夜中に何度も蚊の襲撃を受けたせいで この日も1~2時間おきに目を覚まし 浅い眠りのまま朝5時に起床。ここんとこ夜の10時に寝てお日様と共に朝5時に起きる習慣がついてきたなあ・・・
今までは寝る前にこの日記を書くパターンだったんだが 最近は朝起きて行動を始める8時くらいまでの間にHPの更新をする、という生活になってきたぞ。 明るいから目に負担をかけないし気温も過ごし易いから都合が良いんだが 「夏休みの宿題は朝やりなさい」という小学生の時に習った教えの意味がこの歳になって実感できるとは・・・
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さて、四国に上陸したは良いんだが 四国の西側って特に何があるわけでもなさそうだし どうしたものかのぅ・・・・
とりあえず今日の目的を「足摺岬」に定めて南下を開始。わしの持っている「全国道の駅地図」によると このルートだと情報収集のための「道の駅」も御庄という町に行くまでなさそうなんだが・・・まあ仕方があるまい。
途中 あまりにも腹が減ってきたんで宇和島市のローソンで菓子パンと「BINTA」とかいうジュースを購入。どうでもいいがBINTAのメンソール味は薄めたアンメルツでも飲んでいるような感じだな・・・
このコンビニでパソを立ち上げてHPをアップロードした後、またしばらく車を走らせて「道の駅・みしょうMIC」に到着。
今更ながら説明するのもアレなんだが 「道の駅」っていうのは要するに高速道路のパーキングエリアみたいな存在で だいたいが都市部ではなくて田舎にあって 地域情報や特産物販売なんかをやっているサービススポットだ。
食事や休憩ができるし「穴場」とかも調べやすいんで この旅行では行動拠点として重要な存在なわけだが だいたい「町おこし」の意味が大きく 官と民が一緒になって経営をしているパターンが多い。
温泉とかキャンプ場を併設していたりする場合もあって 昨晩寝泊りした「瀬戸町」の風力発電施設とか「伊方町」の原発資料館みたいに ヘタをすると「道の駅」そのものがその地域で一番の見どころだったりするわけだ。
まあ もし時間があったのなら「全国の道の駅制覇」という企画も面白かったのかもしれんが・・・
わしも最初の2~3日はあんまり考えてなかったが その土地土地で道の駅もいろんなパターンがあることが判ったんで それからは立ち寄った道の駅は全て写真に撮って置くようにしているのだ。実際 「道の駅」の趣旨から考えると山口県にある道の駅は実にスタンダードで わしなんかはそれが普通と思っていたからなあ・・・
ただレストランなんかも民間の協力を得て併設しているパターンが多いんで あまり美味くないのに価格だけは立派、というものが多いのは確かだな。長崎の「彼杵の荘」みたいに「ホカ弁」がテナントに入っていたり 普通のファミレスが入っている場合もあるんだが 価格はある程度仕方ないとしても できればどの道の駅でも「その地方の特産」を使った郷土料理が味わえるようにしてほしいぞ。
地元の人は便利かもしれないが ほかの土地から来た人はそんなところでホカ弁など食う気もないだろう? 郷土の特産を使ったメニューがあるというのなら十分意味があるんだが・・・
で、四国の「道の駅」なんだが これがなかなか個性的な(変な)ものが多いな。おいおい紹介していくとして 上の写真は2階に回転寿司が併設されている御庄町の道の駅だ。新鮮な魚が採れる町なんで これはこれでアリなんだけど・・・
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御庄町ってのは真珠の養殖で有名なトコらしいんだが ここで調べた結果、となりの西海町ってところには「海中公園」とか「紫電改」の展示場なんかがあるらしい。 どうせヒマだし ちょっと寄ってみるかな?
その前にガソリンスタンドで給油。(65791地点 36.01L 4080円 ENEOS) ロクに動いてないけどエンジンを掛けながらHPの更新をしたり 昨日ウッカリとエアコンをかけながらウトウトしてしまったんで燃費が異様に悪くなっているなあ・・・
このあたりは「足摺宇和海国立公園」ということで海岸線が風光明媚なとこらしい。で、町のいたるところで「レクリエーション開発事業」と称して公園作りが盛んに行われているのだ。
紫電改の展示場は海を突っ切る1.5キロのロープウェイを使うか有料道路を使わないと観に行けないらしい。ちなみにロープウェイは1200円くらい掛かるみたいだ。海の上をのほほんと空中散歩してみたかったんだが 一人で乗るのも淋しいし ここは道路で行くことに。(ほんとはタダで観に行けるルートもあったんだが 発見が遅かったな・・・片道420円消費じゃ!)
「南レク御庄公園」の展望台から見下ろした風景。ほんとは展望タワーの回転式エレベーターも乗ってみたかったんだが・・・やっぱ一人ではねぇ・・・
ちなみに海底観光船もあったんだが 今日は透明度が低いということで却下。却下というより平日で全く客がいなかったし やっぱ一人で乗るのはねぇ・・・(←そればっか)
右がこの付近の海底から引き上げられ 日本で唯一保存されているという「紫電改」だ。かっちょいいぞ!
次はいよいよ本日のメインイベント、足摺岬に向かうことに。
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気が付けば睡眠運転が祟ってルートも微妙に間違えていたんで また少し逆戻りして 「地元の新鮮な食材が食べれる」と わしの地図に書いてあった「道の駅・すくも」に向かう。西海町であれやこれや歩き回って腹が減ったしな。
・・・・どうみても普通のウドン屋にしか見えない「道の駅 すくも」 ちなみに2階が喫茶店になっていて 隣の小さい建物が海鮮料理を扱っている店だ。そのほかにも骨董屋とかお好み焼き屋なんかがあったが・・・・
どうもこの「道の駅」は 既存の店の前に駐車場とトイレを併設しただけのものらしいな。とりあえず3時頃だったんで飲食店もやっているのか休んでいるのかわかんなかったし 変な意味で敷居が高かったんで次の道の駅に向かう事に。
次にやって来た「道の駅・大月」
これは「ふるさと市」なんかもやっていて普通っぽかったな・・・
相変わらず平日の昼下がりなんで他に客など居なかったんだが 建物の2階にある喫茶のようなレストランのようなテナントで食事をすることに。
観光地価格でどれもこれもいい値段なんだが ここは黙ってカロリーの高そうな「カツラーメン」を注文。
ラーメンの上にカツが載っていて それでいて普通の叉焼も載っているというもので800円。味はまあまあ。
ついでにやって来た「道の駅・めじかの里 土佐清水」。
誰もおらず開店休業状態・・・・
そんなこんなで夕方の5時頃、四国最南端、足摺岬に到着♪ ちなみに後ろに立っている偉そうな人は この辺の有名人、ジョン万次郎だ。
ぞろぞろと展望台に向かって進む お遍路さんの集団・・・・
後ろのグループは見た目は普通だったが 先頭集団はちゃんと四国の88箇所めぐりをしている白装束集団だったぞ。
普段何をしている人たちかは知らんが こんな平日によく四国一周なんて回るヒマがあるよなあ・・・(←わしが言うな)
そういえば今日になって自転車でエッチラオッチラ回っている大学生風の若者なんかも見かけるようになってきたし 夏休みを利用してそういうことをする人も結構いるんだな、と感心したぞ。
あと そういう理由からか 素泊まりで3000円程度の旅館もけっこうあるんだな・・・一度利用してみたい気もするが・・・
右の写真は「足摺七不思議」のひとつ、「亀石」。たしかに亀にそっくりじゃ!
お遍路集団に同行しているバスガイドのお姉ちゃんはすごく美人でムラッと来たんだが 声をかける勇気もなく一人淋しく記念写真など・・・
で、今日の寝床なんだが 明日は四国カルストあたりを見ようかな~、と四万十川の上流にある大正町の「道の駅・四万十大正」を目指し 国道439号を北上。
国道439号は「これが国道か?」と思うような街灯も無い細い山道を延々と進むルートだったな・・・
対向車が来たらどうしようもない山道で 狭くて車が逆戻りもできないし
おまけに雨も降ってきたしオバケも出そうな雰囲気だったんで 泣きそうになりながら延々と10キロ近くもそんな無人の道を走覇・・・
ついに「道の駅・四万十大正」に着いたんだが みごとに淋しい場所で ここで一晩過ごすには わしの半クラッチの効いた心臓がエンストを起こす可能性が高いと判断。気が弱いし恐がりのクセに面白がって四国を逆周りに進んでいるからなあ・・・
交差している国道381号が多少マトモな道だったんで また高知の手前まで南下して「道の駅・あぐり窪川」に到着・・・
これは朝に撮った写真なんだが 四国に入ってようやくマトモな道の駅に出くわしたな。
ここは綺麗だし明るいし 何よりお遍路さんやらトラックの運ちゃんやらの一緒に夜を過ごす同志がいっぱいいるんで安心だ。
今日の寝床はココに決めたぞ。雨も降って気温が下がっているから窓を閉めても なんか快適に眠れそうだしなっ!
なんか「となりの高知市で 人を撃ち殺した殺人犯が猟銃を持って逃げ回っているから注意しろ」とかラジオの臨時ニュースでやっているが・・・・大丈夫かいな?
長崎といい沖縄といい、今回はわしが行く先々で殺人事件が起こるのは気のせいかな?ふふぅ~・・・
走行距離 | 357K |
出費金額 | (朝食として)菓子パン・ジュース・他・・・585円 ガソリン給油(36.01L)・・・4080円 西海有料道路・・・420円 (昼食兼夕食として)カツラーメン・・・800円 ジュース・・・100円 お茶・・・300円 計・6285円 |
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