秋のソロキャンプ＠三倉岳県立自然公園キャンプ場

と、いうわけで　三倉岳トレッキングの後は直下の自然公園キャンプ場でそのままソロキャンプへと流れ込むぞっ！！

下山して管理棟へ出向き　キャンプ場利用の申請をしたときに他にどのくらい利用者がいるかと団体サイトのA・B・C3区画と42番あたりに一組と、いうことだったが・・・

前回は10番サイトを利用したんで今回は違うところを・・・とりあえず休憩所手前のトイレが工事中で水道も使えないから林道側の16番、34～38番から林道側で利用してほしい、と言われたんで　今回は道路からも近い4番をチョイス。（ちなみに空いているはずの他のサイトにもチラホラ利用客がいたが　あれはちゃんと利用許可をもらってテントを張っているのかな？）

で、こちらが4番サイト。

炊事棟から近いから他の利用者が行き来するのが目に入るかな～？なんて思っていたが　6番、7番から一段低くなっているんで案外と隔離された環境がゲットできる。

朝は登山客が横の道路を歩いていく姿が目に入るが　夜は5時以降　休憩所に向かう道路が閉鎖されるのもグッドじゃ♪

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

このキャンプ場の利点は木製のテーブルとチェアがどのサイトももれなくついてくる、ということと　昔ながらの教育目的の野営場のため　どのサイトも基本　荷物の持ち込みは人力に頼るしかなく　今日日のキャンプブームに乗ったようなチャラチャラしたキャンパーは敬遠したがる、というところかな？

この日もほとんどのキャンパーはモンベルなんかの山テントを設営してて　スノピやコールマンなどのファミリーテントや今風のモノポールテントなんかも見かけなかったな。

初心に帰るというか、なんか清々しささえ感じてしまったぞ。

今回のわしの装備は　3000円くらいで購入したドッペルギャンガー謹製のマルチユーステント・・・ま、いわゆるビーチ用のサンシェードみたいなもんだが現在は廃盤になっている商品じゃ。

夏に一回だけ使ったが　それ以降は使う機会もなかったんで　今回はコットを仕込んでのお手軽キャンプを目指してみたぞ。

ただ、久しぶりに引っ張り出したんで　設営の仕方がわからず随分設営に手間取ってしまったな・・・これは本来、傘のように引っ張るだけの仕様で「設営に30秒」というお手軽さがウリの商品だが　お手軽なだけに「どうやっても引っ張れない、開かない」という根本的な問題にぶち当たった時の解決法を見つけるまでに30分くらい頭をひねってしまったぞ (-。- ) 

あと、床のないシェルターゆえに中で火器を使っても酸欠の心配はなかろう、と踏んでいたが　床から15センチくらいの立ち上がりが開いた状態になっているんで　酸欠の心配どころか風がスースーで寒い寒い。

コットがドッペルギャンガー謹製の幅広タイプだったんで　火器を置くスペースもなくて夜は寒くて眠りが浅かったことも付け加えておこう。

やっぱこれからのシーズンはもっと低温対応のシェラフをゲットするか　もしくはひたすら着込むかして対策をしないとだめだな・・・

登山とサイト設営で手間取ったせいで汗でベトベトさんになってしまったんで　温泉と買い出しのために廿日市市街地へ。

何年かぶりに「べにまんさくの湯」を利用したが　ここは敷居の低い温泉施設という認識で　正直　温泉としての特徴はあんまり感じない無色透明無味無臭のラドン泉。一番のウリは対岸に宮島が拝めることと「おたのしみ風呂」なる日替わりの入浴剤浴槽かな・・・

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

この日のディナーは廿日市のゆめタウンにて購入した寿司パックとサラダセット、そして奮発して国産牛ステーキ。

訪問した時間帯からおのずと想像できると思うが　どれも見切品で半額だったぞ♪

ちなみに「サラダセット」は申し訳程度のサラダと唐揚げ、ローストビーフ、ポテトなんかの総菜詰め合わせで「サラダ」というより「総菜」なんだが、キャンプで食べたいものがなんとなく詰め合わせになっていたし満足度は高かったぞ。

そういえば全然関係ない話だが　マクドナルドの子供向けハンバーガーセットのCMで「野菜もちゃんと食べよう」と言いつつ　小さいカップにコーンのみが盛られた一品を「野菜」と言い切るその姿勢はいかがなものかと思ってしまうのは　わしだけかのぅ・・・

子供に野菜をもっと食べさせたいと思うなら　ピーマンとかなすびとかしいたけみたいな不人気な野菜を子供に判らないようにパティに混ぜ込むとか、バンズとパティの間にもう1枚レタスやオニオンスライスをねじ込むとか　そーゆー事じゃないのかな？

そんなことを考えながら　ちびパンでステーキを焼き焼き・・・(´▽｀)

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

と、いう感じで　今回のキャンプレポは終了だが、やっぱココは無料ということと　5時までに届け出が必要だが飛込OKということ、そして安易ななんちゃってキャンパーやファミリーキャンパーを寄せ付けない硬派さが魅力だよなあ。

問題は萩や下関からはちょっと距離感がある、ということだが　広島市近郊の山をトレッキングする際には積極的に利用したいと思っているぞッ！！

( ﾟДﾟ)ｸﾜｯ！