八女から高速に乗って大宰府あたりでインターを降り、やって来たのは今回の遠征の最後のターゲット、宇美八幡宮。
福岡県糟屋郡宇美町平野部のほぼ中央に鎮座する、第十五代應神(おうじん)天皇御降誕の聖地について、「日本書紀」には、「『皇后新羅』より還り給う十二月十四日誉田天皇(應神天皇)を筑紫の蚊田に生み給う時今其の産所を號(なず)けて宇瀰という。」又、「古事記」には、「其の御子あれます其の御子の生地を號けて宇彌という。」とあり、江戸時代の儒学者 貝原益軒翁は、「この里は山中にあれど、四方平原にして広く、都邑ここにたつともゆたかなる所なりと、洵に山紫水明の佳境にて、神功(じんぐう)皇后皇子発祥地にふさわしい地なりと実にすばらしい里であると。」と称えられています。 主祭神である神功皇后・應神天皇の母子神、玉依姫命、住吉大神、伊弉諾尊の五柱がお祀りされており、八幡様は殖産文化の祖神として遍く崇敬されておりますが、八幡神御降誕の聖地と伝えられる当宮は、「安産・育児」の信仰が特に篤く、多くの方が安産祈願や御礼参り(初宮詣)に参拝されます。(宇美八幡宮公式サイトより丸写し)
宇美町には難所ヶ滝の登山の時に麓の「昭和の森」にある登山口にやってくるくらいなんだが 宇美八幡宮には環境庁の調査した「巨樹ランキングTOP50」に入っている巨樹が2つある、というのをマツコ・デラックスの番組で知って ちょっと見ておきたい衝動に駆られたのじゃ。
いかり肩の狛犬さんがお出迎え~♪
おお、そこかしこに確かに立派な巨木が点在しているな。
応神天皇の御生誕地で「産み八幡」とも呼ばれているらしいが それと関連するのかしないのか なにやら曰くのありそうな・・・(形状が)
こちらが八幡宮本殿と 巨木ランキング16位の「湯蓋の森」
そして6位の衣掛の森。応神天皇が生まれたのが湯蓋の森でその際に産衣を掛けたのが衣掛の森、ということらしいぞ。
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さて、宇美八幡宮は安産と子育ての御利益がある、というんで この日も赤ん坊を抱いたお宮参りのご家族の参拝者が多かったんだが、本殿の裏の末社には助産婦の始祖と言われる湯方社があって「子安石」なる儀式が行われているんだとか。
安産の祈願の際にココに収められている石を一個持ち帰り 無事出産を終えた後には別の石に自分の子供の名前などを書いて一緒に返納する、ということらしい。
ひろみ・・・(゜-Å)
夫婦の木か・・・
さて、宇美八幡宮境内はだいたいこんなところだが、神社の裏手に宇美川を挟んで小高い丘が「宇美公園」。そこにある「胞衣ヶ浦(えながうら)」が宇美八幡宮の奥の宮にあたる存在なんだそうな。
せっかくなんでそっちも拝んでおこう♪
応神天皇の御胞衣(へその緒や胎盤など)が納められたと伝えられている聖地、ということじゃ。
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