さて、我が社の年末年始休みは昨日土曜日から1月4日の日曜までの9連休となるんだが、昨日は下関から萩の実家に戻る途中に「晋作の湯」でひと風呂浴びてスッキリした後に ちょいと実家に手土産でも買って帰ろうと山陽小野田市へ。
去年だったか 山陽小野田の銘菓「せめんだる」が復刻したという話題は知っていたんだが なかなか機会がなくて買うには至っていなかったのじゃ。今回はいい機会なんでその「せめんだる」を購入するために 厚狭の町までやって来たぞ。
しかし厚狭という町は新幹線の停まる駅でありながら なかなか来ることがないな・・・今回 久しぶりに駅前通りまでやって来たが(何年も前に「ダイナマイト羊羹」を買いに来て以来じゃなかろうか?) 駅前商店街を見てなんであまりここに来る機会がなかったのか 改めて理解したぞ。アルクやセブンイレブン マックスバリューのある十字路付近はまだ人の動きがあるけれど 駅前は完全に「かつての幹線道路」扱いだもんなあ・・・商店街も商店街のテイを成していないというか何というか・・・何でここに新幹線の駅が設置されたのか不思議でしょうがないぞ。
さて、復刻版「せめんだる」は そんな駅前から少し離れた国道沿いにあるパン屋さん、「極みの食パン 安都佐(あずさ)」さんが製造・販売している。
かつて「せめんだる」を製造販売していた「有限会社つねまつ菓子舗」がコロナの影響で廃業し それ以来 厚狭エリアでは最中を製造できる和菓子屋がなくなったんだとか。
で、小野田商工会議所の後押しでこの安都佐さんが当時のレシピに何とか近づける形で復活に協力することになったんだとか。
こちらがその「せめんだる」。10個入り1350円。
山陽小野田は今から140年ほど前に日本初の民営セメント工場が誕生し となりの宇部市の宇部興産(現・)UBEもそうだが小野田セメントも 山口県の、いや 日本の工業発展の一翼を担ってきた歴史がある。町名に「セメント町」とか「硫酸町」なんて付けられているのがその名残だな。
昭和初期まではセメントは樽に入れて運んでいたらしいが そのセメント樽を模したのが「せめんだる」というわけだ。
味は当時のものと比べてどうだったか、というのは 味音痴のわしには少しわかりにくいが・・・そもそも味を記憶するほど@「せめんだる」を食った記憶もないから仕方ないか。
ただ、サイズがこんなにミニマムだったか、という疑問は感じたな。わしがオッサンに成長したから相対的に小さく感じるだけかもしれないが・・・
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さて、今回 やって来た山陽小野田市厚狭駅前商店街なんだが 土曜日ということで銀行も農協も営業してなかったから余計に町全体が静寂に包まれていたが 一軒だけ賑やかそうな場所が。
それが駅前のラーメン屋「泉屋」さんなんだが、こんなところにラーメン屋があったことも今回初めて知ったな。
ちょうど昼時だったんで せっかくなんでここでラーメンなど食っていくことに。
この泉屋さん、夜は居酒屋もやっているようだが 店内は昭和レトロの懐かしい雰囲気。しかし食券は今風の自販機で購入するシステム。
わしは初見のラーメン屋さんでは大抵 その店の一番スタンダードなメニューをオーダーするが 今回はおそらく基本形であろう「泉ラーメン」(900円)をチョイス。
麺は細麺、中太麺、平打麺から選べるが 何も考えてなかったんで細麺をオーダーして その他のトッピングは無し。
カウンターの上には色紙がぎっしり貼られていて かなりの有名店・人気店って雰囲気が醸し出されている。ただ 山陽オートのおひざ元なんで 目の届く範囲の色紙のほとんどはオートレーサーのものだったから その方面の知識が皆無のわしなどは どの選手がどの程度の有名人なのかはわからず・・
唯一 どさけん氏のサインだけは判ったな。ま、サインも簡単で読みやすかったし・・・
こちらが「泉ラーメン」。
豚のゲンコツと長州鶏、数種の野菜を圧力鍋でギュッと凝縮させた濃厚なスープ。
器が小さいと感じたが なかなか濃くてうまかったな。チャーシューがけっこう力作だと思うが トッピングで追加する余裕のない60のオッサンは悲しいぞ。
美味しゅうございました♪
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