ほうじょう温泉 ふじ湯の里

さて、福智山トレッキングを終えた後は　すみやかに温泉などに入って汗と疲れを洗い流さねばなるまい・・・

福智山周辺には上野峡に「あがの温泉」、直方には「いこいの村」、福智町には「日王の湯」なんかがあるが　直方市周辺ってなかなか来る機会もなかったんで　実はどこにも入ったことがなかったりするぞ・・・

イメージとしてはどこも湯の特徴の薄そうなレジャースパ、という感じなんだが、検討した結果、今回は福智町の「ほうじょう温泉　ふじ湯の里」とやらに決定！



ﾎｩ・・・(´ー`)



ココに温泉施設がある、というのは知っていたが　「たぶん　ありていのレジャースパの類だろう」という先入観があって　今までそんなに気にしてはいなかったのじゃ。
が、スマホの温泉アプリでチェックすると　どうも最近になって「九州八十八湯」にエントリーしたことを知って　それならばある水準以上の泉質は間違いなかろう、という判断で　今回のチョイスに至ったわけだ・・・



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ほうじょう温泉　ふじ湯の里

福岡県田川郡福智町弁城1300-1
泉質　：ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉　PH　３８℃
効能　：神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・冷え性・疲労回復・健康増進・慢性婦人病など
営業時間　：10：00～22：00　第三月曜休
料金　：600円

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見た目も立派な公共系立ち寄り施設で日曜日ともなると家族連れやジモティでごった返す人気施設らしく　この日も駐車場を見ただけでちょっとウンザリ・・・



内部の撮影は当然無理なんで　こちらはほうじょう温泉HPよりの無断借用なんだが、岩風呂の「福智山」と木風呂の「大藤」の２つの趣を持つ浴槽が奇数日・偶数日で男女入れ替え制。わしが利用した15日は写真の「福智山」の湯があてがわれたな。



さすが公共施設だけあって内湯は源泉風呂、源泉加熱風呂、立湯、歩行浴、座湯、そして赤外線サウナ。露天の方も白湯などの種類が豊富で　清潔感もあり広々して気持ちいいぞ♪

そして肝心のお湯だが、これも福岡県北部のエリアにしては珍しく、ナトリウム炭酸水素系のやや薄緑に染まった金気臭のある素晴らしいもの。炭酸成分は飛んでいる感があるが　析出物が湯船に張り付いて　その濃さはおのずとわかるぞ。これで３８℃とややヌルめの適温を保っているのは立派だと思う。

これだけの広さがあれば　かなりのお客さんが入っていても　家族連れの小さいお子さんが浴室内を走り回っていても　それなりに捌けるものだと思うが・・・

ただ、問題点を挙げるとすれば、いろいろある浴槽のうち　非加熱源泉かけ流しの「源泉浴槽」にお客さんが集中してしまうことだろう。

心地いいヌル湯なんで何時までも入っていられる温度が仇となって　一度体を沈めたら最後、昇天したように呆けた顔をして微動だにしないジモティの爺様集団に占領されて　全然入ることができないことだろうな・・・

お湯が素晴らしいだけに　ココに来たら源泉風呂は外せない一品だとは思うが　この回転率の悪さはどうにかしないとダメだと思うぞ。
まあ、わしは源泉風呂は短時間で済ませて　その後はサウナと水風呂の交互浴を３スパン繰り返して　それなりに満足できたけどな・・・

てなわけでこの「ふじ湯の里」、立派な施設で敷居も低く　お湯も素晴らしい、まさに九州八十八湯の名に恥じない一品だとは認めるが、堪能しようと思えばやはり静かに源泉が堪能できる平日の訪問をオススメしておこうッ！！

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あ、あと　JAFカード提示で入浴料が百円ほど安くなることも　忘れずに付け加えておこうかの。
ふふぅ～・・・