鉄」があったのかどうかは知らないが カツラノキと合わせて集落の信仰の対象になっていたと思われるぞ。
この滝へのアプローチは 萩から国道191号を長門方面に進み 鎖峠の手前の三見集落に入る四つ角で狭い南側の道へ進む。
最近になって拡張された道路の脇には非常に趣きのある荒神様も祀られているんで それを鑑賞しつつ、更にずんずん進むと 心細くなるほど狭くなった道のカーブのところに 金谷カツラノキと足谷の滝について書かれた解説板がある。 そこから林道を100Mほど歩くと滝とカツラノキがあるぞ。
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