福岡市美術館での富野由悠季展が思いのほか時間を費やしたので 土曜日はそれ以降の予定はすべてキャンセル。
福岡から直接 今回のツアーの拠点となる別府の行きつけのカプセルホテルへ。
今回は贅沢にTV付3000円の個室をチャーター。実際にはTVもそんなに見ないから2000円の部屋でも良かったんだが、2000円の部屋と3000円の部屋ではTVの有無だけでなくベニア板で仕切っているだけか、天井まで四方を囲っているかの違いもあるんで わしのようにイビキを気にするシャイなお年頃だと やっぱり完全個室のほうが他人様に気を使わずに済むからなあ。(壁がコンパネみたいな板一枚、というのは変わらないけど・・・)
この「カプセルホテル グロリア」の天然温泉「てんぐの湯」については過去にも紹介していると思うから今回は割愛。
まあ「サ活」と言っているように今回の目的は温泉よりもサウナなんだが とりあえずグッタリするまでサウナで汗をかいて そのままバタンQできる環境というのは素晴らしいのぅ・・・(´▽`)
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久しぶりに空調の効いた部屋で熟睡できたが 寝起きにまたまたサウナ~水風呂でシャッキリし、8時過ぎにチェックアウト。
山道でキツネノカミソリの群生を見つけて喜んだりしながら向かったのは 九重のこの季節の定番と言えば・・・
やっぱり一年に一度は来ないと身も心も引き締まらない、寒の地獄温泉「霊泉」じゃ!!
ここは12~14℃という霊泉に身を沈め、震えが来るほどに体を冷やしたら昔ながらのドラム缶ストーブで暖を取り、それを数回繰り返すという苦行を強いられる。それを「サ活」と言っていいものかどうかわからないが・・・
さすがに猛暑の日曜日ということで苦行を受けに来る人も多かったが やっぱ慣れている人とそうでない人の差が激しいなあ・・・わしも1時間コースを堪能したが 1回目はとりあえず5分間の我慢でクリアしたが 2回目は意外と苦痛なく15分くらい入っていても特に苦痛は感じなかったな。
ただ、3回目は妙にきつくて5分くらいで上がってしまったが、次の目的地、豊前に行くまでは指先の末梢血管がじんじんと痺れて このクソ暑い炎天下の車内をエアコンなしでも乗り切れたぞ。
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今回のサ活の〆にやって来たのは これまた夏の定番、豊前の畑冷泉。
ここも夏限定で霊水「畑冷泉」にそのまま入れるという趣向なんだが、ミストサウナとドライサウナが男女入れ替えになっていて 以前、ミストサウナに入った時は体を温める時間が長くなってしまうことを知ったんで それ以来 男湯にドライサウナが割り当てられている偶数日を狙ってくるようにしているのだ。
ちなみに浴室内の写真は撮れないから割愛なんだが、ここは霊泉の浴槽とサウナ室、洗い場という造りなんで 普通の風呂のような温浴施設はない。最初に体を洗う時に温水シャワーが浴びられる程度じゃ。
そして入浴料を払えば 水風呂とサウナは一日中入り放題♪
そういえばココは子供でもサウナはOKなんだろうか?わしは毎年一回はココを利用しているが サウナ室に閉じこもる子供は一度も見たことがないんだが・・・
ココに来たときはだいたい利用客は数名程度も居れば多い方なんだが、さすがにこの酷暑なんで利用者が多いのぅ・・・ガイジンさんの入浴客もいたが 日本人でもマイナーで知る人は少ないと思うんだが どうやって知ったんだろ?
そういえば泉質をメモしたことがなかったかもしれないが、看板によれば
冷泉水質分析表
硝酸性窒素および亜硝酸性窒素 :0.8㎎/ℓ
塩素イオン :12.1㎎/ℓ
有機物(過マンガン酸カリウム消費量):1.9㎎/ℓ
鉄 :0.22㎎/ℓ
カルシウム・マグネシウム等(硬度):40.0㎎/ℓ
PH :7.0
効能 :皮膚病・神経痛
なんだそうな。
一日滞在すれば酷暑も忘れる涼しさなんだが、正直「寒の地獄」での苦行の後では単なる「気持ちのいい水風呂」という感じかな?
いやいや、さすがにととのったな(´▽`)
…ちなみに わしが楽しみにしていた季節限定営業の「冷泉茶屋」は金曜・土曜のみのオープンという風に変わったらしい。久しぶりに地産地消材料を使った「おまかせ定食」が食いたかったんだけど、もう偶数日の土曜休みは今月は望めないし、また来年かな・・・
ふぅ・・・
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