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2023年12月10日

【旅行記】2023晩秋 宮崎を彷徨う⑤ 東霧島神社・溝ノ口洞穴・都城温泉

 宮崎旅行2日目・・・朝4時頃、道の駅ゆ~ぱるのじりにて起床。

わしの車中泊旅行は基本的に日没になると寝床を探して後は寝るだけ、なんで 就寝時間も早ければ起床時間も早い。
で、今回この道の駅に目を付けたのは 次に目指す温泉、「都城温泉」が朝5時から営業してて そこで早朝から風呂に入って時間つぶしをする計画だったんだが・・・

都城温泉は月・水・木・土・日は朝5時から営業しているが 金曜と火曜は8時からの営業という事が判明。これは不覚ッ!!

ま、出発する前に気づいて良かったんだが 朝までこのままここで時間を潰すのもアレだし、日の出とともにどこか動けるところを考えなくてはなるまい。

で、やって来たのは東霧島神社(つまきりしまじんじゃ)。

第5代孝昭天皇の時代に創建、霧島六所権現の一つで イザナギノミコトを祀る格式の高い パワースポットとしても知られる神社なんだそうな。

やはり早朝から格式の高い神社にお参りすると 気持ちもピシッと引き締まるものだしな。では早速 参拝させていただこうかの。

やはり神社仏閣の紅葉は発色がええのぅ・・・(*‘∀‘)

まず最初に目についたのは「神石(しんせき)

火の神を産み出したことが原因で亡くなったイザナミを悲しんでイザナギが流した涙が固まって岩になった、と される石で このような災難が再び人々を苦しめないようにイザナギの持つ「十握の剣」で三段に切られた、ということじゃ。

この切り口が「鬼滅の刃」で炭治郎が修行で切った岩に似ている、ということで「鬼滅の聖地」扱いされているんだとか。そんなことはここに来て初めて知ったんだが 何が町おこしになるかわからん時代よのぅ・・・

ま、ココには他に「鬼」にまつわる伝説があるから 何となく納得はできるかもな。

この神社の本殿に至る石段は傾斜がキツイんで 妊婦の人はココでお参りをすれば本殿で拝んだものと同じご利益がいただけ しかも「乳水」「龍神水」なる聖水を飲めば安産が約束されるらしいぞ。

・・・乳水を製造する女神なのか?

ででんと鎮座する赤鬼の像。

この本殿に向かう石段は 鬼が一夜にして築き上げたものなんだとか。

鳥居の傍にあるクスノキもなかなかの風格だが

この石段も凄いな・・・

ヒーコラ良いながら登っていくと・・・

本殿に到着!

早朝から謎の中年によって叩かれる太鼓の音がこだまする・・・

東霧島神社本殿

いやいや、さすがにどこか霊的というか 厳かというか 何らかの力を感じるのぅ。
朝から満足じゃ!

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2023年12月9日

【旅行記】2023晩秋 宮崎を彷徨う④ ままこ滝~すきむらんど温泉かじかの湯

 宮崎ツアー初日最後のスポットは「遊ぶ・食べる・ととのう」をコンセプトにしたレジャー施設、「すきむらんど」

施設としてはずいぶん前から存在していたように感じたんだが コンセプトに「ととのう」なんて最近のサウナ用語が組み込まれているのはどういうことなんだろう?・・・と、思っていたが 2022年にリニューアルオープンという事で その際にサウナと食事処、キャンプ場を前面に押し出すようにしたんだろうな。

そもそも「すきむらんど」とはどういう意味なのかがわかんなくて「スキムミルクと語源的に何か関係があるのか?」とか勝手に想像していたが このエリアが小林市と合併する前は須木村というところで その名残らしいな。

ココに到着したのがお日様も沈みかけている時間帯だったが とりあえず敷地内の湖に流れ落ちているという「ままこ滝」だけはチェックしておかねば・・・

うっ、金をとるのか・・・

スタッフがいるわけでも無いし任意という気がしないでもないが 後でバレて200円をケチるような大人だと思われても嫌だし やはり清々しいものを拝むからには清々しい気持ちじゃないと意味がないんで ここは料金箱にちゃんと200円を投入しておこう。

こういう大きな吊橋を一人で寂しげに渡る中年男性の姿を誰かが観たら 自殺志願者とでも思われるんじゃなかろうか?なんて思いながら進む。

綾南ダムによって作られたこの湖は「小野湖」というらしいが ココの水上アクティビティもすきむらんどのウリのひとつ。

この橋の上から眺められるのが「ままこ滝」
正式名称は「須木の滝」というらしいが、「継子をここから突き落とした」という伝説から「ままこ滝」と呼ばれるようになった・・・という言い伝えがあるらしい。

画像はネットの拾い物

ちなみにこの滝、元々は落差41Mほどあって宮崎県指定の名勝とされていたが ダム湖の完成で今では落差が半分の20Mになったらしい。

橋を渡って近くまで行けば 滝の概要やままこ滝の由来なんかの解説板が拝めるようだが 今回は時間がないんでココから眺めるだけじゃ。今回の旅で唯一の滝のような気もするが まあ仕方あるまい・・・

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2023年12月8日

【旅行記】2023晩秋 宮崎を彷徨う③ あきしげゆ・道の駅えびの

 今回の宮崎県ツアーで一番最初に計画として組み込んでいたスポットが えびの市の名湯として九州温泉道・八十八湯めぐりにもエントリーされている「あきしげゆ」

素晴らしい温泉という事は前々から知っていたが なかなか行く機会がなかったんで 今回もし宮崎に行ければ・・・と狙っていたのじゃ。

えびの市の田園地帯をカーナビに導かれるまま進むと・・・小さな看板が現れるまでどこをどう進んだのか全く分からなかったが なんとも趣のある「あきしげゆ」に到着じゃ!

う~ん、カーナビが無いとココに来るのはかなり難しいと思うが 逆にカーナビにインプットされている、ということが凄いような・・・

「あきしげゆ」はご主人の秋光さんと奥様の成子(しげこ)さんの名前から一文字ずつ取って命名されたという個人経営の公衆浴場。地質調査で発見した温泉を個人で使っていたが 近所の方の評判が良く一般に開放するようになったんだとか。

2023年12月7日

【旅行記】2023晩秋 宮崎を彷徨う② 白鳥温泉下湯・白鳥神社

 

さて、トレッキングの後は汗を流すための温泉なんだが、今回チョイスしたのは白鳥山の麓に湧き出る「白鳥温泉 下湯」じゃ!

与謝野鉄幹・晶子夫婦がココに立ち寄った際に詠んだ句とやら。

白鳥温泉は「上湯」と「下湯」2つの立ち寄り湯があるんだが、通り沿いにある「上湯」には何度か入ったことがあるが 少し奥まったところにある「下湯」は何故か入ったことがなかったのじゃ。

宮崎県なんて滅多に来ることがないし どうしてもえびの高原を散策した後の最後の〆として温泉に入るから 入りやすい上湯を選んでしまうんだろうな。

そんな理由でだいたいの観光客は上湯に流れていくから ゆっくり温泉を過ごしたい人には下湯をオススメするわけだ。泉質は微妙に違うようだし蒸し風呂は上湯の方が本格的だから ホントは一度に両方体験するのがベストなんだろうけど。

さすがに手入れされているからか 露天風呂からも眺められるように植えられている敷地内のモミジなんかの紅葉はちょうど見頃の時期だったな。見事の一言じゃ!

ここにも田の神さぁが・・・

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白鳥温泉 下湯

宮崎県えびの市末永1470
泉質 :単純温泉 PH4.4 70.9℃
効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
営業時間 :7:00~20:00 第三火曜休
料金 :500円

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浴室の画像は白鳥温泉公式サイトよりの無断借用。
白鳥温泉の上湯は情緒と風情を、下湯は自然の魅力を取り入れた造りになっている、とのこと。景観の上湯、庭園的な下湯、という感じか。
わし的にはどちらも甲乙つけがたい えびの高原の魅力を詰めた素晴らしい造りだと思うが 九州八十八湯めぐり・九州温泉道には上湯はエントリーされてないんだな・・・

設備としてはメインの内湯と露天風呂、そして蒸し湯と湧き水の水風呂という内容。

濃厚な硫黄泉なんだが 肌の当たりも穏やかで入りやすいお湯だと思う。先ほどの赤く染まったモミジが間近に拝める露天風呂もグッド。

わし的に興味のあった蒸し風呂なんだが こちらは55℃くらいのおとなしめな温度だが天然の地獄蒸しなんで それなりにインパクトがある。オススメじゃ!

で、サウナ飯は併設レストランにて 宮崎名物のチキン南蛮定食を堪能・・・

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2023年12月6日

【旅行記】2023晩秋 宮崎を彷徨う① 白鳥山

 さて、先の11/24(金)、取れるかどうか直前まで読めなかった有休消化がなんとかゲットできたんで23日の勤労感謝の日から土日を含めて4連休と相成ったぞ。

で、せっかくの4連休なんでオボロゲに計画していた宮崎県の散策に旅立ったわけだが、今回の目的はズバリ、トレッキングと温泉とサウナじゃ!
・・・さらに紅葉の散策も目論んでいたんだが、宮崎県って基本的に常緑広葉樹が多くて 行くとこに行かないとそんなに紅葉は拝めない、ということは 後になって知ったんだがな。

22日(水)仕事が終わって準備をして「相棒」を見て出発。(「パリピ孔明」は後ろ髪を引かれる思いだったが録画予約だけして後日チェックすることに)

高速をかっ飛ばして深夜2時頃 えびのPAに到着して車中泊。
日の出とともにさっそく行動開始じゃ!

宮崎県はさすがに距離があるんで 霧島山系の山くらいしか登った経験がないんだが、当初考えていた尾鈴山の滝巡り登山はどうも先の災害でメインの「矢研の滝」ルートが通行止めらしく断念。
結局 霧島山系で未踏でかつファミリー向けの難易度の低そうな白鳥山にターゲットとすることに。

当然 霧島に来たからにはトレッキング後の温泉も視野に入っているぞ♪

スタート地点のえびのエコミュージアムに到着。

今回チョイスした白鳥山は「池巡り」なるビュースポットがキモになるんだが、体力的に余裕があれば甑岳のほうにも足を延ばしても・・・

と、思っていたが 隣接する硫黄山が噴火レベル2ということで 立入が制限されていたぞ。
甑岳はちょいとハードな行程らしいんで どうしようか悩んでいたが 諦めがスパッと付いたんで逆に良かったかな?

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2023年12月5日

テントサウナ@湯野温泉 芳山園

 

・・・と、いうわけで 先の日曜(12/3)は「さうすぽやまぐち」さんのお誘いを受けて 周南市湯野温泉の芳山園で催されたテントサウナイベントに出向いてきたぞッ!

これは環境省の「新・湯治の効果に関するコンテンツモデル調査」とやらの一環で チラシにあるように 周南公立大学の寺田研究室による「サウナ設備のない温泉地にテントサウナを設置することで温泉地の魅力向上につながるか?」という調査をしていて そのモニターとしての参加じゃ。そういえば湯野温泉ってサウナのある立ち寄り湯があるという話は聞いたことがなかったか。

本来なら参加費を払ってサウナテントを楽しむんだが 今回は一種の社会実験という事でモニターとしての報酬と本来の参加費を相殺してプラスマイナス0でサウナテントが楽しめる、という願ったり叶ったりの機会だったりするぞ。

実験台のメインは周南公立大の学生さん(午前の部、午後の部 各10名)なんだが さうすぽやまぐちさんの招待客が午前、午後各5名、ということらしい。大学生に交じってこんなオッサンが参加して良いものかどうかは少し考えたが、まあ良かろう。

テントで蒸された後は すぐそばに流れる夜市川に入って体を冷やす趣向。
その他に湯野温泉の源泉を溜めたドラム缶風呂も用意されていたぞ。

夜市川はまあまあ綺麗な川だと思うが 最近の降雨量が少ないんで寝ころばなければ全身が浸かれない・・・川底は砂や泥や藻が多いんで 入水する場所を選ぶのが難点か。

あと、ドラム缶風呂の源泉は硫黄の匂いがしっかりとする上質なものだったが こちらは生かせば良い宣伝材料になるんではなかろうか?

参加者特典としてヤサイコトバ作家・野菜ソムリエプロの西川満希子さんによるかき氷とクラフトジンジャーエールが飲み放題、食べ放題♪

あと、ハーブブレンダー 安光孝代さんによるハーブのロウリュと熱波サービス付き。これらのサービスも基本「地産地消」で周南・山口の魅力をアピールする材料になるか?という実験の一環のようじゃ。

いやぁ、こんなイベントはそうそうあるものではないと思うが わし的には大満足だったな。わしのような醜い中年の体でも社会実験のお役に立てたと思えば 有難いことよのぅ・・・

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