つい2~3週間前までは汗ばむ陽気が続いていたが 気が付けば夜明けなんかはめっきり冷え込んで 今年はどうなるかと思っていた紅葉も着々と進みつつあるなあ。
例年この時期は「紅葉登山」と銘打って くじゅうとか中国山地とかの山を巡っていたんだが 今年は手術後の足腰の調子がなかなか回復しないんでトレッキングはできない状況だな。代わりに滝探しでもできればいいんだが 現状 平地の数百メートルでも歩けば違和感を感じる状況なんで それも無理そうだし、、、あと、熊の問題もなにげに気になっているしな。(出会ったら逃げる自信なし・・・)
しかしながら できる範囲で体を動かしておかないとホントに歩けなくなりそうだし、せめてもの運動ということで 今 力を入れているのが 御朱印集めを兼ねた神社の参拝だったりするぞ。
と、いうわけでこの週末は天気もよさそうなんで 実家の萩に帰る前にちょいと福岡まで足を延ばして「福岡県唯一の神宮」こと英彦山神宮までお参りしてきたぞッ!
まずは定番の銅鳥居(かねのとりい)
鳥居の傍に小さく鎮座している祠は点内御法神。参拝人の中に不埒なものが居ないかチェックする神様らしいぞ。
ここからメインの奉幣殿まで 長い長い石段が続くわけだ・・・
足腰の悪いご老人やお子様連れの人なんかはスロープカーが走っているんで それを利用すれば楽々に参拝が出来る。わしも足腰が悪いが いちおう「リハビリ」という建前なんでヒーヒー言いながら歩くことに。
何年か前までは奉幣殿だけでなく そこから英彦山中腹の中津宮、頂上の上津宮を経て望雲台、高住神社までぐるっと回って 歩いて登山口の駐車場まで戻った、ということまで出来た体力があったんだけどな・・・
今では石段ですら まともに歩けず数段で息切れしたり ケツと太ももに血が回らず足が動かなくなってしまうような体たらくじゃ。あとからやってくるご高齢の参拝者にすら追い越されてしまうんで 参道傍に点在している宿坊の解説を読むふりをしてまともに歩けないことをごまかしていたけどな・・・
まあ、紅葉のシーズンとしてはちょうど見頃と言ったところか。
この週末は天気が快晴という予報だったんでキャンプも考えたんだが 割と見ごたえあったんでこのプランをチョイスして後悔はしてなかったぞ。
こちらは田川護国神社の奥宮
「日本一の石段」を謳う大山の大神山神社奥宮は先日歩いたが 長さはともかく大神山神社の石段は時々フラットな部分もあるけど こっちは延々登り続けるしかないんで ハードさで言えばこっちのほうが上かもな・・・個人の感想だけど。
そんなこんなで ようやく英彦山神宮のメイン、奉幣殿に到着!
奉幣殿は国指定の重要文化財で元の英彦山霊仙寺の大講堂という位置づけ。
英彦山神宮の御祭神は後ろに聳える英彦山の三つの峰をそれぞれ神様に見立ててお祀りしているそうで すなわち主祭神の正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)が北岳、配神の伊耶那岐命(いざなぎのみこと)南が南岳、 伊耶那美命(いざなみのみこと)が中岳となっている。
天之忍穂耳命はアマテラスの子供なんで それを祀る山=「日の子の山」=「ひこさん」なわけだな。
で、奉幣殿のすぐ上にあるのが下津宮。
山岳宗教らしく天狗様の像が。
英彦山の天狗は豊前坊を名乗っているぞ。
で、こちらが下津宮。
とりあえずお参りをして・・・
YAMAPでスマホアプリ向けのオリジナル巡礼タグがゲットできる企画があったんだな。知っていれば地図をダウンロードしていたが 登山する気はさらさらなかったんでチェックしてなかったぞ。
御神水もしっかりチェック。
とりあえず 目的の御朱印もゲットできたんで 下山するとするかのぅ・・・
表参道にある雪舟作という旧亀石坊庭園を見学。
こちらも紅葉が進んでいて 庭園ということもあってカメラマンが何人かいたな。
まあ、 わしなどはデジイチは持っているが 作品としての執着は無いんでスマホのほうが発色や映りは良かったりするんだけどな・・・
やはり歴史のある修験の山だけあっていろいろ見どころはあるなあ。
石鳥居の傍の茶屋で甘酒などをいただいて一服♪
宿坊の一つ、財蔵坊は資料館として開放されている。
どこぞのグループに紛れて進入。
ちゃっかりガイドの解説も盗み聞きさせていただいたり・・・
で、スタート地点の銅鳥居まで戻ってきたが ココにあるのが霊仙寺。
英彦山神宮の元々、というか 英彦山修験道の本山という位置づけ。
・・・と、まあ 英彦山神宮の概要としてはこんな感じかな。
登山はしてないが足がすでにパンパンなんだが、岩場メインのトレッキングは好物なんで 体力が回復したらまた上津宮までお参り登山をしてみたいものよのぅ・・・
ふふぅ~
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