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2023年12月7日

【旅行記】2023晩秋 宮崎を彷徨う② 白鳥温泉下湯・白鳥神社

 

さて、トレッキングの後は汗を流すための温泉なんだが、今回チョイスしたのは白鳥山の麓に湧き出る「白鳥温泉 下湯」じゃ!

与謝野鉄幹・晶子夫婦がココに立ち寄った際に詠んだ句とやら。

白鳥温泉は「上湯」と「下湯」2つの立ち寄り湯があるんだが、通り沿いにある「上湯」には何度か入ったことがあるが 少し奥まったところにある「下湯」は何故か入ったことがなかったのじゃ。

宮崎県なんて滅多に来ることがないし どうしてもえびの高原を散策した後の最後の〆として温泉に入るから 入りやすい上湯を選んでしまうんだろうな。

そんな理由でだいたいの観光客は上湯に流れていくから ゆっくり温泉を過ごしたい人には下湯をオススメするわけだ。泉質は微妙に違うようだし蒸し風呂は上湯の方が本格的だから ホントは一度に両方体験するのがベストなんだろうけど。

さすがに手入れされているからか 露天風呂からも眺められるように植えられている敷地内のモミジなんかの紅葉はちょうど見頃の時期だったな。見事の一言じゃ!

ここにも田の神さぁが・・・

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白鳥温泉 下湯

宮崎県えびの市末永1470
泉質 :単純温泉 PH4.4 70.9℃
効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
営業時間 :7:00~20:00 第三火曜休
料金 :500円

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浴室の画像は白鳥温泉公式サイトよりの無断借用。
白鳥温泉の上湯は情緒と風情を、下湯は自然の魅力を取り入れた造りになっている、とのこと。景観の上湯、庭園的な下湯、という感じか。
わし的にはどちらも甲乙つけがたい えびの高原の魅力を詰めた素晴らしい造りだと思うが 九州八十八湯めぐり・九州温泉道には上湯はエントリーされてないんだな・・・

設備としてはメインの内湯と露天風呂、そして蒸し湯と湧き水の水風呂という内容。

濃厚な硫黄泉なんだが 肌の当たりも穏やかで入りやすいお湯だと思う。先ほどの赤く染まったモミジが間近に拝める露天風呂もグッド。

わし的に興味のあった蒸し風呂なんだが こちらは55℃くらいのおとなしめな温度だが天然の地獄蒸しなんで それなりにインパクトがある。オススメじゃ!

で、サウナ飯は併設レストランにて 宮崎名物のチキン南蛮定食を堪能・・・

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下湯から国道に出てすぐのところに白鳥神社が鎮座している。

こちらも何故か今まで参拝したことがなかったんだがヤマトタケルノミコトを祀る格式の高い神社らしいぞ。パワースポットとしてもそれなりのご利益があるようなんで ココはお参りせずにはおけまいッ!

ここから石段を登って参拝するのが本来の形なんだろうけど めんどくさいししんどいから やっぱり車道を使って駐車場まで登るぞ。

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やはり神社仏閣は紅葉も見ごたえがあるわなあ・・・(*´ω`)

白鳥神社はもともと白鳥山で拝んだ六観音御池に起源があるようだが 火山活動の影響でココに移転してきたものらしい。

建立は平安末期だが1809年に火事で焼失して 現在の拝殿に再建されたんだとか。

ヤマトタケル像もちゃんと鎮座しておる♪

こちらが白鳥神社の御神木、「衛守杉」。

もともと夫婦杉だった樹齢500年の巨木なんだが 片方が去年9月の台風14号の影響で倒壊してしまったんだそうな・・・

残った一本のご神木も根元に大きな痛手を負ったらしく、この残された一本を後世守り継ぐためにクラウドファンディングが10月から始まっているんだとか。

何をするにも金がかかる時代だが 昔みたいに地域の名士みたいな人がポンと金を出してくれる時代ではないんだろうな・・・


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