さて、九重トレッキングを終えたわしは とりあえず汗を流して筋肉をほぐすために温泉を目指して玖珠の町へ向かったんだが、
途中に「惚れ地蔵」なる看板が・・・
あるのは随分前から気付いていたんだが 気になってはいたものの今までスルーしてきたのだ。
今回は時間的な余裕があるんで 少し拝んでいこうかの。興味あるネーミングだし。
で、こちらがその「惚れ地蔵」様の祠。
後ろに「おりん」と書かれた木札が貼られているが・・・地蔵には見えないがこの石が「惚れ地蔵」なんだろうな。
布をめくるとこんな感じ。
「これはもしかして 石の形状そのものがポイントなのか?」と思ってしまったが・・・
たぶん その可能性も大いにアリだと思うんだが、この石を削って好きな女性の下駄にその削り粉を振りかければ恋が成就する、という言い伝えがあるらしい。
まあ、元になった伝説というのは悲恋の話でハッピーエンドではないんだが、それはともかく 削っていったからこの形になったのか この形になるように削られていったのか・・・
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で、やって来たのは玖珠町の街中にひっそりと佇む「アサダ温泉 ひまわりの湯」。
アパートとコイン精米所、コインランドリーの駐車場の奥、というか 裏というか 通りから隔離された一角にあるんで入り込まないと見つけることが出来ない まさに「隠し湯」というべき存在の銭湯じゃ。
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玖珠温泉 アサダ温泉 ひまわりの湯
大分県玖珠郡玖珠町塚脇441-2
泉質 :単純線 PH 47℃
効能 :神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺など
営業時間 :10:00~22:00
料金 :300円
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入浴券は自販機で購入してそのまま券入れの箱に投入する無人システム。
わしが訪問した時は先客のオッサンが一人いて その人が半身浴で微動だにせず かなり粘ったんだが ず~っと浴槽の縁に佇んでいたんで 浴室の撮影はできなかったな。
そんなわけでこの画像は大分観光情報公式ガイドさんのHPより無断借用じゃ。
脱衣所も浴室も簡素で広さもないが清潔で綺麗。浴槽は4人くらいでいっぱいのもので 透明で肌触りも柔らかい どことなく上品なお湯が掛け流しで使われている。
なんでもここでアパートやコインランドリーを経営している浅田さんが平成13年に掘り当てた温泉、ということじゃ。
個人で掘り当てたものなんで おそらくそんなに本格的な調査とか大々的な資本の投入はなかったと思うんだが、掘れば温泉に当たる可能性が高い土地柄って羨ましいよなあ・・・
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