いやいや、正月休みが明けてしばらくは大した仕事もないはずだからのんびり過ごせばすぐに3連休・・・
と、思ったら正月明けの仕事始めから激務が続いて なんだかんだでヘロヘロな毎日だったな(;´д`)トホホ…
で、正月休み明けの最初の3連休なんだが、キャンプでもしてのんびり疲れを取ろうかと思ったものの天気予報では真ん中の日曜日が雨予想。九州の温泉巡りでもしようかと思っても偽ハスラー号は年末の事故の処理のためにディーラーに預けっぱなしで3連休中は代車のフレア(ノンターボ)だから遠出も山道も行きたくないし 伝家の宝刀・身障者手帳もないからETC他の割引も使えないし・・・
どうしたものか、と悩んでいたが TARO先生が土曜日は日帰りで出雲大社と猫にまつわる展示会を見学に出雲まで出かける、というんで それについて行くことに。
正直、日帰りで出雲大社にお参りに行っても疲れるだけのような気もしたんで そんなに乗り気でもなかったんだが「3連休に何もしない」という罪悪感に悩まされるよりは全然マシだからな・・・
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朝6時に萩を出発して浜田の道の駅でモーニングをいただき、とりあえず温泉津へ。
TARO先生から「どこか入りたい温泉はあるのか?」と聞かれたが、島根エリアの温泉もほぼ網羅してしまっているし 改めて聞かれてもなあ。
強いて言うならこの時期はやはり温泉津のアチチの湯に身を沈めて体をシャッキリさせておかねばなるまい。
そんなこんなでやってきました、温泉津(ゆのつ)温泉・元湯。(泉薬湯)
なんだかんだで元湯は1年ぶりになるのかな?
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温泉津には3つの共同湯があるが やはり世界遺産の温泉を味わいたいなら「元湯」がベストだろうな。
(ちなみにTARO先生は「元湯は熱くて入れない」という軟派な理由で薬師湯のほうに行かれたぞ・・・あと、もう一つの共同湯「才市の湯」は 佇まいに味はあるんだが 夕方からの営業なんで遠方からの訪問だと時間を合わせるのがなかなか難しいのだ。)
事前の情報がなかったんでアレなんだが、実はこの元湯、施設の改修工事のため去年の秋ごろから休業してて この元旦からリニューアルして営業を再開している、ということだとか。
う~ん、建物そのものは今までのまんまだし、老朽化もへったくれもなさそうだから 改修の目的が老朽化対策なのか世界遺産になったことに対する観光客向けのものなのか イマイチよくわかんないな。
ただ、ここの「熱い湯」は確かに普通の人には敷居が高すぎるくらい高温なんで 「世界遺産の温泉」というキーワードだけでここがどういう温泉なのかも調べずに興味本位にやってきて「金を払って入場したけど熱くて入れなかった」ということはあるかもしれないから、もしかしたら万人向けに入りやすいようにリニューアルしたのかな?腐っても世界遺産であればガイジンさんも来るかもしれないし。
内装は確かにきれいに板張りが打ち直されているな・・・
ただ、ロッカーなどの設備は基本的にそのままのような気がするから 特に大きな変化はないような気もするぞ。
やっぱ昔から地元の人には馴染みのある歴史ある施設だし、薬師湯のように万人受けするような思い切った改装はできなかったんじゃなかろうか?「誰のための施設なのか?」と考えたら 観光客ではなく第一に地元の人のための施設だからなあ。
わしは下手に一般受けする形で全面改装するよりはこっちのやり方のほうが全然良いような気がするぞ。
上の写真はネットで拾った改装前の湯舟の様子。(「熱い湯」が左側にあるから女湯のものだと思う)
基本的には配置は変わってないが 一部 湯舟の縁のコンクリが打ち直されていて析出物のコーティングがない状態になっている。
たぶん湯の成分が濃いから一年くらいで写真のような渋い状態にコーティングされるんじゃないかと思うんだけど。
「熱い湯」のほうは相変わらず温度計が48度を指す衝撃的な熱さで、42度くらいの「ぬるい湯」に何度か入って体を慣らさないととても入ることはできないと思う。(「ぬるい湯」でも子供や熱い湯が苦手な人はキツイような気もするけど)
体が慣れても1分くらい入るのが限界で それ以上は体が熱くなる前に皮膚に激痛が走るから やはり長湯はできないかな・・・(´ー`)(←嬉?)
今回の源泉の調子がたまたまだったかもしれないが、「ぬるい湯」が今までに比べて多少だが入りやすくなったような気がしたな・・・温度計表示は42度あったからホントに気のせいなのか、わしの耐熱仕様が強くなったのかもしれんが。(加齢で感覚が鈍くなっただけかもしれないけど・・・)
そして今回のリニューアルで一番の変化が 入口横のスペースにホントの「ぬる湯」湯舟が設置されたこと。
今までも水風呂のようなスペースはあったんだが ちゃんとした溜め湯の浴槽があって36~7度くらいの湯が注がれていたぞ。(残念ながら他のお客さんがいたんで写真は無し。改装後の再オープン直後のためかネットでも見つけることができなかったが そのうち出てくるんじゃないかな?)
地元の常連のおっちゃん達は「こっちは一時間でも入っていられるけど物足りない」と言っていたが、「ぬる湯」でも熱くて入れない、という人はこちらの「真のぬる湯」湯舟に入るように番台のおばちゃんには強く勧められたぞ。
まあ 贅沢を言ってはいかんのだろうが、この「真のぬる湯」湯舟、今までの湯舟との温度差が極端なんで 使い方としては水風呂代わりになるんじゃないかな?水風呂というには温度が高いけど・・・
たぶん水道や 極端に温度の低い湯舟が近くにあれば 「熱い湯にどうしても入れないから水で薄めて入りやすくしてやるッ!」とか無粋なことを考える輩も出てきそうだから 少し距離を取っているんじゃなかろうか?正直 真意はよくわからないが・・・
と、いうわけで 少しは敷居が低くなったような気がする「元湯」、温泉津に山陰道のICも新しくできたことだし 興味のある人は一度「熱い湯」で茹蛸になるまであったまって心身をシャキッとさせてみてはいかがかな?
ふふぅ~・・・
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温泉津温泉 元湯(泉薬湯)
島根県大田市温泉津町温泉津口208-1
泉質 :ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 PH6.6 48.8℃
効能 :リウマチ・腰痛・筋肉痛・喘息・高血圧症・原爆被爆障害他
営業時間 :6:00~20:00
料金 :370円
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