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2014年7月25日

【備忘録】大分県の温泉 10(別府八湯 / 鉄輪温泉②)

過去のブログ、サイトで紹介した温泉で ブログの記事と言うより個人的な記録として。

データが数年前のものもあるため施設によっては廃業や改装、料金等の変更の可能性があります。

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【鉄輪温泉エリア②】
  • みかゑり温泉
    別府市火売8組2



    ※住宅地の中にある「独特の雰囲気楽しバラエティ湯」。



    いわゆる大資本の経営する施設ではないが 手作り感覚で少しB級テイストを感じるレジャースパ。
    外観は普通の住宅地だがおもむろに蒸気が立ち上り、内湯・蒸し風呂・露天風呂には ややマイルドな感じの鉄輪の鉄泉が掛け流しで使われている。



    さらに庭に吹き出ている蒸気を利用して地獄釜蒸しなんかも楽しめるから 近所の人も食材を持ち寄ってバーベキューのごとく井戸端会議をしていたぞ。
    これだけの内容を300円(我々の入浴した2009年時点)という低価格で提供しているのはさすが別府と言うべきだろう。オススメ!








  • 旅館国東荘
    別府市鉄輪風呂本3組



    ※酸味と塩加減が絶妙の湯量豊富な源泉を持ち、内湯のほかにも蒸し湯・砂湯・滝湯・露天とさまざまなバリエーションで楽しむことの出来る旅館系立寄可能施設。料金は600円程度でこれでも充分良心的価格だと思うが ガイド本なんかに割引券が付いている可能性も高い施設だから そちらを利用するのがオトクだと思う。



    ちなみに砂湯は砂かけさんが居るわけではなく セルフ方式。


  • 鉄輪むし湯
    別府市鉄輪上1



    ※一遍上人が開いた鉄輪3名湯の1つで 古来より伝わる温泉熱を利用した和風サウナに特化した市営浴場。
    入浴料のほかに専用の浴衣をレンタルする料金が別途掛かるから注意されたし。



    蒸し湯は入浴前に係のオバちゃんのレクチャーを受けてから石組で作られた部屋の中にIN。石菖などの薬草が敷かれ その中で約10分蒸されるんだが、他の蒸し湯のように蒸気に蒸されるのではなく乾式サウナだったな。温度はやや熱めで遠赤外の効果を肌で感じるレベル。
    薬草効果で呼吸によって喉の調子も良くなるらしい。深呼吸なんかすると鼻と喉の粘膜が火傷するのではないかと思うほど熱いんだが・・・






  • かんぽの宿別府・海南荘
    別府市鶴見457



    ※ツウ好みの鉄輪エリアにあって かんぽ関連の施設だけあってジャグジーなどの充実装備、アメニティ完備など 敷居の低さでは一番と思われる施設。お上の息がかかった施設なんで これだけの内容でも料金は別府以外では不可能と思われるほどの低価格。
    お湯ももちろん鉄輪独特の特徴あるものだが、露天は源泉掛け流しでも内湯は水道水沸かし利用のようじゃ。まあ、ジャグジーが付いているから成分の濃い源泉は確かに使えないだろうけど・・・ 
    個人的にはこの手の施設は積極的に使おうという気持ちは無いんだが、団体客や子連れのファミリー客などには非常に利用価値の高い施設だと思う。


  • ひょうたん温泉
    別府市鉄輪159-2



    ※鉄輪エリアの観光拠点の雄として君臨する、あらゆるバリエーションで成分の濃い源泉そのままを堪能できる日帰り入浴施設。
    ここは「竹を使った冷却設備」を考案し鉄輪温泉の発展に大きく貢献した老舗としても知られ、食堂や土産物屋なんかも完全装備されている。

    ココに来れば別府の魅力の大半をクリアできるような内容でもあるし、ミシュラン3つ星を格付けされたということもあって 地獄巡りからそのまま流れ込んでくるツアーバスの出入りも多い。昼間は日本語以外の言葉のほうが多いような気もするが 確かに満足度はトップクラスに高いと思う。

    お風呂だけでもひょうたん型・ヒノキ風呂・石風呂・歩行浴・露天・蒸し風呂・砂湯・滝湯となんでもござれで まさに「温泉の宝石箱」というか スーパー銭湯状態。特に蒸し湯と滝湯は絶品でオススメ。

    夕方から料金は少し割引があるから 時間に余裕のある人は外国人観光客が過ぎ去ったあとの時間帯が良かろう。確かに話のネタとしても入るだけの価値は充分にあると思うぞ。


  • 海地獄(足湯)
    別府市鉄輪559-1



    ※別府地獄巡りでは最大規模の面積を誇る海地獄は 鶴見岳の爆発によって生まれた温泉で ブルーのお湯が海に見えるようだということでその名がついたらしい。
    ここの海地獄足湯は98度の源泉を冷まして利用している施設で 別府八湯温泉道にもエントリーしている。



    深さが無いから海地獄のような青々とした輝きは無いが 面積が広いからゆっくりくつろげるし 体への負担も少ないんで 海地獄に行くことがあれば利用してみるが良かろう。


  • 鬼石坊主地獄 足湯 / 鬼石の湯
    別府市鉄輪559-1



    ※噴出す泥がまるで坊主の頭のように見えることからネーミングされた「坊主地獄」の歴史はかなり古いらしいが 諸事情で一時閉鎖されていたんだとか。2002年に地元の人達の努力で再び「鬼石坊主地獄」として復活。足湯と日帰り入浴施設「鬼石の湯」を併設して「地獄巡り」の人気スポットの1つとなっているのじゃ。



    立寄り入浴施設「鬼石の湯」は鬼石坊主地獄の裏に入ったところにあって さすがに観光客向けの新しい施設だけあってタオル以外のアメニティは充実装備。それだけ敷居は低く初心者でも安心して坊主地獄のお湯を堪能することができる。



    イメージとしては泥湯なんだが、コチラの湯は若干の白濁はあるが透明度の高い足湯と同じものだろう。薄い塩味の効いたスベスベ系の流石のお湯で 内湯はやや熱めだが露天の展望風呂なんかは比較的ぬるめでゆっくり堪能できる。



    時間帯を選べば割と混雑も少ないからゆっくりできるし 案外と穴場なんじゃなかろうか?


  • もと湯の宿・黒田や
    別府市鉄輪御幸3組



    ※街中にあるホテルの立ち寄り湯。
    大浴場には岩風呂、その奥に温度の違う2つ(水風呂とあわせて3つ)の露天風呂とサウナが有り かなりの収容力のある立派なもの。お湯はモチロン鉄輪特有のダシの効いた極上品。



    街中のホテルなんで残念ながら露天風呂には景色が皆無だし サウナも体感的におとなしい温度のような気がするが シャンプーなどのアメニティはホテル系だけあって充実しているし これだけの装備で考えると500円と言う入浴料は安いと思う。さらにランチメニュー(1500~)を頼むと入浴料金がタダというシステムもあるんで これを利用するのもアリだと思うぞ。


  • 絶景の宿 さくら亭
    別府市鉄輪上1063-1



    ※鉄輪温泉街の高台にある小奇麗なホテル。なんでもじゃらんネットの「ユーザーが選んだ人気の宿」ランキングでは別府旅館部門で毎回高位置につけている人気の施設らしい。
    高台から別府の町の絶景が眺められるが 天空露天風呂は別料金。通常は室内の大浴場を案内されるが 大きく取った窓からはとりあえずロビーで見たような風景が拝められる。

    お湯はやや黒く色の付いた鉄輪特有の塩味スープの一級品で ホテルだけあってアメニティも充実。大浴槽のほかには寝湯とサウナも完備。
    やはりこの手のホテルはマニア的要素はないがハズレもない感じだな。 敷居が低いし充実装備、万人向けでオススメ度は高いと思うぞ。


  • いやしの湯 豊山荘
    別府市小倉4組



    ※「別府随一のツルツル湯」と評判の温泉宿。鉄輪エリアの端っこにあって浴室から窓を開けると神丘温泉と小倉の湯の駐車場が目の前にあるという位置関係じゃ。

    浴室は10人くらい入れる木製のものが一つとカランだけ、というシンプルな作り。そこに加熱・循環・加水などの手を加えていない新鮮な源泉がチョロチョロと注がれている。お湯は無色透明だがPH9.1のアルカリ特有の肌にまとわり付くようなヌルツル感のあるもの。飲用も可能でしっかり硫黄の香りの漂う一級品。
    キシキシ感の強い鉄輪エリアで何故ココだけこのような泉質なのか、理屈はわからないが素晴らしい一品じゃ。

    豊山荘HPに寄せられた温泉名人・斎藤雅樹氏のコメントによると
    「硫黄の湯は酸性になると気体成分になり、派手な硫黄の香りや白い湯の花が舞うが、アルカリ性だとイオンで存在し湯の中にひっそりと息づく。それだけ硫黄が肌に近い湯とも言え、「通好み」の湯と言って良い。特に重曹成分による「つるつる感」は別府随一で 手のひらを湯につけただけでジンワリと溶け出すかのような感覚は心地よいことこの上なし」
    ・・・と、言うことらしい。


  • かんなわ ゆの香
    別府市鉄輪御幸4組



    ※「かんなわ ゆの香」は以前は「温泉旅館 楽々園」なる老舗の湯治宿で2006年に改築されて屋号も一新されたもの。コンセプトは「大正浪漫」ということで 和風でありながらガラス面の多いモダンな作りとなっている。



    立ち寄り湯の施設は専用の別棟があって 宿泊客とダブらないように工夫されている。施設的にはメインの大浴場のほかに露天が2つ、打たせ湯と鉄輪名物の蒸し風呂が備えられている。
    この蒸し風呂はサウナと言うよりスチームが漂う低温サウナで 汗をかくというよりリラックス効果を狙ったものだと思う。



    源泉は100度近いが近代的な施設だけあって温度は適温。ゆったりするには良いと思うが鉄輪特有のキシキシ感は薄く どちらかと言えばマニアより女性客向けの施設だと考えたほうが良いかな?


  • 湯元かなわ荘
    別府市御幸3-648



    ※妙にハイカラな感じだが「湯元」を名乗っているからには老舗的な存在なんだろう。今回は無料チケットを利用しての入浴だったが 受付のおっさんに非常に丁寧な対応をしてもらって なかなか気持ちよく温泉を堪能できたぞ。



    内湯のお湯は当然 鉄輪のキシキシ系なんだが 適温にするために加水されているんで思ったよりマイルドな感じ。あと ここのオススメは蒸し湯のスチームサウナだが 椅子が2つだけの狭い部屋ゆえに熱が効率的に使われていて けっこうガツンと体に来るタイプ。

    露天は奥の源泉口から若干黄色味の掛かった湯が注がれているが こちらも適温に調整されているんで鉄輪の湯にしてはゆっくりくつろぐことができる。浴槽は途中でくびれていて源泉口に近いほうが熱い湯、手前がヌルめという感じで区切られているから好きなところを選んで入ればよかろう。

    雰囲気、設備、お湯の良さ、接客の良さ、そして露天と内湯の2種類のお湯を楽しめて500円(2013年当時)という価格設定は 別府のような温泉に恵まれたところでないと到底不可能だろうな・・・

    てなわけで ココもオススメ度はかなり高いスポットだと言っておこう!


  • 旅館みゆき屋
    別府市鉄輪東6組



    ※鉄輪温泉の湯治民宿としては代表的存在として知られていて 松方弘樹もBSドラマのロケでやってきたという なにげに知られた存在らしい。みゆき坂登り口、観光客向けパーキングのすぐ傍という判りやすい位置にあるんで迷うことは無いと思う。



    こちらには蒸し風呂と3つの貸切露天があるんだが、我々の通されたのは岩風呂。ややヌルめの適温で鉄輪特有のダシがしっかり効いた、それでいてキシキシ感の少ない肌に優しいお湯。ガイド本によるとメタケイ酸の多いスベスベ感のある保温の湯なんだとか。

    ホントはこのようなお湯良し、風情良しの宿であれば宿泊プランでしっかり湯治をしたいところだが・・・4~5日泊まって温泉に入って地獄蒸し料理を食ってだらだらと過ごせたら わしのすさんだ心もメタボな肉体も多少はリフレッシュできると思うんだが・・・

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