羅漢渓谷・大滝
広島県廿日市市栗栖
落差 15M
廿日市市の代表的な観光地、羅漢渓谷に流れ落ちる滝では最大規模を誇るのが この「大滝」だ。
道の駅「スパ羅漢」のすぐ傍の国道186号沿いにあるんで アクセスの簡単さはピカイチ。
落差は15M、ということだが 目視では10m弱と言ったところか。 ただ 大きな滝つぼを持ち 川全体が流れ落ちているんで迫力はそれなりにあると思うぞ。
この大滝から600Mほど下流の橋の下に 二条に流れる「小滝」がある。 車の窓から少し眺めた程度だったが もしかしたら写真を撮るにはこちらの方が絵になるかもしれないな・・・。
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瀬戸の滝(咬龍の滝)
広島県廿日市市吉和町
落差 28M+19M
広島県第三位の標高を誇る十方山の麓に流れ落ちる滝。
別名「咬龍の滝」と呼ばれるらしいが 立石貯水池へ向う県道から遊歩道を800m進んだ先に流れ落ちるその姿は 中国地方ではあまり見ることの出来ない正統派で、さすが広島を代表する名瀑といわれるだけの風格があると思う。
山頂付近の源流が沢を一気に600Mほど流れ落ち ココで岩盤をほぼ垂直に落下する形になっているんだそうな。
メインの28Mの「下段滝」と19Mの「上段滝」の二段構造(正確にはその上に2Mの落差があって3段構造)で 上の滝には良く見えないが10×15(深さ不明)の、そして下段には5×10×深さ3Mの滝つぼをたたえている。
原生林に囲まれた滝そのものも素晴らしいが、わし的には良く整備された遊歩道を歩きながら眺められる渓谷が特筆モノだと思う。 運がよければオオサンショウウオなんかも見ることが出来るらしいが これほどの渓谷と滝がセットになった散策向きのコースと言うのも滅多に無いと思うぞ。
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ふぶきの滝
広島県廿日市市虫所山落差 20M
広い釜を持ち 断崖絶壁に周囲を囲まれた落差20Mの堂々たる一品で 別名「万古渓大滝」とも呼ばれているようだ。
この「ふぶきの滝」に向うには 起伏の無い整備された万古渓の遊歩道を10分程度歩くだけなんで難易度は低くオススメ度は高いぞ。
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出会いの滝
広島市佐伯区湯来町大字多田
落差 本流4m・支流3m
支流から流れ込む滝 |
国道488号から「もみのき森林公園」に向う途中、左手に川を眺めながら進むと右から流れる支流を越える小橋があり そのすぐ先の植林地帯に「出会いの滝」の看板がある。
本流の滝 |
本流と支流が合流するところに段差があって 両方の流れがそれぞれ滝を作っているんだが、両方を見るには少し細い薮道を進んで川まで降りる必要あり。
支流の上流に落ちる滝 |
規模が小さいが見栄えがいいのは本流の滝で 支流は落差3M程度の幅広い小滝。 さらに支流の上流に小さな落差が見えるが これは橋から見る姿より近づくとずっと小さい段差で 滝と言うにはスケールが小さいので あえて無理して見学することもないんじゃないかな?
広島市佐伯区湯来町竹原
落差 10M+25M+19M
巨大な一枚岩の岩盤の上を流れ落ちる滝で 昔は宗教的な修行の場にもなっていたようだが 普段は水量が少なく 岩面をたらたらと流れることからこの名が付いたらしい。
上段の滝と千畳敷 |
水量は確かに少ないが この滝の魅力はやはり迫力ある岩盤に尽きると思う。
遊歩道はそれほど険しくも無いが 舗装されているわけでもない山道だし、岩は滑りやすいんで靴はトレッキング用のしっかりしたものを。 あと、遊歩道のコースは松茸山の一角でもあり、クマやマムシ、スズメバチの危険も高そうだから 時期と装備は考えて見学したほうがいいかもな。
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大山地の滝
広島市佐伯区湯来町多田落差 10m
大山地の滝・最下段 |
観光地と言うほどのものではないが いちおう案内板が設置されている。もしかしたらそれなりに歴史や言い伝えがあるのかもしれないが 何の説明も無いので由縁は不明。
全体的に藪に覆われているんで この案内板がなければ傍を通っても車ではなかなか滝の存在に気付かないかもな・・・
木々に隠れてはっきり見えない上段 |
あと、この滝の近くに「魚切りの滝」という そこそこ立派な滝もあるようだが、そんなことは帰ってネットで確認するまで判らなかったんで未見じゃ。
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