さて、今回の国東半島トレッキングでは「雨が降るだろう」という予測ゆえに別府のカプセルホテルを予約しておいたんだが、別府と言えばやっぱり温泉、温泉と言えば・・・
わしもチャレンジして名人位を獲得した
「別府八湯温泉道」なんだが、ケータイ版がこの3月末でサービス終了となってしまうらしい。
「スパポート」を使うスタンプ版は継続するんで温泉道そのものは続いて行くんだろうが 今の時代 スマホサービスを止めてしまうというのは やっぱり何か理由があるんだろうか?
施設側に高齢者が多いから新しいサービスに対応できない・・・というのも考えにくいかな?実際には合言葉が書かれた紙が張り出されているだけ、という施設も多いからなあ。
だとすれば わしが思うに そういう張り出された合言葉を写真か何かに記録して仲間同士で情報のやり取りするとか そういうズルが多発している、とかじゃないのかなあ。
温泉なんてのは入る入らないは個人の嗜好みたいなところがあるから ズルしてスタンプを集めても意味が無いと思うんだが・・・まあホントのところは知らないけどな。
わしはすでにケータイ温泉道をクリアしているから問題ないんだが 今 チャレンジしている人には何らかの救済措置があるんだろうか?まあ、それもわしには無関係なんで追求するつもりもないけど。
この温泉道、一度名人位を獲得しても2回目、3回目とチャレンジする人も多いんだが、わしはとりあえずもういいかな・・・こーゆースタンプラリーは確かに励みになるんだが、近くに未入湯や興味のある施設が在ったとしても どうしてもスタンプ優先になってしまうし 入りやすい施設、安い施設など偏ってしまうのが避けられないからなあ。
同じ理由で「九州温泉道 八十八湯めぐり」というラリーもあるんだが こちらもエントリーはしていないぞ。
まあ、こちらはラリーの存在を知った時点で88の半分以上を入湯済みだったから あえてスタンプラリーのためにもう一回入ろうと言う気にならなかったし、やっぱ九州全土となると広すぎるし。
ただ この「別府八湯」と「九州湯めぐり」のスタンプラリーは 加盟している施設の一覧がリスト化されているスマホのアプリがあって これによって地図とか入湯済みか未入湯かのチェックができる機能がついているんで これでスタンプラリーには参加して無いけど勝手にチェックしていたりするぞ。
ガイド本に載っているような有名どころやネットで高評価の渋湯はなるべくは入りたいと思っているが 別府のジモ専銭湯とかのマイナーな施設は やっぱりスタンプラリーでも参加しないとなかなか入る機会がないのも正直なところだしなあ。
と、いうわけで 今回 カプセルホテルにチェックインする前にやってきたのは温泉道参加の共同湯、亀川温泉エリアの「前田温泉」じゃ!
**********************
亀川温泉・前田温泉
大分県別府市上人本町1-21
泉質 :塩化物泉 PH不明
効能 :記載なし
営業時間 :14:00~20:00 毎月1日・15日休
料金 :100円
**********************
別府大学駅から北上して5~6分のところの路地をちょっと入ったところにポツンと存在する共同湯。ローソンに車を止めて歩いて探したが 場所が判っても駐車場を探すのにちょっと苦労したぞ・・・
受付のおっちゃんに100円払うと「温泉道のスタンプかい?」とか聞かれたが、とりあえず3月のサービス終了まではスマホのケータイ道のほうにパスワードを登録。(名人位は獲得したが そのまま1周目を継続中・・・)
ごらんのように半地下の浴室の中央に小判型の湯船がひとつ在るだけの 別府らしい造りで ここにやや塩味・金気を感じる熱めの湯が注がれている。
エリア的には亀川だが ココは鉄輪からの引き湯だそうで やや薄く感じたがそう言われれば確かに鉄輪テイストか。
わしが入ってしばらくすると やっぱり温泉道絡みのようなお客さんがやってきて 「うっ、なかなか熱いですね~」とか話しかけてきたが、今の季節だと わし的にはいい塩梅だったと思う。でも鉄輪だけに成分もそれなりに濃いだろうし 湯あたりしても困るし カプセルホテルに戻ってサウナを堪能するつもりだったんで そんなに長居はしなかったけどな。
まあ、別府に来るといつも思うんだが 簡素だが味のある そして温泉も上質のこんな共同湯が100円で利用できるとは・・・わしのアパートの徒歩圏内にこんな施設が在れば わしは喜んで共同管理の組合に参加するんだけどなあ・・・
むぅ・・・